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2024.11.9 『虚無僧山』(コムスヤマ・198m)  青空と黄金のコントラスト!

 11月の第二週土曜日にむかわ町と厚真町で、

黄金色に染まるカラマツの風景を楽しんだ後、

厚真町富里と幌内の間に位置する、

「虚無僧山」へと向かった。

この山には今年二度登っており、

周辺にカラマツの林が多いことを認識していた。

おまけに「虚無僧山」の麓に着くころには、

上空を覆っていた雲がどこかへ去ってしまっていた。

 道々からエゾシカの防護柵ゲートを開けて、

伐採地の作業道に入った。

そしてすぐ駐車。

するとそこから既にカラマツが、

青空と黄金色のコントラストを創り出していた。

 歩き始めると、

前回訪れた時に刻まれていた、

深い雨裂が作業道にそのまま残っていた。

しかし、左前方を見ると、

伐採地の様子が違う。

なんだかきれいになっていた。

更に進んで行くと、

その様子がはっきりした。

伐採地に草刈りが入り、

無駄な伐木がきれいに片付けられていた。

そう言えば、

作業道に入った際、

大量のゴミが山積みされていた。

 広い伐採地は実に気持ちがいい!

そこにこの数日前に降った雪が残っている。

そして黄金色に輝くカラマツ!

いやあ、ここに寄って良かった!

 美しい風景を眺めながら、

ゆっくり登って行きたいのだが、

前を行くHiromiにそんな優雅な心はなく、

ただマイペースで登って行く。

Hiromiがマイペース、

と言うことはつまり、

後ろを行く私との差がどんどん広がって行く、

ということだ。

 最初の伐採地から、

一旦短い樹林の中に入り、

昨年伐採された二つ目の伐採地に入ると、

周囲のカラマツ林が更に美しさを増した!

青空の下に続く黄金色のカラマツ林!

これよ、これ!

これを見たかったのよ!

本当にここに寄って良かった!

 最後は伐採地の急斜面を登ってそのピークへ。

ここもその奥にある三角点は省略だ。

小春日和の本当に穏やかな中で、

美しい風景を眺めながら、

いつもの簡単な昼食とした。

 昼食後は、

美しい風景の中に、

吸い込まれるように下って行った。

そして駐車地へ。

この日はカラマツ狙いで動いたが、

狙いを外すことなく、

きっちり射止められたことに満足し、

誠に満ち溢れる豊かな気持ちで帰途に着いた。

いやあ、いい日だったねえ・・・

 

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