・・・・前回の続きです
時々、上を見げながら登っていた時でした。
モミかツガだったと思いますが、高い枝に何か着生しているような
一本の大木がありましたので、さっそく双眼鏡を取り出して見てみました。
時々、上を見げながら登っていた時でした。
モミかツガだったと思いますが、高い枝に何か着生しているような
一本の大木がありましたので、さっそく双眼鏡を取り出して見てみました。
何本かの枝にカシノキランのような葉が見えます。
よく似たシダ類もあるので、しっかり観察していると、たしかにシダの仲間もありますが
この株には、着生ラン特有の一本の根が見えますね。
葉っぱの感じは間違いなくカシノキランの雰囲気です。
この株には、着生ラン特有の一本の根が見えますね。
葉っぱの感じは間違いなくカシノキランの雰囲気です。
ここの株も、一番下の株に着生根が見られます。
きっとカシノキランだと思います。 やったね房総で2ヵ所目です。
着生してから年月がたっていない若い感じです。
この株の花が咲いたら、三脚、望遠レンズを持ってこないとだめでしょうね。
さい先良いので、これから先も何か期待できそうです。
次の週に再び確認したところ、この株はカシノキランではありませんでした。
たぶんヒメノキシノブか何かの羊歯の仲間でした。
きっとカシノキランだと思います。 やったね房総で2ヵ所目です。
着生してから年月がたっていない若い感じです。
この株の花が咲いたら、三脚、望遠レンズを持ってこないとだめでしょうね。
さい先良いので、これから先も何か期待できそうです。
・・・・追記
次の週に再び確認したところ、この株はカシノキランではありませんでした。
たぶんヒメノキシノブか何かの羊歯の仲間でした。
だいぶ登ってきました。 周辺の森を見下ろすと、とても山深い森の中へ来た感じがします。
畏怖の念を抱くような森の風景です。 太古の時代から変わらず現在に至っているのでしょうか・・・・
こんな深い森に到達するとは思っていませんでした。
やっと稜線に着いたようです。
畏怖の念を抱くような森の風景です。 太古の時代から変わらず現在に至っているのでしょうか・・・・
こんな深い森に到達するとは思っていませんでした。
やっと稜線に着いたようです。
尾根の上ですので陽射しは注ぐのですが、森の中はシットリしています。
シダが多く、樹にはマメヅタやコケがいっぱい着生している・・・・・
以前にカシノキランを見つけた森と一緒です。
目を見開いて、注意深く一本一本、樹を見上げながら歩いていきます。
マメヅタランなどは、陽射しが多少当たる、比較的風通しの良い場所を好むので
樹の高い所や日の当たる岩場なども覗きながら歩いていたら一本の老木が目に留まりました。
上の方に着生しているじゃないか!
一目見ただけでわかりました。 これは探していたマメヅタランだ!
うん、この感じ・・・間違いないです、遠くから見てもわかります。
房総では初めて見つけました。
シダが多く、樹にはマメヅタやコケがいっぱい着生している・・・・・
以前にカシノキランを見つけた森と一緒です。
目を見開いて、注意深く一本一本、樹を見上げながら歩いていきます。
マメヅタランなどは、陽射しが多少当たる、比較的風通しの良い場所を好むので
樹の高い所や日の当たる岩場なども覗きながら歩いていたら一本の老木が目に留まりました。
上の方に着生しているじゃないか!
一目見ただけでわかりました。 これは探していたマメヅタランだ!
うん、この感じ・・・間違いないです、遠くから見てもわかります。
房総では初めて見つけました。
..
樹の高い所ですがビッシリと広い範囲に着生しています。
樹に登って、触ってみたい感じですけど無理そうです。
マメヅタランは以前に奥久慈で見つけましたが、花を見るまでは半信半疑でした。
株を見つけてから2年後に花を確認したのですが、その間ネットで写真を何度も見たりして
マメヅタとの違いを勉強していました。
いざ本物を見たら、シダ類のマメヅタとは感じが違うことがよくわかりました。
胞子葉がないことでもわかりますが、マメヅタランの葉はマメヅタより少し小さく、
淡い緑色をしています。 よく見ると匍匐茎も網目状によく目立ちます。
マメヅタをよく観察している人が見つけたら花がない時期でも、これはマメヅタとは違うな・・・・と
わかると思います。
少し先にも何かが着生している樹を見つけました。
樹に登って、触ってみたい感じですけど無理そうです。
マメヅタランは以前に奥久慈で見つけましたが、花を見るまでは半信半疑でした。
株を見つけてから2年後に花を確認したのですが、その間ネットで写真を何度も見たりして
マメヅタとの違いを勉強していました。
いざ本物を見たら、シダ類のマメヅタとは感じが違うことがよくわかりました。
胞子葉がないことでもわかりますが、マメヅタランの葉はマメヅタより少し小さく、
淡い緑色をしています。 よく見ると匍匐茎も網目状によく目立ちます。
マメヅタをよく観察している人が見つけたら花がない時期でも、これはマメヅタとは違うな・・・・と
わかると思います。
少し先にも何かが着生している樹を見つけました。
マメヅタランとは感じが違いますね。
それほど高い位置ではないので、近寄って下から見上げてみます。
それほど高い位置ではないので、近寄って下から見上げてみます。
バルブが見えますね、これはムギランです。
花は今年観察しましたが、目線の位置にないと花の観察は無理な小さな花を付けます。
・・・・・・・ん? ・・・・また・・すぐ近くの樹にも・・・・
これは、マメヅタランだ!
