気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

10月11月の舞台 銀座くらま会100周年・大正琴の発表会など

2024-11-29 18:49:17 | 芝居
舞台の前に、の東京三多摩の紅葉の紹介です。

 11月27日 ちょうど見ごろの紅葉

国立天文台三鷹キャンパス。初めて敷地内に入りました。
 大正10年に建てられた第一赤道義室。 
三鷹の中で一番古い建物。

 もちろん天体望遠鏡も建物も今は使われておらず、内部の見学もできる。
周囲の木々とマッチして趣がありますね。
ここが日本の最先端の観測所の時代がありました。


50センチ公開望遠鏡

 イチョウが見事。
広大な敷地に今は使われていない観測所や天体望遠鏡などが展示され、
いくつもの研究棟は現役で使われている。
 見学者もほとんどおらず、静かな秋を楽しんだ。

 敷地内には古墳も残っており、古代から人が住んでいたらしい。
森の恵みが豊かな土地だったのですね。

🍂🍂🍂 10月11月の舞台

 演劇の価格が高くなりました。
先日帝国劇場建て替え前の最後の公演「レ・ミゼラブル」を申し込んだら、
手数料込みで20000円を超えており、驚きました。 
でも他は倹約してもいかなくちゃ。
 先行抽選、当日一般発売に挑戦したのですが、全滅!!好きな方が多いのです。

私は「レミゼ」を3回見ました。 でも最後の帝国劇場での公演は絶対見たい!!でもダメそうです。


10月6日「コルセット」劇団朋友 福生市民会館 三多摩演劇を見る会主催




 1980年代、バブル時代を女子大生として過ごした二人が会社を興し、その後離れ、時が過ぎる。わだかまりを抱えた二人が会社の創立30周年に再び出会う。

 大きなうねりがある舞台ではないけれど、
年月が経つうちに会社経営者と主婦という立場に変化し、微妙なすれ違いが起こる感情がよく出ていたと思う。
 全く眠くならならず面白かった。

10月28日 銀座くらま会 第100回記念公演 新橋演舞場
 粋でいなせな銀座の旦那衆の年に一度の発表会

 常日頃銀座でお買い物を楽しむ身分でもないのになぜこの会の切符が手に入ったのか不思議でしょ?
 銀河さんそうは見えないけどお金持ち?

 もちろん違います
 友人が江戸の芸「かっぽれ」を教えており、この会の「にぎやかし」のとし出演する関係で急に「行きますか?」とお誘いがあったのです。

いきたいと思っても簡単に行ける会ではなく、もちろん2つ返事でOK。

会場は新橋演舞場



内容は、小唄、長唄、清元、常磐津、など旦那衆の芸を披露。

 さすがに銀座の旦那衆の発表会すごい!と思ったのは、地方(じかた・音楽を受け持つ人)の三味線、笛、太鼓、などを一流の方が受け持っていたこと。
人間国宝の方の三味線や笛を聴くことができた。
そして旦那衆は年季の入った喉や三味線を披露。第一部終了。

 第2部は新橋芸者衆や歌舞伎役者の踊りをバックに、芸を披露する。
鳥居のセットを組むという大掛かりな旦那もいた。
服飾デザイナーのコシノヒロコさんは、歌舞伎役者の壱太郎の踊りで長唄を披露。

どれほど趣味にお金をかけるのか、庶民には到底及ばぬ世界です。
 遊びの極みを見る感じ。
でもこういう旦那たちがいることで今に残る江戸の文化を継承してきたのでしょうね。

客席も華やか。着飾ったお客様たち。
そして芸者さんのあでやかで粋な着物姿もたくさん見ることができました。
二度とない経験しました。

ランチは

会場で買った「銀座スイス」のビーフカツサンド。
出来立てで熱々で、お肉が柔らかく、今まで食べた事のない美味しさだった。




11月3日 中之島流大正琴演奏会 八王子クリエイトホール

最近急にお誘いが来ることが多くて驚いてます。
ラッシーママさんから「大正琴」のお誘いです。

子供のころ、大正琴が押し入れにあり、ポツンポツンと弦をはじいて遊んでいた。
あの哀愁を帯びた音色が結構好きで一度ちゃんとした曲を聞いてみたいと思っていました。

 話には聞いていたけれど交響曲の「運命」には驚いた。あの力強い演奏を大正琴です表現するなんて!!
これがこの流派の方たちの最大の目玉の曲であり、演奏できるという誇りと自信に満ち溢れていました。

 もちろん編曲の力がすごいのでしょうが大正琴パワー恐るべし。
いったいどれだけ練習したのでしょうか?

