今帰仁(なきじん)<1>
今帰仁(なちじん)には
独特の自然風土や歴史文化がある
海や山や川が有り
現在も自然に恵まれ緑豊かな村である
那覇市とほぼ同じ面積(39.87k㎡)
また世界遺産に登録された今帰仁グスクを有している
1666年に今帰仁と伊野波(現在の本部)
の二つの間切(そん)に分割される
間切には地頭代はじめ総耕作当や夫地頭や首里大屋子や
掟などの役職があり、間切の長は地頭代
間切長さらに村長へと改称され現在に至っている
また、今帰仁は信仰の間切(村)でもある
御嶽は各ムラ(あざ)にあり
21カ所の神アサギがある
合併したムラ、玉城ムラ3カ所、書誌ムラ2カ所
今泊ムラ2カ所の神アサギがある
近年出来たムラ越地ムラ、呉我山ムラ、渡喜仁ムラには
御嶽や神アサギはない
祭事、祭祀のあるときは元のムラに参加している
管轄の神人(ノロ)が年間を通して決まった
祭祀を執り行っている
また、琉球開闢7御嶽の一つクバ御嶽(クボウ御嶽とも言う)が
今帰仁間切にある
今帰仁は今も多くの信仰を集め年間を通して
聖地として多くの御願(巡礼者)する方が訪れている
今帰仁間切には19のシマ、ムラ(あざ)がある
世帯数4233
人口 9、628人外国人含む(2014年12月現在)