〇 先日の台風15号、千葉ではまだ全面復旧に程遠い状態の様です。
千葉だけでなく、鎌倉でも被害甚大だったそうで、一日も早い復旧を願っています。
生活の不便は勿論のこと、農業、酪農、商業活動など生活を支える糧にも被害が及び、
被災された方々のこれからの生活を思うと暗澹たる思いです。
なぜもっと早く復旧できないのか?
理由はいろいろあるでしょうが、国ももっと本腰を入れて復旧に取り組んで欲しいと思います。
わが大森(大田区)の実家も雨どいが落ちると言う被害がありました。この地区は風速41mだったそうです。
いつも家の手入れを頼む大工さんの家はより海側にあり、
軽量鉄骨3階建ての家が揺れに揺れ、大の男が恐かったと言ってました。
実家は築47年、、毎年どこか修理があり、昨年は外回りの工事でかなり費用がかかりました。
屋根の葺き替えも17、8年前に終えていますが、手入れをしているからこの被害で済んだのでしょう。
もし手入れをしていなかったら、ボロ家の屋根が吹っ飛んだかもしれません。
覚えている限り、大森でのこんな強風は初めて。自然災害の恐ろしさ身近に感じました。
ああ~、また修理代がかかる~
〇 夏の着物 最近あまり着ていないのです。
縞はしじら織の綿着物(自作)。麻布十番祭りに着て行きました。暑い日だったので、下は袖なしの襦袢。
ピンクの小紋も自分で縫った物。お茶会が雨だったので、カジュアルな着物を着ました(周囲は圧倒的に色無地)
下は三谷幸喜の芝居を見に行く時に着て行った単衣の紬。
〇9月19日 「愛と哀しみのシャーロックホームズ」 三谷幸喜作・演出 世田谷パブリックシアターにて
2階の3列目なのだが、1階S席と同じ価格。
小さい劇場なので比較的見やすい。
シャーロックホームズが柿沼勇人、ワトソン佐藤二朗、女性依頼人に広瀬アリス。
ストーリーはホームズの若き日の話。
1881年、ホームズとワトソンが同居した日から、最初の事件「緋色の研究」を請け負うまでの間に起こったある事件。
ホームズはまだ20代、洞察力は優れたものがあるが、探偵としては未知数。若者らしく揺れ動く気持ちを持て余している。
ワトソンは原作ではホームズと同年代に描かれているが、この芝居では20歳ほど年上であり、
ホームズはワトソンに全幅の信頼を置いている。
ストーリーは残念ながら上演中なのでこれ以上は無理。
予備知識無く、この芝居を見た。
柿沼勇人は元劇団四季で、今はミュージカルなどに出ているそうだ。
初めて見る俳優さんだが、すねたり、佐藤二朗のワトソンに甘えたり、鋭い推理をみせる時の変貌が、
神経質なホームズらしくて、とても良かった。
佐藤二朗はあまり好きではない俳優だったが、この芝居では生真面目に演じている。
包容力あり、ホームズに向ける視線が温かい。
広瀬アリスは、「なつぞら」の広瀬すずのお姉さん。発声も良いし、舞台でのびのびしていた。
7人の出演者が皆適材適所、厳選された配役だった。
ゲラゲラ笑って、急に緊張した場面に戻る。緩急自在の芝居だった。
2時間があっという間だった。
8月13日 八月納涼歌舞伎「東海道中膝栗毛」歌舞伎座
新春浅草歌舞伎と、この納涼歌舞伎は毎年同じ友人と行く。
猿之助と幸四郎の弥次喜多コンビも4回目。
毎年これを見るのが楽しみ。年ごとに人気が出てきて、今は手軽な席は手に入りにくくなり、1階席で見た。
1階で見て正解。歌舞伎座が一体となり笑いに包まれる。
歌舞伎座の夏のお祭り演目、今年も見られてしあわせ~。
数日留守にするため、コメント欄は閉じますね。