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2021.12.24 『宇佐美』(194m)  歩きなれた林道で雪景色を楽しむ

 メリークリスマス!

全然関係ないけどねえ~

 今日は朝から迷走してしまった。

早朝除雪車が走り回り、

家の前にどっさりと固雪を置いて行ったので、

まずそれをかたずけて、

久しぶりに樺戸山地に向かって車を走らせた。

さっぱり晴れない樺戸山地方面だが、

今日は午前中降らないとの予報を受け、

そうした行動に出た。

ところが実際に向かう樺戸山地は、

黒々とした雪雲の中だ。

樺戸山地の南端である当別町の山でさえ何も見えない。

それで途中大きく方向を変えて、

栗山町に向かった。

そちらは青空が広がっていた。

そして栗山町継立から「伊藤の沢林道」に入ろうとした。

ところが林道には多くのタイヤ痕が続く。

ハンターだ。

ハンターの車が複数台入山している。

それではとても足が向かないので、

その近くの「桜山池」に移動した。

そこには古いワダチがあるものの、

この時点では入山者なし。

 「桜山池」を大きく周る周遊林道を歩くのだが、

積雪期は初めてなので楽しみなところだ。

 エゾシカの防護柵を越えて林道に入る。

今日もツボ足だ。

スノーシューだとまだ地面が凍り付いていないので、

フレームが濡れた雪でダンゴ状態になってしまう。

古いワダチを歩くのは楽だが、

時折ズルズルと泥に足を取られる。

札幌市民生協の植樹地帯を過ぎると、

突然深くて新しいワダチが現れた。

大型クロカン四駆のタイヤ痕だ。

それが前方からやってきて、

その地点で引き返して行っている。

エゾシカ猟のハンターだろうが、

そなんところにエゾシカなぞいない。

 深いタイヤ痕は間もなく、

別の林道を戻って行っていたので、

改めてラッセルをすることになった。

しかしそれは長く続かず、

「栗山ダム」方面から上がってくる林道との合流点で、

突然除雪されていた。

ブルドーザのキャタピラ痕が残っている。

こりゃあ楽ちんだ!

奥で伐採作業が行われているのだろう。

 きっちり除雪された歩きやすい林道から、

左手の小高いピークに登り、

三等三角点「宇佐美」

再び林道に下って先へ進む。

すると間もなく右手の西側に伐採地が広がり、

空知平野とその向こうに「馬追丘陵」が見える。

その後一旦左手の東にも伐採地が広がり、

そこからは夕張の『冷水山』(703m)や『鳩ノ巣山』(622m)が、

なかなか近い距離に見える。

 除雪された路面をスパイク長靴で歩くのは快適だ。

また右手に現れた新たな伐採地を眺めながら歩いていると、

何やら機械音が聞こえてきた。

それはこの除雪の主であり、

新たな伐採作業の音だった。

重機が何台も斜面で作業をしている。

また、行く手を木材の集積作業で阻まれる場面もあり、

しばし作業が終わるのを待って、

ショベルカーのアーム下を通過。

そうした伐採作業を目にするにつけ、

「今度生まれ変わったら林業だ!」、と思い描く。

こんな素晴らしい風景の中で仕事をするのは最高だ!

 伐採作業の風景を見た後は、

除雪されていない「桜山1号線」に入り、

送電線下まで歩く。

そして最後は送電線下を下って「桜山池」に下り立った。

その後は水のない「桜山池」の風景を眺め駐車地へ。

この周遊林道は2時間半の行程だった。

除雪された林道歩きが多かったので早かったが、

それにしても2時間半にしては、

随分盛り沢山で楽しい林道歩きだ。

 

 

 

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