23、24、25日は、数十年ぶりの寒波で沖縄中が震え上がっていました。
第一日目の25日の夜は本当に寒かった。
部屋に暖房はナシ フロントに追加の毛布を頼んだけれど、出払っていて余分は一枚もナシ
クリーニング済だけれど、染みがあるのならありますとの事で、それを借りた。
寒がりの私は毛布追加でも寒く、薄いダウンジャケットを着て寝た。
暖かい沖縄のはずなのに、 まさかダウンを着て寝るとは考えなかったわ~
この日、40年ぶりに、みぞれも降ったそうです。
2日目 (26日) 日帰りツァーに参加
この日は3組に別れて出発。
世界遺産の識名園その他に行くグループ、首里城の裏手を散策するグループ。
私はネットで申し込んでおいた日帰りツァーに、もう一人の方と参加した。
このツァー、余分なお土産屋などに寄らず、私の行きたい所全て行くというラッキーなツァー、5800円。
8時15分にバスセンターに集合、41人の満席。
驚いたことに2/3はアジアの外国人だった。
バスガイドさん、マイ三線を持ち込み、歌手並みののどを披露。
伸びやかな歌声に皆うっとり~
海沿いの道を走る。 天気がイマイチだけど、スカッとする。
海洋博公園 自由時間は3時間だけど、あっという間でした。
最初に行ったのは、オキちゃん劇場。
ぴょ~ん、ぴよ~んと飛ぶイルカ
これが見たかった~。
沖縄は3回目だけれど、ここは2回目。
感動のある場所です。
美ら海水族館へ
入口ではヒトデとナマコを触る事ができる。
ヒトデは触れたけど、ナマコは突っつくだけ。
もう、だめ~、気持ち悪い~ フニューと柔らかかった。
友人は握ってみたそうだ・・・・・度胸あるわね~
ジンベイザメ。
この水槽の前にあるレストランで、魚を見ながら食事した。
海洋博公園にはいろいろな施設があり、熱帯・亜熱帯植物園にも行きたかったが、3時間では無理とあきらめた。
世界遺産・今帰仁(今帰仁)城。
14世紀、琉球には3大勢力が割拠していた。
本島北部の山北王が、天険の地に築き上げた百曲りの城壁は堂々と雄々しい(パンフレットより)
今帰仁城〈グスク〉は、日本で一番早く咲く桜が有名。
今年は寒く、1月26日の段階でまだ一部咲き・・・・・今頃は満開かしら?
この桜を一度見たかったので、たとえ一部咲きでも大満足。
楚々としてとても可愛い桜。
今帰仁城は桜目当てだったのだが、城壁の圧倒的な美しさに目を奪われた。
1時間ほどの自由散策だったが、もっとゆっくりしたかった。
空の青、海の青、白い城壁、山を覆う緑・・・・・・沖縄のおおらかさが、気持ちを伸びやかにする
バスは美しい入り江を通る。晴れていたらさぞかしと思う。
宇古利島
数年前に、この島に通じる宇古利大橋が完成し、今は観光名所。
全く知らなかったけど、この旅の事前の集まりで教えてもらい、行きたくなった。
この橋の上向きのカーブが、天国に向かう道路のような気がする・・・・・これが人気の理由だそうだ。
晴れていればなぁ~~
これが宇古利大橋。
島にあるタワーから見えた景色。
帰りのバスの車窓から。 これがサトウキビです。
ススキと似ているけれど、サトウキビは穂がまっすぐに上向きに伸びている。
帰りのバスはガイドさんが、優しく静かに三線と歌で、生バックグラウンドミュージックを奏でてくれた。
贅沢な時間 皆さん幸せな気持ちでうとうと。
この日もホテルで夕食。
ホテルの都合で、3日目に近所のホテルに移動することになり、夕飯のサービスが付いた。
自腹の夕食は3日目だけ ラッキーな旅行です
3日目(27日) 辺野古へ
沖縄旅行のベテラン2人は、今沖縄に行くなら辺野古を見なくてはと、日程に入れた。
もちろん行っても行かなくても良いのだけれど、私は行く事にした。 4人参加。
残りの人達は昨日私達が行った、日帰りツァーに参加。
「百聞は一見にしかず」
基地問題は勉強不足であれこれ言えないのだが、基地建設反対とだけは言える。
ここは写真をどうぞ
朝の国際通り・・・・・テクテク歩いて・・・・・・
県庁前の県民広場へ。
島ぐるみ会議という団体が主催している、貸切バスで辺野古へ。(往復1000円)
工事用車両の出入り口。
ここに1人でも多く座れば工事用車両を通せんぼできるそうで、
私達もブロックに木を渡した椅子に座り、持参したお昼を食べた。
現地の人達の説明を聞き、場所を移動。
埋め立て予定地となっている海へ向かった。
辺野古の海には絶滅が危惧されているジュゴンがやってくる。
ここに、10トントラックに350万トンの土砂が投入され、甲子園球場の158倍の広さの基地が作られるそうだ。
自然も景観も生活もメチャクチャになる。
反対運動を続けて19年、もし座り込みが無ければ、もうこの海は無かったと説明があった。
浜辺には頑丈な柵が設けられ、その先が埋め立て予定地だそうだ。 柵の向こうに基地が見える。
工事用ゲート前に戻ってきたら、機動隊が座り込みの人達をごぼう抜きしていた。
道路を封鎖して、工事用車両を通してしまっった。
辺野古の戦いは、今の所、数と数の勝負らしい。
沖縄の機動隊は100人、本土からの応援が150人から200人で、合計250人から300人の機動隊が辺野古にいる。
座り込みの人数が300人を超えていれば、機動隊は来ない。
もし座り込みが300人以下なら、機動隊がやってきて、工事用車両を通してしまう。
毎日毎日、この繰り返しがあると思うと、気が遠くなる。
私達のような者も、辺野古に行くだけで、反対運動のパワーの一部となるそうだ。
辺野古基地の建設費は3500億円。
全て国民の税金が使われると思うと、壮大な無駄遣いとしか思えない。
このお金が福島の復興資金に使われるなら、どんなに役立つことか。
ボーッとしたまま辺野古に来てしまったが、様々な思いが湧きあがってきて、複雑だった。
夕方那覇に戻り、那覇市歴史博物館と、
前日テレビで紹介していた首里高校染色デザイン科の卒業制作の、紅型と花織の展覧会を見に行った。
色もデザインも素晴らしく、若いエネルギーを感じさせる素晴しい作品ばかりだった。
若い人達と話すのが楽しく、卒業後の進路など、学生さん達に色々聞いてしまった
おばちゃんは若い人たちが大好きなんです。
夕食は、全員で平和通りにある花笠へ(沖縄料理店)
こんな通りです
私の頼んだ料理。 赤飯、そーきそば、お刺身、豚角煮、大根と昆布の煮物、天ぷら(えび、のり、南瓜などなど)
デザートは大麦と白玉入りのお汁粉。
食べきれなかった~ でも珍しいもの沢山で美味しかった
1100円というお値段にビックリ!。
3日目終了。あと一日です。
早いわね~~~