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竹富島の祭&祀【4】

2018年08月20日 00時02分37秒 | 日記

  竹富島には、ユーンカイ(世迎い)と言う祭祀がある 

ニライ カナイの神の国から、

 

五穀の種子を積んだ船が、竹富島のコンドイ浜の北側に

ニーランと言う石に船の舫い綱を結び上陸したと言う伝承である

 

ニライ カナイの神々と船に積んだ五穀の種子を

竹富島の神が八重山の島々に

多くの穀物の種子を配った

 

ユーンカイは、ニラン神石の前で

ニライ カナイの神を迎える儀式を毎年旧暦八月八日に行われる

 

祭祀は主にツカサ(神女)と竹富公民館執行部が

ニーラン神石の前で「トンチャーマ」を謡いながら

手招きをする仕草をし、神を迎える

 

その後、ニライ カナイの伝承と深い関係があると考えられる

幸本オン(御嶽)を拝し、それから年二回しか参拝しない

クックバー(小底場)行き八重山の島々に種子を配る儀式が行われる

 

その後、ナージカー(中筋井戸)の前で

玻座間住民の歓迎の踊りであるガーリー(願礼)踊りで迎えられる

 

また、西唐オンも参拝し、そこでもガーリー踊りが行われ

ユーンカイ(世迎い)の祭祀は終了する

 

このユーンカイの儀式は

ニライ カナイ信仰の原点であると言われている

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