今年の中国の労働節は4月29日~5月3日まで5連休でした。
といっても2日間は振替出勤ありで2日間は普通に土日、休みが増えたのは1日だけ。。
諸々の手続きやどうしても日本でやっておきたいことがあったので、
とんぼ返りで一時帰国することにしました。
現在は国際線の便数も大幅に増え航空券の値段もかなり下がりました。
直前に予約したので通常よりは高かったですが、それでも昨年の値段と比べると半額以下でした。
中国の労働節の連休はどこの観光地も大賑わいだったようです。
日本に帰る時は直行便の便数が多くて値段が比較的安い上海浦東空港を利用するのですが、
飛行機の予約と同時に高鉄の予約も済ませて正解でした。
いつも通りの感覚で高鉄を予約していたら満席で切符が買えないところでした。
事前にワクチン接種も登録して準備していた、Visit Japan Webのファストトラック。
ありがたいことですが、帰国直前にワクチン接種証明もPCR陰性証明も不要になり、
結局、日本入国の際に一度も使うことはありませんでした。(せっかくなので税関は使ってみました)
また、ほぼ同時に中国入国にPCR検査も不要になり、
自主抗原検査でOKとなったので、日本へ行く国際線も混雑しているかもと思っていたら。。
チェックインカウンターは、場所を間違えたかと思うほど誰もいません。
去年のコロナ中の時の方がずっと人が多かったです。
便数が増えた分、人も分散したのでしょうが、チェックインカウンターに人がいないのは初めて見ました。
帰国に利用した便は、浦東T1サテライトターミナル出発だったので、
こちらも人は少ないだろうと思っていましたが、想像以上に人影なし。
営業しているお店も少ないです。
中国は、まだ一部の国への団体旅行しか認めていないことと、
まだビザなしで外国人は入国できないのもあって、国際線の利用客は少ないのかと思います。
混んでいると思って早めに空港へ行ったのですが暇を持て余しました。
拍子抜けするぐらいスムーズに出国、搭乗。飛行機はほぼ満席でした。
関空に着陸してから入国までのルートもほぼ通常状態に戻っています。
国際線の機内食も復活しているのですね。3年ぶりに食べました。
中華系航空会社の機内食は昔と比べるとずいぶん進化したと個人的には思っています。
日本行の便だと、日本食っぽいものも出るようになりましたし、バター、塩、胡椒も付いています。
どうしてもやっておきたかったこととは。。日本の部屋の24時間換気の修理。
どうやら、昨年の秋ごろにはエラー表示が出て換気できなくなっていたようで、
梅雨に入る前までに直しておきたかったのでした。
10年以上前の物なので、修理ではなく給湯設備全体の買い替えなども薦められましたが、
そんなことをする時間もお金もなく、全てお断りして換気モーターの取り換えで済ませました。
最小限の出費で懸念事項が無事解決して気分もすっきり、少しだけお散歩にでかけました。
今は、東南アジアからの観光客が多いのですね。
まだ中国からの団体旅行は認められていないので、中国語はあまり聞こえてきません。
ユニバーサルスタジオジャパンは、夜遅くまで大勢の人で賑わっていました。
日本も中国もやっと元に戻りつつあることを実感します。
一時帰国中の食事のほとんどはコンビニ弁当やスーパーの総菜で済ませました。
外食は1回だけ、しかも駅の立ち食いうどん。でもずっとこれが食べたかったので満足。
中国で展開していた、はなまるうどんも丸亀製麺も日本の店舗と違って、
メニューも値段も味もすべて中途半端で美味しいと思ったことはありません。
日本食がいくら人気でも美味しくない店に客は来ないので撤退は仕方ないことでしょうね。
ニュースで今年のGWに海外へ出かける人も多いと聞いていたので、
中国へ戻る日は、少し早めに関空に行きました。
でも、行列ができているのは中国行の便ぐらい、それでも以前ほど行列は長くありません。
乗客のほとんどが中国人のようでした。
機内からは懐かしい日本の景色がよく見えました。
淡路島上空からは明石海峡大橋もはっきり。
福岡上空からは関門海峡も見えています。
反対側の座席だったら、きっと阿蘇山も見えていたのだろうと思います。
中国入国に必要な抗原検査の結果登録は出国時と同じように出/入境衛生健康申報の中で行います。
陰性を選択すればOKで、日本で搭乗手続きする際のチェックもありません。
中国、日本のどちらも入出国はほぼ通常状態に戻りました。
ただ、浦東空港も関西空港も食事ができる店はまだ少ないままです。
きっと夏ごろには団体旅行客の受け入れも始まって混雑するようになるのでしょう。
航空券も値下がりしていますし、今年からは気軽に帰国できそうでほっとしています。
ただし、先週ぐらいから上海でも再び新型コロナ感染が広がっているようなので気を付けないとです。