キバナノアツモリソウ、もう咲いているかな・・・
寒気の影響で、不安定な天気が続いていますが、今日を逃してしまうと
また、来年まで見ることができなくなってしまうのでは・・・・
そんな思いで、夜中に起きて、雷雨の中、車を走らせます。
早朝、ようやく目的地に到着しました。
このあたりも、雨が、ずいぶんと降ったようですが
どうやら、雨は上がり、霧が立ち込めてヒンヤリしています。
準備をして、5時出発。
帰りは、夕方頃になると思います。
歩きはじめると、ショウキランが咲いていました。
雨で少し傷んでいますが、咲きはじめを見られて、嬉しい。
森全体が水を含み、土は、ぬかるんでいて歩きづらいです。
今日の長い行程を考えると、憂鬱になりますが、深い山の中に
ひっそりと咲いていると思います。
こんなに急傾斜の道、アイゼンでも付けないと、登れないのでは?
と思うほど、ぬかるんで滑りやすい・・・・
木の枝、笹などを掴んで、全身の力で登ります。
濡れた笹や草むらを漕いで行くのは、正直、途中で心が折れそう
にもなりますが、疲れて腰を下ろした時、周りの景色が、ほんとうに
山深く、大きく深呼吸すると、そんな中に、一人自分がいるのが
なんともいえない不思議な
気分です。
今日は、泥だらけで途中途中、カメラを出すのも、気がひけましたが
こうやって、少し休んだ時、周りに咲く花だけは写しました。
ミヤマカラマツ、ヤマオダマキ
ミヤマカラマツは、よく見かけますが、毎回、必ず写したくなる花です。
標高が高くなると、雪田も残り
周りには、サンカヨウ、シラネアオイなどが咲いています。
辛い登りも、一息つきました。
そんな中で、濡れた草むらの中に、ようやく1株咲いて
いるのを見つけました。
オオバギボウシ、ニッコウキスゲなどの夏草の茂みの中を
気を付けながら歩いていると・・・
やっぱり、中に隠れていました。
草むらの中を、カメラで覗いて見ます。
斜面に咲いている群落も・・・・
6月25日