北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.11.2 『御園北』(ミソノキタ・195m) もう紅葉も終わりだ~
11月の三連休初日、
夕張で名残の紅葉を眺めて、
どうも不完全燃焼的な気分が残ってしまったので、
今一度素晴らしい紅葉を眺めて、
今シーズンの締めくくりにしようと考えた。
それで栗山町御園地区まで戻り、
「伊藤の沢林道」入口に向かった。
「伊藤の沢林道」は、
この前週「御園山」を目指す際に利用したが、
ヒグマとの接近で撤退していた。
この林道の入口に廃屋と倉庫がある。
ここの住人が去ってから久しく、
大きな倉庫が年々荒れて行く。
また倉庫前は広く、
そこにとんでもない輩がやってきて、
不法投棄し放題だ!
そんな不法投棄のそばに駐車させていただく。
駐車は車をハイエースからフィットに換えて、
小さくなったことから、
気持ちが楽になった。
「小さいからそんなに迷惑じゃないだろう」、
という勝手な判断ではあるが。
余談だが、
燃費もハイエースより格段に良く、
この点もひじょうに気持ちが楽になった。
この年齢、経済力で毎年車検、
燃費が10km/ℓのハイエースを維持していくのは難しい。
もう使い勝手より、
まず燃費を考えなくては!
駐車地をスタートすると、
その向こうに見える風景は、
早速紅葉だ!
そして林道に入って行くが、
明らかに紅葉が終わりを迎えつつある。
木々には黄色い葉が少なくなり、
遅くに色付く赤いモミジが主流となっていた。
「伊藤の沢林道」を1kmほど歩き、
左手の作業道に入った。
この奥に伐採地があり、
その風景が好きで、
何度も訪れている三角点ピークだ。
この山行では、
作業道の入口付近の紅葉が一番きれいだった。
まだしっかりとモミジの葉が木々の枝枝に残っていた。
そして作業道を進み、
伐採地の中を登って行く。
ここは伐採されて数年が経過している。
そのため以前は障害物がなく、
楽に歩けたものだが、
今は雑草が濃くなって、
それをよけて歩かなければならない。
と言うのも、
アザミをはじめとした、
トゲのある植物が多いからだ。
トゲのある植物と言うのは、
どうして荒れ地に繁殖するんだろうね?
作業道を登って行くと、
前方にトドマツの林が見えてくる。
天を衝くように、
まっすぐ伸びたトドマツが林立する光景は壮観だ!
そして振り返ると、
山々の紅葉色はわずかに残るばかりで、
葉を落とした木々の枝が、
山肌を白っぽく染めている。
やはり今シーズンの紅葉は、
これで終わったんだと、
納得させられる瞬間だ。
伐採地のピークに立ち、
その奥の林の中にある三角点ピークをカット。
簡単な昼食とした。
標高の低い里山ではあるが、
手軽に登れて景色がいい!
手製サンドイッチを頬張り、
カップ麺をすすりながら、
気に入った風景を堪能し、
下山を開始した。
下りながら目にするカラマツの幼木が、
細い葉を黄緑から黄色に染めつつある。
よし、今度はカラマツの紅葉を楽しもう!