 ほかの曲は懐メロが多く、恋のバカンス、少年時代、異邦人、ロッキーのテーマなどなど。速い曲もお見事!
 いいなぁと思ったのは坂本冬美さんの「夜桜お七」。
哀愁のある旋律と華やかさが大正琴にマッチして素敵でした。

ラッシーママさん、珍しい演奏会をありがとうございます。

遅いランチは駅ビルで。




11月21日 府中市市制70周年記念コンサート 東京交響楽団弦楽四重奏

曲目はモーツァルト「アイネクライネナハトムジーク」
   シューベルト「魔王」
   ブラームス「ハンガリー舞曲」
   シューマン「弦楽四重奏」
 親しみやすい曲ばかりで、音楽に疎い私にもわかる曲ばかり。
でも第2部は30分演奏の大曲。 残念ながらプログラムの紙をなくし曲がわからない。

 演奏時間は休憩を入れて一時間半。気楽に会場に来たのに素晴らしい演奏会に出会えました。
 よくわからないのに弦楽四重奏は親しみやすくて。大好き。

 当日券を買ったのだけれど、手に入るかわからないので諦め半分で会場に行ったが大丈夫でした。でも開場まで40分も待ってしまったわ。

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4 コメント

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Unknown (ラッシーママ)
2024-12-01 11:25:44
銀河さんのブログから、東京の身近にも知らない所が沢山あるのを知りました。
国立天文台三鷹キャンパスなんて、あったのですね。
素晴らしい黄葉が観れましたね。

10月11月と沢山の芸術に接しましたね、それも滅多に行けない「銀座くらま会」
銀河さんが普段から芸術に関心を寄せられ勉強してる、銀河さんだから、その価値が分かるのであって
例え私がチケットを頂いても「猫に小判」で、チケットを上げた方もわきまえてます。

大正琴演奏会、喜んで貰えて良かったわ。
私も大正琴を習い出して、初めて知った大正琴の醍醐味でした、私も楽しかったです。
芝居「コルセット」や府中市市制70周年記念コンサート 東京交響楽団弦楽四重奏も楽しまれましたね。
返信する
Unknown (☆銀河☆)
2024-12-03 11:29:42
大正琴の演奏会楽しかったです。大正琴なんてなかなか聴くチャンスがないです。
三鷹の天文台、昔から知っているのでしはが、なかなか行くチャンスが無く、今回入ってみたら、レトロな建物も多く、広々していて良い雰囲気でした。紅葉も素晴らしく生き返った気分。身近な所に、まだまだすてきな場所がありますね。
返信する
Unknown (tona)
2024-12-04 19:39:03
随分多彩な芸術に触れられてきたのですね。
演劇が2万円もするようになったのですか。
「レ・ミゼラブル」なかなかいいですね。
もう何回もご覧になったとか。今回残念でしたね。
私は本を読んでいますが、映画は古いのを見たきりです。その頃の時代が押し寄せてくるような内容の物語ですね。
三鷹天文台お入りになったのですか。外から見ただけですから是非入りたいものです。チャンスがあったら。
大正琴での「運命」とは!凄かったでしょう。想像してみただけでもぞくぞくしますね。
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2024-12-07 19:02:54
 tonaさん、こんばんは。

 返信が遅れてすみませんでした。
2日から旅行に行き、昨日帰りました。
いつもだったらスマホで返信できるのですが、
今回はひたすら歩く強行軍。
宿でコースを調べる以外スマホを開くのも面倒になっていました。

 三鷹の天文台、なかなか入るチャンスがありませんでしたが、
野川公園へ行く途中、急に夫が思いつきました。
遠出しなくてもよいところがまだまだあるのですね。
構内に遺跡があるのにびっくりしました。
運命は大正琴の限界に挑戦する意気込みがすごかったです。
オーケストラの演奏とは違いますが、よかったですよ。
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