北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.12.25 『笹山』(183m) 突然ヤグラが現れた!
土曜日の午前中「芽奈野」を下山後、
少し戻って「高丘神社」の広い空き地に駐車し、
最短距離で「笹山」に登ることにした。
町道を渡り畑の中へ。
エゾシカの防護柵があったが、
わずかな隙間からすり抜けた。
そして「パンケ沢川」へ。
これを渡渉して尾根に取り付くつもりだった。
ところがこの川は予想以上に水量が多い。
しかし氷っている。
それで氷にのって渡ろうとした。
ところがそろりそろりと、
2~3歩を進めたところ、
ピシッ!
氷に亀裂が走った。
おっと危ない!
すぐに戻って別ルートを探すことにした。
地形図を見直すと、
更にもう少し厚真方面に戻ったところに、
川を渡る農道らしきものがある。
すぐに移動して橋を渡り、
農道脇に駐車した。
目指すピークはすぐ目の前に見えている。
農道を少し歩くと突き出た尾根が現れるので、
それに取り付こうとしたが、
びっしりエゾシカの防護柵が張り巡らされていた。
こりゃあ困ったと思いつつ先に進んでみると、
ロープを緩めるとわずかだが、
人ひとりが通り抜けられる隙間ができた。
ザックやストックを先に入れ、
何とかこの身体も通り抜けることができた。
そして小沢沿いに伸びる古い林道があったので、
それにのって先に進む。
林道と言うより林道跡は、
ジグを切るように大きく方向を変えたので、
それをショートカットするように尾根の頭に上がった。
あとは尾根筋を忠実に登っていく。
途中木の間越しに麓の風景が見える。
ピークを目前にして驚いた。
なんとそこにはヤグラが建っているではないか!
簡易的な展望施設か?
しかしそれは古く、
錆びだらけで折れたパイプがぶら下がっている。
とても登れたものではない。
そして三角点標石を探すと、
それはヤグラの真下にあった。
こんな三角点も珍しい。
私の登路とは逆方向から伸びてくる、
地形図にはない林道が確認できたが、
いったいどこから登ってくるのか?
下山はそのまま登路のルートを下った。
また狭い柵の隙間をすり抜けて農道へ。
それからのどかな雰囲気の田園風景を眺めながら駐車地へ。
未踏の三角点ピーク二つは、
なかなか面白く景色もよかった。
この後安平町追分に走り、
「ぬくもりの湯」で汗を流した。
「ぬくもりの湯」はいつも空いていていい。
この日も入浴客は、
私のほかに年配の高齢者一人だけだった。