浙江省にある千島湖という巨大なダム湖まで行ってきました。
蘇州から千島湖までの道のりは約350kmです。
久しぶりのちょっとした長距離運転です。
高速道路を使って4時間ほど、休憩をはさみながらだと5時間近くかかります。
移動のほとんどが、高架道路と高速道路なので楽といえば楽なのですが、
中国での運転は何かと気を使う(何が起こるか分からない)ので少々疲れます。。
千島湖のある場所は杭州市に属しているのですが、杭州市街からは遠く離れています。
杭州ではなく黄山の近くにあるといってもいいぐらいです。
利用する高速は、常台高速、申嘉湖高速、練杭高速、杭州繞城高速、長深高速、杭長高速、溧寧高速。
杭州市街を迂回するルートです。
このルート、おそらく最速ルートだと思うのですが、サービスエリアの数が少なくなります。
主なサービスエリアは白洋湖SA、徳清SA、富陽SA、建徳SAです。
どのサービスエリアも昔と違って奇麗になっています。
スターバックスやケンタッキーなどのチェーン店も入っています。
食事の店はどのサービスエリアでも大した違いはなく、
残念ながらあまり食欲をそそるようなものはありません。(あくまでも個人の見解です)
中国のサービスエリアはどんどん進化しています。
利用者は見かけませんでしたが、建徳SAには小さなドッグランもありました。
最後の溧寧高速に入っていくつかトンネルを抜け、しばらく走れば千島湖が見えてきます。
千島湖は1959年に水力発電用のダムとして建設された人造湖です。
ダムによってできた島の数は1078個で、千島湖の名前の由来になっています。
世界で最も島が多い湖としてギネスに認定されているらしいです。
湖岸線はかなり複雑に入り組んでいます。
湖の周りにはドライブにもってこいの運転しやすい道が整備されています。
湖、山、田舎の村など、いろいろな景色が楽しめる道が延々と続きます。
ただし、いつ目の前に対向車が現れるのか分からないので油断できないのが残念。
湖の周りが観光地やリゾート地になっていて、連休ともなると多くの人で賑わいます。
平日に行ったので、渋滞もなくマイペースでドライブを楽しむことができました。
今回はリゾートホテルに2泊して、あまりドタバタせずにのんびりという感じで、
千島湖観光を楽しんできました。
ただし、相変わらず事前の下調べが甘く、ちょっと失敗したかも感もありますが。。