4日目の28日は浦添(うらぞえ)市に行く予定。
前日夕方に沖縄ツーリストの事務所に行き、案内パンフレットや、路線バスの確認をした。
応対して下さったお姉さんが東京では考えられないほど親切で、最後に美味しいお茶とお菓子を頂いた。
疲れていたので美味しかったこと
4日目 (28日) 最終日
朝、食事前に、詳しい方に連れられ近所を散歩
崇元寺 16世紀に建てられた臨済宗の寺だけれど、戦災で焼け落ち、今はガジュマルの大木があるのみ。
後ろに見える三連の門(重要文化財)が残っている。
バスで30分、浦添市に。 今日は全員参加。
何があるのか・・・・・・私、良くわかってません
200円相当のスイーツを3か所でもらう事ができる券を500円で買った。 浦添の資料館もタダになるそうだ。
予備知識も何もなく、この日は皆さんに付いて行った。
風光明媚、だった浦添・・・・・13世紀にはこの地に城が建てられ、220年の間3人の王のもとで栄えたそうだ。
まずは、浦添グスク・ようどれ館で、この地域の説明を聞き、更に周囲の土地を案内してもらう事になった(1時間750円)
浦添ようどれ 「ようどれ」 とは綺麗な響きですね~ 夕凪という意味だそうです。
浦添ようどれは、王族の墓だそうだ。
戦前は、柱のような石垣の上に天然の巨大な石が載り、王陵への入り口となっていたそうだ。
戦争で破壊されたため、石垣は2005年に復元された。
これが、浦添グスク(城)を築いた英祖王の墓。
内部を実物大に再現したものが資料館にあったが、内部も戦争で破壊されたそうだ。
戦争では、沖縄の文化遺産も全て根こそぎ破壊されたそうだ。
バラバラ旅行だったので、全員で撮った写真はこれ一枚
浦添グスク
墓の上に城があった
城の中にあったガマ(洞窟)跡。
戦時中、ここで沢山の人が亡くなったそうだ。
スイーツ券で、色々なお店を巡り、カステラ、パン、ジーマミ豆腐(落花生の豆腐)をもらい、
豆腐屋さんの店先のテーブルでランチ。
お豆腐屋さんが麦茶もサービスしてくれ、思いがけず楽しいランチとなった。
写真撮らずで残念
プルンプルンの豆腐が美味しくて、賞味期限が近い半額の豆腐を、ラッキーと皆で買い占めてしまった。(30個ぐらいあったかしら
)
5月に代々木公園の沖縄祭りに来るそうです。 行ってお豆腐を買いたいわ。
浦添美術館
テクテク歩いて美術館へ。
日本では珍しい漆器専門の美術館。
沖縄の古くからの工芸品に、繊細さや巧みな技を見る事ができた。
明らかに本土の漆器とは違うのです。中国風というか、おおらか、ダイナミックでした。
その後那覇に戻り
壺屋を散策。
昔はこのあたりに窯元が集中しており、活気があったそうだ。
今は陶器屋はあるけれど往事の繁栄はなく、見る影なく寂れてしまったと友人が言っていた。
活気ある時に行ってみたかったわ~
旅はおしまい
6時過ぎの飛行機で羽田に帰ってきた。
思いがけず、いにしえの沖縄、戦争で被害を受けた沖縄、そして現在の観光地、避けられない基地問題と
沖縄の様々な姿を見る旅となりました。
沖縄の文化と、美しい海と、優しい人柄に触れる旅でもあり、
改めて基地建設の傍若無人さを感じる旅でした。
旅の達人たちに付いて行って 良かった~