赤 子 の 手 NO.412
「赤子の手をねじるようなもの」・・・という表現がありますね。
つまり、赤ん坊の手を捻じ曲げるという意味で、私流に解釈すればそんなむごいことはできないということになりますが、世間一般の解釈ではそうではなく
「いとも簡単なこと」と言う意味になっています。 幼児の頭を殴るようなもの、に置き換えることもできます。
自分にとって重大な危害が加えられても、なんの抵抗もできない幼児です。幼児の頭蓋骨は小学校の低学年ころまでの間は、いまだ堅固に固まってい
ないので、頂門(ちょうもん・・・頭のてっぺん)は押さえるへこむくらいに柔らかい。
そんなものに危害を加えるとどうなるか、ちょっと常識がある人間なら誰だって知っているし、また人間親にならなくってもそれくらいは知っておくべきでしょ
う。 ところが、今の世の中社会的弱者をいたわり・助けなければならないのに、真逆のことをして快感を感じているような人がいる。
野獣社会では必要最小限の弱肉強食はあっても、弱いものイジメなんてない。
悪質なベビーシッタが問題になっていますが、巨大資本やブラック企業が庶民に対して「赤子の手をねじるようなこと」を率先してやっているから、わけもなく
社会的弱者をいじめる風潮が蔓延するのではないでしょうか?