人生黄昏時

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竹富島の祭&祀【3】

2018年08月15日 00時12分29秒 | 日記

  竹富島には、始祖とされる、六人の祖先神を祀った

オン(御嶽)をムーヤマ(六山)と呼ばれ

一年を通して神事、祭祀が行われる最も重要な御願所とされている

 

島の住民は必ずどこかの「ムーヤマ」に属し

祭の時には家族、一族が集い祭祀を行う

 

各オン(御嶽)には神職であるツカサ(神女)が属し祭祀を司る

ツカサは主に女性で、代々世襲で引き継がれ

オンの香炉などを管理し年間十五回の祭祀を執り行う

 

また、トゥヌイムトウ(殿居元)やカンマンガーなどの役職も

世襲で引き継がれている


竹富島には数多くの伝統行事である祭祀・祭礼が継承され 

「祈願」と「感謝」を行う祭祀に分ける事が出来る

 

八重山諸島各地で行われている

プイ(豊年祭)やキツガン(結願祭)・シチ(節祭)などに加え

 

竹富島独自のである

ユーンケイ(世迎い)、ジュングヤー(十五夜)などもある

 

島最大の祭祀タナドゥイ(種子取祭)は

十日間に渡って数々の神事が執り行われる

 

島民総出で祭に参加し

祈願し謡い踊り、芸能を奉納して


島全体が一体である事を体感している

そこにあるのは「うつぐみ(一致協力)の心である」


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