勝連城(カッチングシク)は沖縄県うるま市勝連南原に在る城跡
勝連城は、中部勝連半島中頃の丘陵上に築かれている
発掘調査などによって、12世紀頃から築城が始まったと考えられていて
誰によって築かれたのか、歴史的には分かっていない
14世紀始めごろ英祖王統第二代大成王(1300~1309年)の五男
勝連按司によって築城されたと考えられている
グシク(城)は60mから100mの丘陵に築城された
自然崖地形を利用した石灰岩の石垣を積み上げた城壁
堅固で防衛上極めて優れた地形である
ヘーグシク(南城)、中間の内、ニシグシク(北城)に
大きく三つのエリヤから成る
一の郭から三の郭が、各平場が階段状に連なり
四の郭・東の郭から成り、郭は四方石垣で囲まれている
二の郭が城主の居城、一の郭は本丸であり
その中心にタマノミウジ御嶽(拝所)あり
様々な儀式が執り行われた
自然の崖地形に沿って曲線を描いた城壁に
囲まれた勝連城は実に美しい
最も高い一の郭から北に金武湾、
北部の山々や伊計島に連なる島々
南は知念半島、中城湾、中城城跡
周辺の緑地、青い空と海等が一望できる
360度の大パノラマの景観は最高
勝連城は沖縄を代表する城跡の一つで
ユネスコの世界遺産に、勝連城跡として登録されている
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