今回はちょっと硬い内容ですよ。
先日、みんなの党を離党して結成された結いの党。
江田憲司さんが代表で結成されましたが、とりあえず政党助成金目当てでこの時期の結党ってのはわかりました。
何をするにもお金は必要ですからね。
でも、国会内で活動するにはそれなりのコネと地位ってのが必要らしく、それにはみんなの党から正式に離脱が認められないと各委員会での活動は制限されるらしいです。
この人、渡辺好美さんの承認がないと無理ってことらしい。
たしかに離党していった議員の多くは比例代表選出でいわば「みんなの党」で選出された議員といってもおかしくはありません。
んで、今でも離党は認めないやらでもめてるわけです。
議席を返上(議員辞職しろ)とかで。
私は元々、このキャラの濃い二人がやっていくのは難しいだろうなと思っていたので、別れるには当然と思います。
どちらも人の下について我慢できるタイプではありませんからね。
あとは二人ともさほどお金を持っていない。
何か商売をするにもグループ立ち上げでも先立つのはやはりお金
そう考えると民主党を立ち上げた鳩山由紀夫
生活の党などをたちあげた小沢一郎
この二人はやはり常道を踏んだいわば当たり前のことをやりながら新党を結成したのだなと思います。
それはついてくる子分を路頭に迷わせないように配慮できるだけの資金力があったわけですから。
人の上に立つトップってのは、どんなに理想や理念があっても最低限の保障を部下にしなくてはいけません。
それは当面のメシは保障するってことです。
かの三国志の劉備や曹操もそうです。
彼らが一番にやったことはまず「メシ」の確保です。
それは劉邦も同じ
みんなの党を立ち上げて選挙をした時、たしかいくらかは候補者持ちで選挙をしていたと聞いてます。
そして現在の結いの党も多少は各議員がお金を持ち寄って党を運営しているようです。
これはかなり大変だと思いますよ。
私は以前に二度ほど会社立ち上げに立ち会うことがありました。
一度目はうまく融資等がついたので、給与に遅配もなく生活できましたが、二度目は2ヶ月程度は給与なしなどは普通でしたから、お金がないことを嫌というほど味わいました。
お金が出ないとなると、その下についてる人々は自由を求めます。
それは当たり前で、仕事して稼いでいるのに報酬が遅れるのですから経営に対して自分達も言わせろとなるのは当然です。
結いの党もおそらくそうなるでしょうね。
我慢して得られる報酬が見えてこないのですから。
政治活動はどうしてもお金がかかります。
それをどこまで我慢できるかですが、たぶんサラリーマン化している議員では難しいでしょう。月々に支払われる歳費で行動してしまうでしょうから。
これは我々も同じですけどね。
やっぱり毎月、決まった給与はほしいですしね。
結いの党やみんなの党はどこまで頑張れるか微妙ですね。維新もそうですが、いわば打算で結成されている面が強い政党ですから。
次は外交関係。
安部首相が靖国神社参拝されたようですが、あいも変わらずに隣国の二つの国がガーガー言っているようです。
テレビをつければ「中国はー、韓国はー」と相も変わらないスピーチでアナウンサーがしゃべっているのですが、それではその他の国はどうなの?と。
アメリカで懸念が・・・という報道もありますけど、その懸念ってどのくらいアメリカでは多いの?と。
そもそも世界ってその3ヶ国しかないの?と。
テレビも新聞もそうですけど、世界っていうと大体この国々を挙げますけど、それは世界に対して失礼ではないのかと思います。
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YouTube: 堺雅人 × 市村正親 × softbank × 半沢直樹 CM×4Ver.
この動画で市村正親が発している「どうせ都合の良いデータでしょ」はマスコミの世論調査ってやつにきつい皮肉です。
本当に世界が日本の首相の靖国神社参拝に反対しているのでしょうか?
たとえば、中国(中華人民共和国)でも反対している人は純粋にどれだけでしょう?
韓国はある意味で洗脳のようになってますので参考にするのは難しいでしょうけど、それ以外の国はある意味で素直な結果が出ると思います。
たぶん、興味すらないと思いますよ。
それに乗っかる外国政府もですが、日本のマスコミや知識人はもっとひどいと思います。
彼らに責任追及がないのでこのような発言もあるのでしょうけど、たとえば責任を問う法律等があればここまで簡単には発言しないと思います。
私は別に発言の自由を制限したいとは思ってませんが、あまりにも自国に対する非難が多いなと思うのです。
それが日本の外交を損なうことを理解していないのに。
政治と外交のニュースを観るたびにいつになったらこの国は本当に目覚めるのだろうと思う今日この頃です。