北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.4.3 『十万坪』(291m) 北の尾根からピークを目指す
日曜日も新型コロナワクチン3回目接種二日後、
ということで様子見登山。
Hiromiが接種後運動をして、
血栓で突然死した人がいる、
などと言うものだから慎重になる。
そこで選んだのが、
当別町の三等三角点「十万坪」。
この山は当別ダムに隣接し、
通称「ふくろう山」と呼ばれている。
昨春藪と雪渓で登っている。
ヤマッパーの聖地のような山で、
いつもヤマッパーがあふれている気がし、
当別ダムから登る気にはなれない。
それで今回は先日『東望来山』に登った際に利用した林道に入り、
途中で林道を離れて尾根筋を登ることにした。
この度は林道手前、
「小松の沢橋」そばの歩道に駐車した。
歩道上ではあるが、
人が歩くことはまず考えられない。
8時30分、スノーシューを手に持ち、
「小松の沢橋」を渡って林道に入った。
そこでスノーシューを装着することにしていたのだが、
あれっ!?
雪が締まってツボ足で歩ける!
この一週間で寒暖を繰り返し、
足下の雪が程よく締まっていた。
ただ、ルート上で雪が腐った場面も考えられるので、
スノーシューをザックに固定して進むことにした。
感触の良い雪面をツボ足で歩くのは気持ちがいい。
つい足が速くなるのだが、
「様子見登山」と自らに言い聞かせて、
極力心拍数を上げぬようゆっくり歩く。
しかしHiromiは私をいたわってくれたことなぞ忘れ、
スタスタとどんどん先を行く。
林道は入り口から約1kmほど歩いた地点で、
「小松の沢川」に架かる、
これもまた「小松の沢橋」を渡る。
この後少し進んだ地点で、
目の前の尾根に取り付くと早いのだが、
せっかく初めて足を踏み入れる林道なので、
その先へと林道を進むことにした。
林道は大きく蛇行し、
120で送電線の下に出た。
前方の『阿蘇岩山』方面が、
広く刈り払われている。
林道はしばらく送電線に沿って伸びる。
そしてそこからは一週間前に登った、
『東望来山』の山並みがすっきりと見えていた。
林道が送電線から離れるころ、
尾根の頭に上がって地形図上の「200m標高点」を踏んだ。
そこからは南に伸びる広い尾根を忠実に辿る。
そして210で東に伸びる尾根に乗りかえる。
ほぼ90度左に曲がる形だ。
一旦少し下った地点にピンテが付けられていた。
それに黒マジックで「2022.3.18」と書かれていた。
迷う心配のない一本尾根。
何の目的かはわからないが、
付けたら回収して下りなきゃ!
残置するということは「ゴミを残す」ということだ。
やがて傾斜が出てきて、
北側の樹木の切れ間から「ふくろう湖」が見渡せる。
更に若干高度を稼ぎ、
10時30分、三等三角点「十万坪」(ふくろう山)。
そこには3名の女性登山者が先着していた。
人のいない山ばかり登っているので、
山で人に出会うのは、
いったいいつ以来だろう?
女性たちとしばし談笑。
するとやはり3人ともヤマッパーだった。
中には「私も連れてって下さい!」、
と言う積極的な女性もおり・・・
下山は登路で踏んだ「200m標高点」まで戻り、
そこから駐車地に向けて下降尾根を下った。
これもまたなかなかいい尾根で、
直前に登った「十万坪」のピークが見えたり、
「ふくろう湖」を見渡せたりして飽きない。
そして12時10分、駐車地。
天気予報で「晴れ」と言っていたが、
結果は一貫して「曇り」。
楽しい行程だつたが暗かった。
ワクチン接種後の「様子見登山」ではあったが、
二日間十分楽しめたと、
帰ってHiromiと「反省会」!