あれこれ片付けている間にもう早速中国入国に向けた準備を始めねば。。
中国行きの便に搭乗するために必要な手続きも目まぐるしく変わってきました。
中国出国前には搭乗前48時間以内のダブル陰性証明(PCR検査 + IgM + 抗体検査)だったのが、
7日前のPCR検査と搭乗前48時間以内のダブル陰性証明(PCR検査 + IgM + 抗体検査)に変わり、
更に2月28日からは7日前のPCR検査、搭乗前3日以内に2つの検査機関を使って2回のPCR検査、
と現時点では合計3回のPCR検査になりました。
検査は前もって予約していたのですが、更に別のクリニックも追加で探さなければなりません。
出発前3日間に行う2回のPCR検査は間隔を24時間以上空けるようにと書かれていますが、
厳密に時間を気にする必要はなく、日を跨ぎさえすれば大丈夫とのことでした。
(前日の検査が午前10時で、当日の検査が午前9時でも問題ありません)
PCR検査の陰性証明には中国国内の連絡先電話番号の記載も必要になりました。
私の場合は、中華人民共和国駐大阪総領事館の管轄内のクリニックで検査となるのですが、
まだ対応しきれていない病院もあるようで、領事館指定になっていても、
実際に問い合わせてみるとまだ認証が取れていないと言われることもありました。
PCR検査費用は、クリニックによってかなり違います。
大阪では2回で25000円というのもあれば、1回で3万円以上の所もあります。
月、火曜日のフライトの場合、PCR検査を土日に行う必要があるので、選択肢が狭まることになります。
また、検査結果の入手が当日や1日後など、こちらも対応は様々です。
費用の安いクリニックで検査を受けるのは中国の方が多いようで行列になっていました。
搭乗7日前のPCR検査後、搭乗日前日まで行う自己健康観察も引き続き必要ですが、
結果を記入するフォーマットは以前と微妙に変わっています。
7日前とフライト前3日以内の計3回のPCR検査が終わると、搭乗に必要な健康コード申請を行います。
まずはPCかスマホから領事館指定のURLにアクセス。
登録にはメールアドレスが必要で認証用コードがメールで送られてきます。
対応言語は英語もしくは中国語です。
認証が終わると、パスワード設定を行います。
またパスワードを忘れた時に必要な呪文、尊敬する人や好きな俳優など3種類登録します。
登録が終了すると、申請に必要なパスポート番号やPCR検査結果などを入力する画面に移ります。
私はPCを使って申請しました。
オンライン健康コード申請フォーマットがまだ最新のものには更新されておらず、
交差PCR検査のクリニック名のひとつをIgM抗体検査の項目に入力し、
7日間の自己健康観察表はPCR検査結果と同じところに添付してみました。
提出(アップロード)する書類は、
・7日前検査と交差検査2回の合計3回分のPCR検査陰性証明
・7日間の自己健康観察表
・パスポートの顔写真ページ
・中国の居留許可証または渡航ビザ
・日本の居留証明(運転免許や保険証、住民票など)
・Eチケット控え
・ワクチン接種証明(持っているなら)
となります。
アップロード対応フォーマットはJPEGで、PDFなどには対応していません。
確か以前は搭乗する便ごと(出発時刻)で申請期限が分かれていたと思うのですが、
搭乗前日の20時までに変わっています。年中無休24時間体制で審査をしているそうです。
提出が終わるとすぐにQRコードの表示はできますが、まだ審査中になっています。
審査結果はメールで通知されます。
もし何かしらの不備がある場合はその理由も通知されるので修正して再提出します。
無事に審査が終わり結果がOKならQRコードが緑色に変わります。
有効期限はフライト当日まで、これを空港のチェックインで提示すればよいようです。
搭乗前日にPCR検査をして、もし混んでいて結果が出る時間が遅くなったら、
20時までの申請期限に間に合わないかも。。
と、小心者の私は3日前と2日前にPCR検査をしました。
クリニックからは内容は古いですが中国領事館から配布するように言われていますと、
注意書きを渡されました。
3回のPCR検査に通っている間に大阪城の近くでは梅の花が咲き始めました。
検査結果を受け取る間の時間、大阪城の北側にある藤田邸跡公園へ20年ぶり?ぐらいに足を運びました。
蘇州と大阪を比べると蘇州の方が暖かくなるのが早いので、あちらはもう満開に近い状態のようです。
中国で仕事を始めてからもう10年、日本への一時帰国で1ヶ月以上滞在したのは初めてです。
昨年は帰国していないというのもありますが、電気代が対前年比359.4%になりました。
ほとんど自宅にいてエアコンを付けていた割には絶対量はそれほどでもありませんでしたが、
この数字にはちょっと笑ってしまいました。