北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.12.22 『馬追山』(まおいやま・273m) まだツボ足で楽しめた
今日まで出勤の予定だったが、
年末の仕事が昨日の午前中で全てかたずいた。
それで昨日の午後掃除をして、
15時には解散となった。
いつも予定より一日早く休みに入る勤め先。
だから居心地がいいのよねえ~
そして今日から15連休となる。
全く楽なもんだぁ~
しかし、もう67歳なんだから、
気楽にいかないとねえ・・・
今日から有り余る時間があるので、
あちこちの山に出かけたいが、
燃料費を計算しながらの行動となるので、
原則は近場で遊ぶことにしよう。
私は同じ山に何度登っても構わないので、
どこででも楽しめる。
そんな中で今日は「馬追丘陵」に出かけた。
我が家からは30kmほどなので近い。
「馬追丘陵」の遊歩道は、
北の「長沼スキー場」から始まり、
『長官山』(254m)、『馬追山』(静台・273m)のピークを経て、
南は道々「夕張~長沼線」に下降して終息する。
総延長は約10km。
数年前にこれをHiromiと往復したことがあった。
今朝長沼町東十一線北の、
道々脇入山口に向かった。
積雪は少なくハイエースの腹を、
若干擦っただけで駐車地に入ることができた。
9時20分、ツボ足でスタート。
まだツボ足で十分だった。
そしてすぐ広大な伐採地に出る。
そこに以前はなかった、
立派な表示板が立てられていた。
「天皇陛下即位記念分収造林」。
難しいこと書くねえ。
こんな難しいことを書いて、
ここを通る人々に見せつけて、
何かになるのかねえ?
それに天皇陛下の即位記念て、
別に即位に関係なく伐採、造林事業はなされると思うんだが。
広大な伐採地の風景はいい!
今年もこんな風景を随分目にしてきたなあ。
前を見たり後ろを振り返ったりしながら、
美しい風景を堪能する。
またこの時点では青空が広がって、
陽の光が美しさを際立たせる。
伐採地を過ぎると長い尾根の頭に直線的な遊歩道が続く。
これは狭い尾根なので、
東と西両方の風景を見ながらの歩行となる。
東は南空知の田園風景が、
西には長沼町やすぐ麓に点在する民家が見える。
この「馬追丘陵」の西側は、
一種のリゾート地に近いものがあり、
風景の良い山肌に移り住んだ人々がいる。
以前Hiromiがこの辺りに家を建てたい、
と言ったことを思い出した。
直線的な尾根上に続く遊歩道は、
Co.280でこのルート中の最高標高点を迎え、
そこから下降しながら左手に、
航空自衛隊の基地を見ることになる。
基地とは有刺鉄線付きのフェンスで隔てられている。
一部基地内を目にできるところがあったが、
人影は見られなかった。
遊歩道は一旦林道に合流し、
幅の広い林道歩きとなる。
そして「馬追の名水」入山口から上がってきた人々の、
トレースと合流する。
人の気配を感じる山に登るのは、
ずいぶん久しぶりな気がする。
この後一人の年配者とすれ違ったが、
今日出会ったのはこの方だけだった。
林道からまた狭い遊歩道に入る。
この林道をそのまま下って行くと、
旧「馬追温泉」東側約1kmの地点にある、
国道脇の林道ゲートに当たる。
遊歩道はアップダウンを繰り返し、
最後は急登でピークに上がる。
10時50分、一等三角点「馬追山」(まおいやま)。
この三角点は「静台」と呼ばれているが、
地理院地図にその表記はない。
三角点の標石には雪が積み上げられていた。
また、唯一展望が開けた西側は、
有刺鉄線付きのフェンスで遮られている。
これが気に入らない。
艶消しでどうも好きになれない。
従ってこの山もいつまでたっても馴染めない。
このピークの北の『長官山』の方がはるかにいい。
「馬追山」で長居はせず、
すぐ復路に入った。
だんだん雲が厚くなり、今にも雪が降り出しそうだ。
淡々と歩き続けて最後の伐採地手前で、
いつものように簡単な昼食とした。
そして広い伐採地を下っていると、
とうとう雪が降り出した。
12時25分、駐車地。
久しぶりのこのルートは、
軽い雪の中の歩行でなかなか楽しかったなあ。