浦添グシク(城)、沖縄県浦添市中間にある城跡
沖縄本島中部地方の南に、標高約130m.東西に長く
琉球石灰岩丘陸上に城域は東西約380m.
南北に70m.以上、北側は断崖で南は勾配の傾斜面となっている
三つ郭からなるグシクで今帰仁グシク、首里グシクと
沖縄のグシク中で三番目に大きい広大な城である
一の郭には正殿があり高麗系瓦ふき造りだったとされている
城の北側に長い石畳の階段を降りて行くと石積みのアーチ門があり
その先に立派な王陵、浦添ようどれ(夕凪)がある
英祖王陵と尚寧王陵の二つの墓室がある
沖縄の墓造りの原型になったと言われている
城域には、シーマヌ御嶽、ユムチガー、カガンウカー、カラウカー
極楽寺跡、この寺は沖縄最古の寺院である
(カ、ガは井、泉の意味)
そしてグシク周辺には当時の
有力者の屋敷や集落跡などがある
浦添地域は古琉球において、政治、経済の中心だった
そのため浦添地域には由緒ある史跡が多数存在している