気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

南ドイツローカル線の旅 その2 ケルンからビュルツブルグへ

2017-09-26 23:14:15 | 海外旅行

  娘との二人旅は、ネット関係ではもう娘に歯が立たない。

 でも娘に任せきりで何もしなければお荷物になり、嫌がられる。

 私の役割はガイド書「地球の歩き方」を読み込み、ポイントにアンダーラインを引いておくこと。

 そして泊まる予定のホテルの地図を調べ、そこの口コミからちょっとした情報を仕入れておくこと。

 旅行前は情報収集でいろいろ大変です。

 

9月11日 3日目

 7時半荷物を持って、ホテル出発。 

昨日歩きすぎたので、少し疲れ気味。

この後の旅行は大丈夫だろうかと少し不安になる。年齢を感じますね~

巨大なドームのフランクフルト中央駅。

入ってきた列車が、超特急のICE。

これに乗ってケルンまで約1時間の旅。

 

この列車はケルン大聖堂前のケルン中央駅ではなく、ケルン・ドイツ駅に止まる。

他の行き方もあるが、ケルンに行くにはこちらの方が断然早い。

 

ケルン大聖堂に行くのには遠いけど、思わぬお楽しみが・・・・・

 

大聖堂の前を流れるライン川を、なんと徒歩で渡ることが出来るのです

昔から知っているライン川を徒歩で渡るなんて感動

そして橋の先は世界遺産のケルン大聖堂。建築史に絶対に登場する超有名な建築

疲れなんて、どこかへ吹き飛んでいったわ~

 

橋のフェンスが変と思ったら、世界各国の旅行者が、永遠の愛を誓って錠前を置いて行った。

隙間なくギッシリ。

この錠前の重さが半端ではなく、橋に負荷がかかっていると何かに書いてあった。

1つ2つなら可愛いけど、これは公害ですね。

 

世界遺産・ケルン大聖堂の裏側に到着。

 

豪壮、華麗。上へ、上へ、と力がみなぎっている。

 

         

         正面。ゴシック建築。

         1280年委着工、完成は1880年。実に600年もかかった事になる。

         

  

正面で記念写真。                 ケルン大聖堂前の広場

中に入ってみましょう。

  

思わず声が出る。壮大なスケール。 高さ43.5メートルもあるそうだ。

             

             側廊

 

ゴシック建築はそれまでの教会と違い、構造上窓が大きく取れる様になり、

ステンドグラスが嵌め込まれて、内部が明るくなった。

           

ノイバンシュタイン城を作ったルードヴィヒ2世の父、ルードヴィヒ1世が奉納したステンドグラスの窓。

バイエルン窓と呼ばれている。

色鮮やか美しい。

      

東方三博士の聖遺物を納めた 世界最大の金銀細工の聖棺。

        

ここで娘は大聖堂の塔に登りに行った。昨日フランクフルトの塔に登り、目が回ったので私は休憩し、市内散歩。

 

美味しそうなパン屋。虫がぶんぶん飛んでいるのでハエかと思ったら、ミツバチだった。

     ミツバチ君、ここはお花畑ではないのよ 

ここで列車の中で食べるランチのパンを買った。上につるしてあるアーモンド蜂蜜がけのプレッツェルともう一つ。

 

娘が戻ってきて合流。塔の上の眺めは素晴らしかったそうだ。

「昨日の方が大変だった」との事。なんだ~、私も登れたかもしれない。

でも旅では疲れすぎないのが大事。

           

その後は香水屋巡り。 ケルンはオーデコロン発祥の地なのです。

このチューリップ模様はファリナ・ハウス。 ここで1709年にオーデコロンが発明された。

 

 

4711本店は改修中。 日本ではファリナ・ハウスよりこちらが有名。

仮店舗にも行ってみた。

 

 

また橋を渡り、ケルン・ドイツ駅からICEに乗って3時間、ヴェルツェブルクへ。      

 

超特急ICEの内部。 席のわきに都市の名前が出ていれば予約席。

書いてある都市以外の区間は誰が座っても良く、自由席となる。

この仕組みがわからず、行きはどこに座ってよいかわからず困った。

仕組みがわかれば無駄に空席とならず合理的ですね。

 

ビュルツブルクの駅で、ロッカーに荷物を入れ、トラムに乗り、町の中心へ。

 

ここでトラムを降り、歩く。

レジデンツ  ここも世界遺産。ドイツバロック建築として名高いそうだ。

この地を支配する大司教の宮殿として18世紀に建てられた。

内部は写真不可・・・豪華です。

付属のホーフ教会。 この教会から、レジデンツの豪華さを想像できるでしょうか?

女神や天使の像などが配されたホーフ庭園。 市民に開放されているそうで、ベンチで憩う方達がいた。

 

街を散策していると、いつの間にかアルテ・マイン橋の上。

人が沢山集まっている。何かしら?

皆さん何か飲んでいる 何でしょう

ここは自家製のフランケン・ワインを飲ませる居酒屋さん。 立ち飲みOK。 白ワインです。

決めた! 夕飯は此処にしましょう。母娘の意見が即一致

        

向こうのテーブルはおじさん達の楽しそうな宴会。

  

私達のメニュー。サラダの葉の下には、キャベツとにんじんのザワークラフトが隠れていた。

勿論白ワインも飲みました~。すっきりしていて美味しかった。

 

道端では学生たちの弦楽四重奏。夢みたいな夕暮れ。

 

タクシーで山の上の古城ホテル(シュロス・スタインベルクホテル)に着いた。

 

  

11時就寝。この日も20000歩を超えた。  

ぐっすり~  

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする