コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

クチベニタケ と ハンカイシオガマ

2021-09-10 19:27:08 | 登山

前回の続きになります。



今年の花の付き具合は例年よりも多い感じがします。
食害を受けないので株が減ることはないだろうし
深い渓谷の中だと温暖化の影響も少ないのかもしれません。










ある程度降りたら花が咲いていそうな枝沢へ入ったりしながら
ゆっくり登り返していきます。

岩場の不安定な所に多く咲いているのが見えたので、足場に気をつけながら
トラバースしている時、なるなるさんが・・・私の好きなクチベニタケがいる・・・
と教えてくれました。

クチベニタケ? どんなキノコかな~と見てみると

















なるほど・・・名前どうりの印象です。

周辺を探すと渓谷の傾斜地に点々といました。















小さくコロコロと転がっていて可愛らしいキノコです。
赤い部分が幾何学的に盛り上がっていて、人が作った小さな和菓子のような感じもして
つまんで食べられるような気もします。
調べてみたら、よく似た感じのホオベニタケという種類もあるようです。
帰ってから写真をよく見てみると、ホオベニタケのような微妙なタイプもあって
見きわめるのは難しそうです。









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稜線に戻ると天候も回復してきて青空も広がってきました。











ハンカイシオガマの群生地に寄り道。























鹿の忌避植物なのでしょうね、一面に群生している場所があります。
















ススキの穂も伸びて、気持ちの良い秋の景色になりました。










登山道では久しぶりに多くの登山者に会いました。

2021年度には新東名高速の伊勢原大山~秦野間が開通する予定で
都心から丹沢へのアクセスがとても便利になります。

大倉登山口の近くにはサービスエリアとスマートインターもできるそうです。
すでに、それを見越して東京駅から大倉登山口への直通運転の定期バスも
運行されているようです。

そうなると、ますます表尾根の登山者も増えるでしょうね。
それもあってか尾根道は、ほぼ安全な木道になっています。
これならヒルの心配ないでしょう。

来年以降はジョウロウホトトギスを見に行くのもセドノ沢や
水無川本谷周辺になりそうです。








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