横 綱 NO.408
「横綱は強いようでもドン詰まり」・・・その上がないから、本場所で負け越せば引退という道しかない。
だから、まだその上(の希望)がある大関という地位が一番居心地が良い。
「飲むんだったら酒は大関」というのは大関酒造の宣伝文句ですが、やはり相撲取を目指したからには、どうしても横綱になりたいらしい。
遅咲きだった三重ノ海は「たった1日でも良いから横綱になりたい」といってまして、事実横綱になりましたが短命に終わりました。
白鵬は別格として日馬富士も体格に恵まれている方ではありませんし、今度横綱になった鶴龍も入門当時はどこの相撲部屋でも取ってくれないほどの「規格外」の小さな少年だったといわれています。
一番上に行けば、みんながよって集って足を引っ張るものだから、日馬富士も鶴龍もトップの地位を守り続けることは容易ではありません。
なのに、あまり出来の良くない安倍さんが500日もの長期にわたって総理大臣の地位を守っているというのは、一体どういうことなんでしょうか? 日本人に有能な力士が少なくなってきたのと同様、自民党には安倍さんを引きずり下ろす力量や人望のある人が出て来ないのは、自民党のみならず国民全体にとって不幸なことではありませんか!?
もうちょっとマシな総理が出現するまで1日でも良いから私がリリーフ総理になってやろうというような、勇気ある賢明な政治家がでてくることを期待したい。