北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.12.11 『沙流山』(さりゅうやま・213m) 送電線下を登る
11日(土)の午前中『主辺山』下山後、
国道237号線を平取町振内まで戻り、
「沙流川」に架かる「池売橋」を渡って、
道々797号線に入った。
それを貫気別方面に走り、
「沙流川」から離れて「オコチナイ川」に沿って登りだし、
上空に送電線が見えた地点で、
すぐ左手の林道に入る。
そしてその入り口が駐車地だ。
「沙流山」は「さりゅうやま」と読み、
「沙流川」や『沙流岳』のように「さる」とは読まない。
この直前に登った『主辺山』の東隣りに位置し、
登路で『主辺山』が間近に見える。
「沙流山」に取り付くため、
この林道入り口は絶妙な位置にある。
駐車地から道々を渡り、
そのまま「オコチナイ川」に下った。
水量の少ない沢でHiromiが、
ドロドロになったスパッツを洗い、
水切りのため木の枝にそれをかけて尾根に取り付いた。
その尾根には上空を走る送電線の、
保守管理のために作業道がつけられている。
これを昨年発見し、
初登のこの時も楽に登ることができた。
作業道は送電線に沿って、
忠実に上へと伸びていく。
ただ倒木が邪魔をする場面があるものの、
この辺りは背の低いミヤコ笹に覆われているため、
どこでも歩ける状態だ。
それがまた楽しく、
Hiromiの口から「面白いねえ!」と発せられた。
また作業道が複雑に発達しており、
もう廃道にはなっているものの、
まだ十分利用できる。
Co.210で送電線の鉄塔に達すると、
目の前に目指すピークが現れる。
そしてわずかな笹漕ぎで、
四等三角点「沙流山」。
三角点ピークからは、
木の間越しにしか展望が得られないが、
送電線の鉄塔まで戻ると、
送電線が伸び行く方向の風景が良く見える。
西隣りの『主辺山』も確認できた。
鉄塔の基部で簡単な昼食を摂り、
下山は登路のルートをそのまま下った。
そして「オコチナイ川」に下り、
Hiromiのスパッツを回収。
あとは道々まで登り返すだけだ。
ところがこの斜面には、
不法投棄された電化製品他が、
あちこちゴロゴロと放置されている。
いつも思うことだが、
どうしてこういうことをして、
心が痛まないのかねえ?
「自分さえよければ」、
という輩がこの辺りにもいることに失望する。
そんな嫌なものを随分と見せられて道々に上がり、
目の前の駐車地へ。
まだ13時を過ぎたばかりなので、
もう一つ行きましょう!