北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.12.17 『坊主山』(栗山・168m) 雨のような雪の中で
昨日は起きると湿った雪が降り出したところだった。
それで短い行程の山歩きをするべく、
栗山町の桜山地区に向かった。
歩きなれた林道で雪景色を楽しむつもりだった。
「桜山池」に着いて準備をしていると、
車が一台やってきて、
運転席から男がこちらをジロジロ見ながら行った。
ハンターだ!
ハンターに先に入られてしまっては、
どうにも足が向かない。
そこで移動して直近の『坊主山』に登ることにした。
湿った雪が降り続くコンディションでは、
まあどこに登っても違いはない。
今年二度登った栗山町の『坊主山』だが、
ニ度とも東側の作業道から、
伐採地に出て登った。
それを今回は南側の町道から入ってみることにした。
町道脇によい駐車スペースも見つかった。
そして古い作業道があったので、
それにのってみた。
すると間もなく伐採地に出た。
そこには伐採後植林された、
トドマツであろう苗木に印がつけられていた。
最近は伐採しても、
そこに植林する費用がないため、
そのまま放置される山があると聞く。
狭い伐採地はすぐに終わりとなり、
その向こうで農道に出た。
そして辺りには広い畑が広がる。
なかなかいい風景じゃないか!
広い風景の中で前方に『坊主山』の頂上部が見えている。
農道から畑脇の作業道へ。
そして藪漕ぎで上部の伐採地に上がった。
この地点で東側からのルートと合流した。
少々針葉樹林の中の作業道を歩いてみた。
西側の樹林が切れて、
栗山町の田園風景が見渡せないものか、
と期待したのだが、
針葉樹林の中に展望が得られる部分はなかった。
そこですぐ上のピークに上がった。
するとこれまで気付かなかった碑を見つけた。
碑には「桜山神社本殿跡」と彫られている。
こんなところに神社なんかがあったの~っ!?
そしてそのすぐ脇には、
ニ等三角点「坊主山」だ。
そばの木に立派な私製標識がつけられていた。
製作者がどなたかは存じ上げぬが、
誠に立派な標識だ。
下山は一旦東側の伐採地に出て、
広い伐採地やその向こうの田園風景を楽しみ、
登路の農道に戻って駐車地に下った。
湿った雪は弱いながらも、
降りやむことはなかった。