今日は、夏日になる予報です。
北に向かい、標高を上げれば、季節を巻き戻して、まだまだ
早春の花が見られますが、今回は、反対にもう初夏を迎えている
だろう、房総の里山を歩きに出かけました。
ストローハットに薄手のシャツ、お茶は2?用意して
もう、夏の井出達です。
里山に水田、沼が点在し、田んぼを、奥に進むと、お宮様があり
里山に、通じてます。
谷戸というのでしょうか。
子供のころの田舎の風景が、房総には、まだまだ多く
残っています。
今日は、そんな風景の中、花を探しながら一日歩こうと思います。
集落を過ぎて森の中に入っていくと、新緑に包まれ
ウツギ、カマツカ、などが咲き始めていました。
草花では、タンポポが目立つくらいです。
ニリンソウは、もう終わっていました。
カントウタンポポかな?
これといって、目を細めるような花には会えませんが
時々、はっとする、ホタルカズラの青の美しさに
気分もリフレッシュ。
以前は、信州のような寒冷地に多く咲くと思っていましたが
ここ房総にも、多く自生しています。
山道になると、マテバシイ、シュロ、カラスザンショウなど
房総ならではの樹が目立ち始めます。
この周辺の山、以前に訪れた時、ランの香りが、とても漂って
いましたので、林床の奥や苔むした樹の上など
最大限に目を光らせているのですが、どうも
今日は、当てが外れたかな・・・・・・
コクランの葉も多く、いい雰囲気ではあるのですが
何時間、探しあるいても、お目当ての花は見つからず。
毛虫が、やたらと目につくので、あまりガサガサ入るのは
もう、止めて、ふらふら散策路を歩いていると
エビネの群落が目の前に・・・・
丁度、見頃のようですね。
昨年に見つけた、エビネの群生地は、人里離れた
おおよそ、人など来る場所ではありませんでしたが
こんな、道沿いの目立つ場所に、生き残って
いたのは、とても嬉しいですね。
ちょっと心配ですが、どうか長生きしてください。
これは、まだ望みアリ・・と周辺を探すも
汗ビッショリ になり
足が吊りそうになるだけでした。
今日は、日が暮れるまで、這いずり回って
探すパワーはないので、里を歩きながら、のんびり散策して
戻りました。
途中、農作業の年寄と立ち話した後
フキが食べ頃だから、もっていけ・・と言われ
縁了なく、お土産に頂いていきました。
4月17日