久しぶりに盤門景区へ行ってみました。
東大街でちょっと買い物したいものがあって、盤門はついでに。。ですが。
蘇州の休日は、もうコロナ前以上に観光客で溢れていますが、
盤門には団体旅行客の姿はありませんでした。
でも、昼間とは別料金で夜も開園しているので、
きっと夜になると観光客も多くなるのだろうと思います。
日中はまだまだ暑いせいもあって、
呉門橋や環古城河健身歩道を歩く人もそんなに多くなさそうです。
だいたい1時間おきぐらいに楽器の演奏があります(正時ごとだったかと思います)。
日陰で休憩しながらのんびり演奏を楽しむことができます。
園内では休業していたお店が綺麗になって復活していたり、以前あったお店がなくなっていたりと、
しばらく見ない間にいろいろと変化していました。
きっと夜になると営業しているのでしょう。
ビアガーデンのような、お酒が飲める店もあるようです。
子供用のアスレチック施設や、貸衣装、コーヒー屋さんなど、
新しいお店もいくつかできていました。
売店の建物も綺麗になって、以前あった射的や小さな土産物屋はなくなっています。
盤門景区を一回りして、本体の目的の買い物へ。
盤門景区の入り口の前の通りが東大街です。
盤門の近くには、レストランやホテル用の厨房用品や食器などを扱う店と、
主に冷凍の業務用食材を扱う店が並んでいます。
基本的には問屋さんなのですが小売りもしてくれます。
今回は2軒だけ覗いてみましたが、どの店もそんなに値段差はないのだろうと思います。
問屋さんなので値札は付いていません。確認するためには少しだけ中国語が必要です。
コストコより少ない量で買うことができます。
日本メーカーの調味料や、日本料理に使える冷凍食品を扱っている店もあります。
蘇州新区商業街(淮海街)でもこの辺りで仕入している店は多いと思います。
冷凍の魚介類や調味料はスーパーで買うよりかなり安いです。
ただ、最近はネットでも安く買えるので最安値かどうかは分かりません。
今回は、ちょっと冒険(にしては量が多すぎ)して中国メーカーの日式みりんと料理酒、
キューピーマヨネーズを購入。
マヨネーズは袋入りしか扱っていない店もあります。
値段は、みりん(1.8L)33元、料理酒(1.8L)33元、マヨネーズ(1kg)26元。
冷凍のホッケの開き(36元)と子持ちシシャモ(45元)も購入。
ホッケは真空パックで売っていますが、計り売り(60元/kg)でした。
保冷袋と保冷剤はお願いすれば無料で出してくれます。
料理屋さんで使う食材なので、外見もきれいです。
冷凍臭はなくお味の方も大丈夫、さっそく美味しく頂きました。
(日本産水産物は販売禁止になっているので、日本から輸入したものでないことは確かです)
そう言えば日本の処理水海洋放出が始まった次の日には塩の買い占めが起こり、
蘇州でもスーパーの棚から塩がなくなりました。
以前も見た光景、この前は何の理由だったか忘れましたが相変わらずのことです。
中国各地で学習能力のない多くの方が大量の塩を買って行ったようです。
処理水の問題は、確かに周辺国にはいい迷惑な話で、反発があってもおかしくないです。
領事館からは慎重な行動を心がけるようにとの通達メールが届きました。
もちろん日本に説明責任があって、世界中への丁寧な説明と安全の根拠を示す必要があります。
中国の反発には別の意味もあるのでしょうかね。
水産物の輸入停止は”一時的に”となっていますし、外交はもちろんのこと、
自国民に向けてのアピールと何かから目をそらさせようとしているようにも思えます。
しばらくはトップダウンのネガティブキャンペーンが続きそうです。