月曜日、2泊3日の旅行から帰り、その後バタバタとしていて更新が遅れています。
今日17日は6か月に一回の検診日。
胸部レントゲン、頭頚科、眼科、形成外科と、一階と2階をあわただしく行ったり来たりして、検診を終了。
無事何事もなく済みました。 ホッ
ちなみに私の行っている病院は、向井理君と尾野真千子さんのドラマ 「サマーレスキュー」で、
向井君を派遣する病院として何回も登場したらしいです。
病気仲間で、「あの病院、うちよね~」 と喜び合ったものです。
旅行は、初めての経験ありで、いろいろ楽しかったのですが、
写真が多すぎてまとめきれない・・・・・・
で、旅行の前日に行ったお祭りの話題です。
皆さま、 東京大田区にある池上本門寺のお会式ってご存じですか?
東京の盛大なお祭りは、浅草の三社祭、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭、
富岡八幡宮の深川祭りなどの 超有名なお祭りだけではないのです。
本門寺お会式は、最近はJRの駅にポスターが貼られたりして、だいぶ有名になりましたが、
まだまだ知らない方が多いようです。
池上本門寺は、日蓮上人入滅の地。
亡くなられた13日をしのんで、毎年10月11、12、13日に盛大なお祭りがおこなわれます。
この日は全国の日蓮宗の寺でお会式が行われますが、中でもこの本門寺のお会式が最も盛大。
百数十基の万灯が、数千人規模の行列を従え、12日の夜に奉納されます。
人出は約30万人。
万灯の先導は まといを振る江戸火消し達。
あら、こども達も頑張ってますね。 女性もいました。ずいぶん開放的になったものです。
昔は、背中に入れ墨の、子供心にほれぼれするような粋でいなせなお兄さん達が
まといを振っていましたっけ。
そして、提灯を持って、揃いの袢纏を着たお爺さんたちが、木遣りを歌いながら歩く姿は かっこいい~の一言でした。
今はそんな風情がなく、それも時代の流れ、仕方がないのでしょう。
うちわ太鼓をたたき、笛の音も賑やかに・・・・
イケメンのお坊さん達が先導する行列も・・・・・・
万灯は、本門寺の階段を登って行きます。
写真では階段を登っている万灯が2基、参道にいる万灯が一基写っています。
両側はぎっしりの人、人、人
大通りです。
参道に入れず、順番待ちの万灯が沢山います。
待っている間も太鼓を鳴らし、まといを振り、大きなエネルギーを発散させています。
私は帰り道だというのに、 ワクワクしてしまいます。
この日は会社帰りの娘と待ち合わせ、池上の叔母の家でお祭りのご馳走を頂きました。
90歳の叔母は数日前から栗の甘露煮を作り、当日は朝5時からお料理を作ったそうです。
人が集まるのが大好きな元気な叔母です。久しぶりに行ったらとても喜んでくれました。
その後お会式へ行き、途中から夫と合流。
私のカメラの写真は失敗だったので、夫の写真を借りました。
娘のいる大森の家に夫婦で泊まり、翌朝羽田から旅行に出発
追伸 「私達は 釜石からやってきました」 と横断幕を掲げた万灯がありました。
その幕と万灯を見た瞬間、予期せず、どっと涙が流れてきました。
沿道の人達も歓声と、拍手を送っていました。
こんな遠くまで、万灯を持ってやって来たなんて・・・・
お会式への参加の道のりを思うと感無量でした。
注・お会式の万灯 仏を供養するために、紙の花で飾った灯篭を奉納します。
これは日蓮上人が亡くなられた時、庭に秋の桜が咲いていたのにあやかったそうです。