水郷の街、蘇州には観光船がいくつもあります。
今回は休閑カードが使える、蘇州旧市街を囲む古城河の観光船のうち、
新市橋埠頭と相門埠頭の観光船を紹介します。
まずは新市橋埠頭の方から。 新市橋の観光船の航路はこんな感じになります。
運行時間は9:00~19:30です。
新市橋埠頭への行き方は、
蘇州駅からだと、7路(南広場)522路(北広場)のバスで新市橋埠頭下車。
地下鉄は4号線の南門が最寄駅になりますが、1.5kmほど離れているのでちょっと遠いです。
南門駅から新市路を西へ、新市橋を渡って盘胥路を右折した先にあります。
ここの観光船は、私が初めて蘇州に来た2007年にはすでにありました。
いかにも観光用といういでたちの船です。
前に乗ったのが2007年なので、もう12年ぶり。
船内は空調も完備されていて快適です。
大きなテーブルがあるので、飲み物や食べ物を持ち込んでも大丈夫。
乗船して最初に向かうのが胥門、まずは北の方へ進みます。
胥門での乗下船もできます。
胥門で折り返して南の方向へ、百花洲公園を左手に見ながら進みます。
行き帰りまったく同じ場所を通るので船の左右どちら側に座っても大丈夫。
必ず両岸の景色を楽しめます。
この先で川は左へ曲がります。
ちょうど曲がり角にあるのが世界遺産の盤門です。
瓮城、陸門を左手に見ながら、呉門橋をくぐります。
石造りの古い橋を至近距離で見るのも観光船の楽しみのひとつです。
古城河の南側に入ると、蟠龍橋、人民橋、南園橋をくぐります。
人民橋の下にはこんなレリーフがあります。
健身歩道からも見えますが、船からだとこちらもこんな近くで見られます。
南園橋を過ぎ、桂花公園、蛇門で船は折り返します。
折り返しあたりで評弾を披露してくれます。
評弾は、琵琶などの弦楽器の演奏と共に弾き語りをする中国の古典芸能のひとつで、
蘇州評弾はとても有名です。
復路は往路と同様に胥門に寄ってから、新市橋へ戻ります。
今回は地下鉄駅に近い胥門で下船。
新市橋、胥門どちらで乗り降りしても料金は同じはずです。
乗船時間は1時間ほど。昼夜共に楽しめる観光船ですが、
ライトアップされた夜の方が、見ごたえがあるかもしれません。
船の貸切や、食事付きの観光なども予約すればできるはずです。
お客さんの接待にも使えるかと思います。
次は相門から乗る観光船です。