小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

たばこ

2017-12-21 20:00:01 | 日記

     29.12.21  タ  バ  コ       NO.1745

 煙草1本につき3円値上げして、その税収が2~3000億円になるという。

たばこ税収2兆円にその分プラスされることになる。

ところで、たばこによる健康損害は年間4.3兆円というから、被害額を補うためには

あと2兆円分の値上げが必要です。

つまり1本当たり単純に計算して20~30円の値上げが必要ということです。 

ひと箱800~1000円にしなければなりません。

日本で売られている煙草の箱の外装は、スマートできれいなものですがフランスの煙草

の箱の外装は、たばこを吸ったために罹患する病気の患部の大写しとか、ドバっと血を

吐く女性の写真があって、そのうえ「たばこを吸えば死ぬ」と表示することが義務つけ

られているのです。

だからどうせ値上げをするんだったら、中途半端なことしないで1本当たり100円と

か200円にすべきではないでしょうか?

 

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藤原 業平

2017-12-20 19:42:44 | 日記

      29.12.21   藤 原  業 平       NO.1745

 ・・・といえば光源氏とともに後世にその名を残す美男です。

美女の代表といえば「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる なが

めせしまに」の小野小町(おののこまち)。

自分の容色を花の命になぞらえて、世にふる(長生きしている間に)容色は衰えたしま

った・・・と嘆いている。

もっとも、当時の美男美女はいわゆるしもぶくれのおたふく顔だから、今風に言えば醜

男・醜女です。

歌麿が浮世絵で瓜実型の美人画を描くまでは、おたふく顔が主流で後期江戸時代以降の

美男美女の主流は面長となっています。

面長と言ってプロレスの猪木のような、三日月もしくは花王石鹸のような形ではなくほ

どほどの面長でしょう。

でも、最近の美男・美談美女のとらえ方はまたまた変わってきまして、男性では舘ひろ

しの弁当が箱のような顔や、女性ではうちの嫁さんの方がましとちがうか?と思えるよ

うな、山田邦子や山田花子などがもてるようになっているのではないでしょうか?

美的感覚は変遷する。  私が美男になるのは一体いつの日だろうか?

別に美男になんかならなくってもいいけれど・・・

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一升田

2017-12-19 16:20:50 | 日記

     29.12.20      一  升  田     NO.1744

 記憶は定かではありませんが江戸時代の税といえば地租が中心でした。

つまり、農地を所有したり・耕作して生産した米を「五公五民」つまり5割を幕府に収

め、自分たちの生活に充当したのは5割でした。 

ところが収穫量というのはその年にできたコメの量を言うのではなくて、一反あたりの

生産量はしかじかであるべきであって、生産量が少なくっても容赦なく一定の量の年貢

米を徴収されたのです。

そういうことになりますと、そもそも平均の生産量が上がらない、やせた土地の百姓さ

んは、出来上がったすべてのコメを収めても足りないということが生じます。

「三反百姓水飲み百姓」という言葉は三反程度しか農地を持たない百姓さんは、地租を

収めると自分達が食べるコメがなくなり、水しか飲めないという悲哀を表す言葉でし

て、今の日本の貧困層と同じようなものですね。

生産量が上がらない土地を誰かにもらってもらい、自分は出稼ぎにでも出るという場合

に、田んぼ一反(300坪)当たり酒1升を付けてもらってもらったところから「一升

田」という言葉ができたようです。

ところで、土1升・金1升のバブルの時代を経て、これからの日本の土地事情は使用目的

がない・誰も買ってくれない・相続もできないが固定資産税だけを払い続けなけらばな

らないという土地が、どんどん出てくることでしょう。

現にそういう土地を合わせる九州全土に匹敵する面積になると報道されています。

近い将来には、一升田ならぬ「一升宅地」の出現が予想されます。

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都都逸

2017-12-18 19:31:35 | 日記

       29.12.19   都  都  逸        NO.1743

  俳句は素養がないとできないので、誰でもできそうな川柳をたしなんでいます。 

川柳は俳句と同じ5・7・5ですが、7・7・7・5調で三味線の伴奏で歌う都都逸

(都都逸)というものがあります。

いまどきあまり聞きませんが、酒席で飲みながら渋い声で歌われる、気の利いた都都逸

は下手なカラオケの歌を聞かされるより、よほど楽しいものと思います。

面白そうなものを紹介します。

*あなたに見せよと 着て来た着物 それを脱がすも またあなた

*キスしていいかと 彼女に聞けば 顔をお赤らめ またにして

*惚れた数から 振られた数を 引けば女房が 残るだけ

*夜くらい しっかりしてよと 言われるけれど そうそう燃えない 粗大ごみ

*賞味期限が 切れてるときは まずは夫に 食べさせる

*夢でもいいから 持ちたいものは 金のなる木と いい女房

*うちの夫婦は 長引く風邪よ 熱は冷めたが セキ抜けぬ

*雷の光で 逃げ込む蚊帳の中 中でとられる 臍の下

*茶飲み友達 など言わぬ 齢はとっても 好きは好き

川柳は庶民の遊び、面白いといっても高級なものではありません。低俗で当たり前、

「低俗は力なり」というではありませんか?

「都都逸人生教室」柳家 紫文著  海竜社刊 を引用しました。

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宗 道真3

2017-12-17 19:50:44 | 日記

     29.12.18  宗 道 真 3        NO.1742

  核兵器は反対ですし、アメリカに言われるままに武器を買うだけの軍備増強にも

反対ですし、スパイ防止法にももちろん反対です。

でも、宗道真流に考えると、日本に抵抗力がないとわかると、かつて日本が中国に傀

儡政権の「満州国」作った時のように中国あたりが侵略してくるかもしれません。

現に韓国が竹島を自分の国の領土だと主張していますし、中国は尖閣列島を自国の領

土と主張し、不法に上陸したり領海侵犯を繰り返したり、ロシヤに至っては北方4島

をいまだに返還しないし、アメリカだって沖縄を事実上占拠しているのと同じです。

だからアメリカとの安保条約で日本を守ってもらうのだと言う人がいますが、それで

は暴力から身を守りために暴力団に警護を任せるようなものです。

安全を買ったと思っても、反対にリスクを負うことになっている。

自分の国は自分で守るほかないのではないかと思うようになりました。

どうやって守るのかは十分に検討すべき国民的課題ではないかと思うのです。

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