気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

高尾山・誕生会・お芝居

2012-10-31 11:39:43 | 芝居

 高尾山 

 少し前になるけれど、10月18日は見事な秋晴れ。

秋晴れにウキウキ、家事を片付けながらも、心は上の空。

ようやく決心したのが11時・・・・・支度をして・・・・・12時半には高尾山のケーブルカー駅にいた

 

 

小腹がすいたので、ゴマ団子を

頂上は平日なのに少し 混んでいた。 頂上より少し先の紅葉台まで散策。

あんなに混んでいたのがウソのように静かな道だった。帰りは6号路で。

行こうと思えばすぐに行ける高尾山、足が丈夫になったので、これからはもっと気楽に行きたいわ。

 

 誕生会 

27日土曜日午後、あの札幌で買ったカニが届いた。前日茹でたカニ。

まだかまだかとみんなで 首を長くして待っていた。

 

この日は10月生まれの夫と息子の誕生会。

ここ数年は、外でお食事会だったのだけど、あのカニを見たらね~~~~家で食べたくなった。

日野にある寺泊港直送のお魚の店で寿司と刺身を買い、簡単な煮物を作り、久々のお家パーティ。

 

 

夫は娘から土曜だけ開く釜石直送の店でクジラ製品を、息子からは出張先で買った小物をプレゼントされ、ご機嫌 

           

10月生まれの二人が乾杯。 黙々と食べる娘。

美味しいカニでした。

 

 9月、10月のお芝居 

秋は旅行に行くことが多いので、費用と時間を考え、極力お芝居を減らした。

2か月続けて1本しか見てないのは 病気後初めてかもしれない。

私の場合、芝居はエネルギーをもらう活力源なので、

他からエネルギーをもらわなくても済むようになった、心も元気になったという事かしら?

 

              

9月は 「満月の人よ」 紀伊国屋ホール 作・演出 東憲司

               出演: 村井国夫、池田成志、岡本麗、(富樫 真)

     これは楽しみにしていた。 まず注目は作演出の東憲司、この人は劇団桟敷童子を主宰し、

     今注目の作、演出家。最近劇団以外でも活躍し始めた。何本か見たが、外れたことがない。

     九州を舞台に、力強く生きる庶民の逞しさと、差別の中をしなやかに生きる人達を描き

     懐かしくも心温まる話が多い。

     そして俳優たち、 翻訳ミュージカルばかり出て、日本人役は十数年ぶりという村井国夫、

     癖のある池田成志、そして舞台の上でいつも光り輝く富樫真。

     娘を 「いいわよ~」と強引に誘って出かけたが、いつもと違って・・・・普通??何だか変??

     何で??と思ったら富樫真が体調不良で出演せず、代役が、地味で細くてしなびた感じの

     若さを感じさせない女優だった。

     芝居を引っ張る力がない。

     やはり、お芝居には、適役がある。

     特に出演者の少ない芝居は一人一人の個性が際立ち、一人が欠けるとバランスが崩れてしまう

     期待した分、少し残念な芝居だった。   

 

10月は 歌舞伎 通し狂言 「塩原太助一代記」 国立劇場 坂東三津五郎、中村橋之介

    国立劇場の演目はあまりチェックしたことがなかったけれど、

    40年?50年?ぶりに再演されるという 「塩原太助」に惹かれた。

    私達の世代は子供心に、「アオよ、アオよ」 と太助が愛馬との別れを嘆くシーンを知っているけれど、

    どんな話なのか全く分からない。  いったいどんな話なの?

    歌舞伎に興味をお持ちのラッシーママさんと、shiekoさんをお誘いしたら二つ返事でOK。

    発売日に、お得な席をGET。 

    4500円なのに前から5番目、端のほうだけど花道脇、 役者さんの顔がよく見えた。

 

    義理の母と嫁にいびり抜かれ、群馬の家を出て、江戸で炭商人となり、大成功する話だった。

    人柄のよい大店の娘さんにも好かれ、結婚することになり メデタシメデタシの結末。

    地味な話ですが、庶民に支持され続けたという理由がよくわかる~~

    観客は地道に努力すれば報われるという事で喝采を送り、

    意地悪な嫁は殺され、生き延びた義母は目を悪くし乞食生活という所に

    因果応報の理を見て、スッキリしたのでしょう。

    さらに、困窮した義母を助けるという太助の優しさ、おおらかさに感動し、

    何重にも仕組まれた見所の多さに、観客は泣き、笑い、舞台と一体となって楽しんだことでしょう。

    いいお話でした。歌舞伎は面白い!!!

    途中話の流れがよくわからない所があったけど、3人であれこれ推察するのも楽しかったです。

 

 着物 

      

アッ 時計が・・・・・

左はお嫁入りの時に持ってきた赤の紬。帯はDさんに頂いた帯に赤の実を書き加えました。

右は茶の大島紬。

秋は着物の季節です。たくさん着たいな 

 

    

    

      

            

 

 

 

コメント (16)
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