2年ぶりの関西空港の国際線出発エリア、予想通りですが閑散としています。
早く以前の活気に戻ってほしいものです。
チェックインカウンターも搭乗ゲートも北側半分しか使っていません。
国内線エリアも含め飲食店やコンビニ、土産物屋さんなど休業している店舗が多いです。
私の出国タイミングで関西空港から上海へ向かう便は、火曜日のみ運行しているHO1334の一択でした。
上海行きのチェックインカウンターだけが大混雑しています。半数以上が中国の方々でしょうか。
それでも並んでいる間に普通に日本語の会話も聞こえてくるぐらい日本人も多かったです。
搭乗手続きの前に、前日に取得した搭乗用の健康コード(HDC)確認と検温を行います。
決してこの確認作業が増えたから混雑している訳ではありません。
大きな荷物をいくつも持った人たちのチェックインで大行列になっています。
そうそうこの感じ。。思い出しました、以前からいつも中国系航空会社のチェックインはこうでしたよね。
中国の方は行列好き?なので手続開始時刻の1時間ぐらい前から並び始めるし。
搭乗に必要な健康コード(HDC)取得の過去記事はこちら。
チェックインが終わると、中国入出国用の健康申告コード(HDCとは別)の確認があります。
中国から一時帰国された方なら中国出国時に提示したものと同じですが、中国入国用に情報の更新は必要です。
お持ちでない方は係員の指示に従って情報入力します。
中国入国時に多用しますので必ずスクリーンショットしておくことをお勧めします。
有効期限が長いので搭乗前日の寝る前にでも情報入力とQRコード取得をしても大丈夫です。
中国行きが多少混んでいるとはいえ、出国者の絶対数が少ないせいか保安検査はいつもより念入りでした。
出国後の免税店通りも南側はほとんど営業していないのでこちらもやはり閑散としています。
本館以外の免税店は休業している店が多いので、何か買い物する場合は本館で済ませた方がよさそうです。
本館と北ウイングを結ぶシャトルも乗客は少ないです。
ただし運行間隔が約4分毎と通常時より若干長くなっているので往来するなら少々時間がかかります。
余計なお世話かもですが、出国後の公共喫煙スペースは閉鎖されています。
もしどうしてもと思われる方は、本館から南ウイング方向(HOの搭乗ゲートと反対方向)へ進むと、
IQOS専用ラウンジとその対面にあるカフェには喫煙スペースがあります。
IQOS以外の方は、飲み物を買って喫煙スペースを利用するしかありません。
飛行機は定刻から少しだけ遅れて出発、機体は座席が3+3+3のB789でした。
座席は真ん中を空けて一つ飛ばしにはなっていますが満席になりました。
上海浦東にはほぼ定刻に到着しましたが、入国前のPCR検査や入国手続きが混んでいるとのことで、
飛行機を降りるまで1時間ちょっと待機となりました。
待機中でも機内のトイレは使用できます。
次のチャンスまでどれだけ時間がかかるか分からないので我慢せずに済ませておく方が無難です。
着陸後に機内で配られるPCR検査同意書にも先に署名しておきます。
降機は前の席から順に2列ずつぐらい複数回に分けて行います。
後方座席だとかなり待つことになるので、可能であれば前方の席を事前にWeb予約しておく方がよいかも。
吉祥航空は春秋とは違ってLCCではありませんので、前方座の予約も無料で早い者勝ちです。
飛行機を降りて最初に使うのは、中国入出国用の健康申告コードです。
係員への提示してPCR検査検体容器の受け取ります。
検査は鼻ぬぐいと喉ぬぐいの両方で、PCR検査場でも健康申告コードが必要です。
PCR検査が終わると入国審査、入国が終わると預けた荷物を取りに行きます。
この行程だけはいつもと同じ。荷物はターンテーブルをぐるぐる回っていました。
荷物を取ったら次は隔離ホテルへ向かうための準備です。
最終目的地が上海の人、近隣の江蘇省や浙江省などの人などそれぞれの行き先ごとに分かれます。
まず行先に分かれる前に壁に貼られているQRコードを読み込んで、
国籍、パスポート番号、フライト情報、最終目的地などを入力します。
必要情報の入力が終わると机場入境旅客情報QRコードが表示されるので、
これを係員へ提示すると入境人員目的地確認単と書かれた用紙が渡されます。
机場入境旅客情報QRコードは隔離ホテル行きバスの乗車にも使います。
入境人員目的地確認単に名前、電話番号、パスポート番号などを記入し、
次のチェックポイントでパスポートと一緒に係員に渡します。
パスポートは隔離ホテルへ入室する時に返されます。
自分の行き先が提示されている待機場所で、次の指示があるまで待ちます。
おそらく、同じ便で入国して同じ隔離ホテルへ行く人が揃うまで待つのだと思います。
この時点で、着陸からすでに3時間以上経過。。まだまだ。
何度も利用している上海浦東空港ですが、
今はもう迷路のようになっていて自分がどこにいるのかよく分かりません。
こんなエスカレーターってありましたっけ?
ようやく隔離ホテル行きのバスに乗るための待機場所へ、皆様お疲れモードです。
ここで初めて係員からトイレに行きたい人は待ち時間に行って下さいと案内がありました。
隔離ホテルの場所や名前は到着するまで知らされませんでした。
また最終目的地によってもホテルは変わります。
一緒に移動しているのはおそらく同じ便で入国した江蘇省へ向かう人達です。
スマホナビを見るとバスは嘉定へ向かっています。
隔離ホテルへ到着したのは中国時間の22時を過ぎていました。
ホテルへ宿泊するための書類に必要事項を記入して係員へ提出したり、検温したり、
支払いをしたりと手続きが終わってドアを閉めたのが23時(日本時間24時)過ぎ。
着陸から約6時間後でしたが、これでも以前よりはだいぶスムーズになっているかもしれません。
出入国の長い1日が終わり、続いて長い隔離期間が始まりました。
上海で到着日も含めた3日間の隔離が終わると、バスに乗せられて江蘇省(昆山)へ移動、
そこから更に各市や区に振り分けられて、別のバスで蘇州の隔離ホテルへの移動になります。
蘇州での隔離期間は隔離ホテル11日+α(健康観察)、αの期間と行動制限が変動するので要注意です。