何だか、ドキドキして落ち着かない感じです・・・・
周辺の他の樹にもいっぱい着生しているような感じです。
ここは着生ランの森だ。
花は今年観察しましたが、目線の位置にないと花の観察は無理な小さな花を付けます。
・・・・・・・ん? ・・・・また・・すぐ近くの樹にも・・・・
これは、マメヅタランだ!
何だか、ドキドキして落ち着かない感じです・・・・
周辺の他の樹にもいっぱい着生しているような感じです。
ここは着生ランの森だ。
先ほどの樹よりも低い場所に着生しています。
この位置なら、300mmの望遠を使って花風景を写すことができそうです。
今回はコンデジの望遠を使って撮影していますが、これでも良さそうですね。
三脚は使っていませんが、そばにある樹にカメラを押し付けてシャッターを切っていますので
そんなにブレていない感じです。
双眼鏡で枝先や下の方を見ていたら・・・・・下の方には、ムギランも一緒にいますね。
この位置なら、300mmの望遠を使って花風景を写すことができそうです。
今回はコンデジの望遠を使って撮影していますが、これでも良さそうですね。
三脚は使っていませんが、そばにある樹にカメラを押し付けてシャッターを切っていますので
そんなにブレていない感じです。
双眼鏡で枝先や下の方を見ていたら・・・・・下の方には、ムギランも一緒にいますね。
葉の大きさや色が違いますので、よく見るとわかります。
周辺の目線の位置には、マメヅタが多いです。
このマメヅタは陽射しが当たる側の株の色が薄い緑で一見マメヅタランのようですが
胞子葉があり違いますね。
周辺の目線の位置には、マメヅタが多いです。
このマメヅタは陽射しが当たる側の株の色が薄い緑で一見マメヅタランのようですが
胞子葉があり違いますね。
やっぱり目線の位置で見るのはマメヅタばかりかな・・・・と思って見ていたら・・・・その中に!
カシノキランがいた!
ほぼ目線の位置にいます。
今年、花も咲いたようですね。
ほぼ目線の位置にいます。
今年、花も咲いたようですね。
夢中になり撮影していたら陽射しが傾いて来ているので、ふと時計を見てみると・・・・
帰る時間を過ぎているではないか・・・ (-_-;)
時間が飛んでしまっていた。
カシノキランは、まだきっと隠れていると思いますが急いで戻らなければ・・・
・・・・この山でヘッデンを付けてというのはリスクがあります。
車までの距離は遠いです。
危ない所は慎重に、安全な所は小走りに・・・・日が落ちる前に何とか林道までは戻らなければ・・・
日が沈む・・・・朝は曇っていましたが、すっかり冬晴れになりました。
切通しの中を歩くともう暗いです。
帰る時間を過ぎているではないか・・・ (-_-;)
時間が飛んでしまっていた。
カシノキランは、まだきっと隠れていると思いますが急いで戻らなければ・・・
・・・・この山でヘッデンを付けてというのはリスクがあります。
車までの距離は遠いです。
危ない所は慎重に、安全な所は小走りに・・・・日が落ちる前に何とか林道までは戻らなければ・・・
日が沈む・・・・朝は曇っていましたが、すっかり冬晴れになりました。
切通しの中を歩くともう暗いです。
宵やみ迫る中、冬なのに大汗かいて車まで戻ってきました。
今日は途中の沢から尾根に登ってみることに決めたのが幸運でした。
最近は毎週歩いていたので体力に少し余裕ができたおかげです。
時間が経つのを忘れて夢中になる森に出会える機会なんて滅多にないと思います。
けどいつかきっと、こんな森に出会えるのでは・・・・という期待はいつも持っていました。
今年は暖冬なので高い山へ行くのは、もう少し先になりそうです。
しばらくは房総の山を探索するのが楽しいかもしれません。
今日訪れた森は、何時かまた時間に余裕をもって行ってみようと思います。
12月15日
今日は途中の沢から尾根に登ってみることに決めたのが幸運でした。
最近は毎週歩いていたので体力に少し余裕ができたおかげです。
時間が経つのを忘れて夢中になる森に出会える機会なんて滅多にないと思います。
けどいつかきっと、こんな森に出会えるのでは・・・・という期待はいつも持っていました。
今年は暖冬なので高い山へ行くのは、もう少し先になりそうです。
しばらくは房総の山を探索するのが楽しいかもしれません。
今日訪れた森は、何時かまた時間に余裕をもって行ってみようと思います。
12月15日