蘇州では上海などと同様に外国人でも希望すればワクチン接種が可能になっています。
私の住んでいる高新区のマンションでも3月末から予約案内が張り出されていました。
日本にいつ帰られるかも分からず、帰られたとしても1ヶ月以上の長期休暇なんて不可能なので、
一時帰国している間に2回接種も絶対に無理。。
まずは中国でワクチン接種を受けることにしました。
マンションの張り紙に従って申し込みQRコードをWechatで読み込むと、
健康高新区ミニアプリが開き、ここから予約登録ができるようになっています。
が。。案の定、パスポート番号では登録できません。
マンション(小区)を管轄している社区の事務所へ直接申し込みに行きました。
予想通りの”来なくてもスマホから予約できるよ”という窓口の対応に、
いつも通りの”パスポート番号では登録できないよ”説明をした後に事務室に行って、
PCで直接入力してもらって予約は完了。
ここで、英語版と中国語版の接種同意書にサイン。
中国語版はこちら、
蛇足ですが、中国では日本の市区町村レベルにあたる行政単位の下にまだ、
街道、社区、小区というの3つの管理組織があります。
夫々の役割の詳細を説明できる知識はありませんが、
主に環境や安全衛生、福利厚生など日常生活関わる部分を担当しており、
蘇州でのワクチン接種は、社区レベルでの管理となっているようです。
4月中旬に予約申し込みは済ませましたが、その後は全く音沙汰なし。
労働節の連休中に園区は予約なしでもワクチン接種できるという情報を耳にしたので、
新区で予約済みでも園区で接種できるか試しに行ってきました。
予約なしでも大丈夫と聞いたのは、園区の唯亭鎮、他の場所のことは全く分かりません。
医療機関の中に入ってみると接種受付にずらっと人が並んでいます。
係の人に外国人でも接種できるか聞いてみると問題ないとの答えでした。
ただし、ここでも並んでいる間にスマホでの予約登録が必要。。
QRコードをスキャンしてみると、園区では育苗通というミニアプリから登録。
どんなアプリでもパスポート番号では登録できないことは分かっているので、
慌てず、騒がず、静かに受付へと進みます。
受付で外国人はアプリから登録できないことを伝えて直接登録してもらいます。
入力に少々時間はかかりましたが、無事1回目と2回目の接種用の用紙をもらいました。
新区での予約データが連動しているかどうかは分かりません。
新区で予約した時の同意書は必要ありませんでした。
受付を済ませるといよいよ接種。
看護師さんが手慣れた手つきでどんどん注射していきます。
筋肉注射は結構痛いというのを過去に経験済みなのでどんな感じかと思っていたら、
拍子抜けするぐらい全く痛みを感じることもなく、あっという間に終了。
用紙に接種時刻と1回目済サインが記入されました。
ワクチンの種類、製造元も印刷されています。
私が接種したのは中国医薬集団(シノファーム)の不活化ワクチンです。
接種後30分間は待機所で様子を見ます。
30分過ぎたことを確認してもらうまでは外に出ることはできません。
もし何か異変があれば、係の人に申し出ます。
私が待っている間には誰も不調を訴える人はいませんでした。
接種後すぐには全く痛みを感じませんでしたが、
夜になると腕に筋肉注射特有の鈍い痛みが出ました。
私の場合、2回目の接種は7週間後以降、6月の後半から可能になっています。
中国製のワクチンは有効性が低いなど言われていますが、
技術的に確立されている不活化ワクチンならとりあえず安心ですし、
接種するメリットはリスクを十分上回ると思っています。
もしRNAやアデノウイルベクターワクチンだったらちょっと躊躇したかもです。
※この記事を書いている最中に高新区からも接種の連絡が来ました。
蘇州全域でワクチン接種が進んでいるようです。
私は苦労しましたが家族と知人の先生4人分を予約して今日1回目が終わりました。ホッとしています
2回目は月末ですからとりあえず…どこにも行けませんね。早くどうにかなりませんかしら・・・
お互いに健康に気を付けて楽しく旅したいですね?
注射が終わりますと・・どこかに出かけたい?
気を付けましょうね・・・!
日本でも高齢者の接種が始まりましたね。
無事に1回目が終わってよかったですね。
日本のネットニュースを見ていると予約のトラブルもでているとか。
油断は禁物でしょうが、
早めに済ませて少しでもリスクを減らすことができればよいかと思っています。
私の生活範囲の中でも一般人の接種は地域によって差があります。
上海:3月ごろから接種開始で外国人は有料、今は予約不要。
蘇州:4月ごろから接種開始で外国人は条件によって無料、今は予約不要。
長春:今日から予約開始、外国人の接種は市政府に申請が必要で詳細不明。
田舎の方が遅いようです。