気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

きらめく星座

2009-05-18 09:12:44 | 芝居
 ブタインフルエンザ感染者100人を越える勢い。

じわじわと東京に感染者が出るのも時間の問題でしょう。

不気味ですね~。



昨日健康診断の結果が郵送されてきました。

血圧以外はほとんどいいのに、脂質がB。

前回の検診は3年前と4年前で90と100の値だったのが、

今回は中性脂肪の値が166と一気に上昇

体重5キロも痩せたのに~~なんで~~

運動不足がたたったのでしょうか?

健康管理もこれからの課題です!気をつけなくっちゃ。





さて15日、ブログのお友達と芝居を見に行ってきました。

仕事を辞めて時間ができるようになったら声かけて・・・・・と。


私はそんなチャンス絶対に逃しません。

一人で行くより、誰かと行って、空間を共有するほうがほうが絶対に楽しい!!

でもお芝居に興味持つ方って結構少ないのです。

まあ友人何人かは楽しいよ~といって、この趣味に引っ張り込み、

一緒に行ってくださる方も増えましたが。

で、お誘いしました~~~





 

こまつ座「きらめく星座」 作・井上ひさし 演出・栗山民也

   出演・愛華みれ、阿部力、木場勝己、相島一之、前田亜季、久保耐吉


内容・・・・戦争前夜の浅草。音楽をこよなく愛する一家4人と
      2人の間借り人が、小さなレコード店、オデオン堂で暮らしている。
      ある日長男が陸軍を脱走。長男を追う鬼の軍曹、
      コチコチ頭の軍国主義の娘婿。
      平和で音楽好きで自由な気風の一家と
      彼らのとかけ引きと戦い・・・・          

主演の愛華みれさんの明るく伸びやかな演技がとてもいい。

そして戦争のため片腕を失い、傷痍軍人となってもなお国に尽くそうとする、

娘婿が相島一之。尽くそうとしても次第に国に裏切られていく哀切の表現が

痛切で痛々しい。

全体に戦前の楽しい音楽満載で、歌って踊って、楽しい芝居だったが、

テーマは重い。

庶民はひたむきに家族や周囲に愛を注ぎ、温かく、優しく、明るく

知恵を絞りたくましく生きている。いつのまにか、鬼の軍曹も、堅物娘婿も

家族の優しさに触れ、人の機微のわかる人間になっていく過程が面白い。


そして最後、疎開先は一言「長崎」と言っていた。

どんなに明るく人間的に生きようとも、

国の大きな流れから逃れることはできない。

とてもいい芝居だった。若者に見せたい!!



一緒に行った友人も喜んでくれたので嬉しかったです



コメント (14)
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