HAKUSANーBOYS&GIRLS

東洋大学・駅伝・アイスホッケー・チャーリーブラウン・舟木一夫・時には時事問題なども。2008年4月11日開始

ママさん五輪選手 赤羽有紀子選手

2008年07月18日 00時07分43秒 | 駅伝/陸上
北京五輪まで、あと僅かになりまして、日本代表も続々と決定しておりますが、
特筆したいのが、陸上女子長距離の赤羽有紀子選手ですね。
2歳の娘さんを出産後も、力が衰える事無く、渋井陽子・福士加代子選手と共に、
北京の代表を勝ち取りました。陸上はたとえ日本選手権で優勝しても、五輪標準記録を突破してないと、代表にはなれませんから、2年前にお子さんを出産されたばかりの赤羽選手の努力と情熱には、敬服いたします。海外では、マラソンのヌデレバさんやラドクリフ選手、高橋尚子に次いでシドニーでマラソン銀メダルを獲った
シモン選手など、陸上選手に限らず、結婚・出産後も世界の一線で活躍している選手が大勢いますが、日本の女子は出産はもちろん、結婚したらもうそこで選手生命はTHE Endのケースが多くないですか?古い話で恐縮ですが、東京五輪の女子バレーのキャプテンの河西昌枝さんなどは、当時30歳を超えていたと思います。
最近は、女子800mの佐藤美保選手(男子マラソンの佐藤敦之の奥さん)や女子
バレーで私が大山加奈の次にファンの杉山祥子選手など、奥さん選手は少しづつ増えては来ましたが、外国に比べるとまだまだの感は否めません。
一般社会でも、女性は結婚したら家庭に入って夫を助けるべきだとの風潮が、つい最近まで、ありましたし、出産で職場を辞めたら、もう以前と同様の職場にに戻れる事はもちろん、以前の給料水準に戻る事すら
殆ど不可能ですよね。こう言った社会の縮図が、女子スポーツ界の停滞を招いて
いるとは思いませんか?
柔道の田村選手もある意味で立派ですが、夫もプロ野球選手で金はある。しかも
代表選考の掛かった試合で負けているのにも関わらず、過去の実績の方が重要視
されて代表になったので、「ママでも金」には心からは応援出来ないですね。

極論ですが、シドニーでマラソン金メダルを獲った高橋尚子選手も、意中の人が
居たのなら(居なかったのらしょうがないけど・・・)、陸上に理解のある男性と結婚しちゃって、赤羽選手と同様に子供を作って、アテネでも北京でも目指したら
結果は違っていたんじゃないかな?マラソンの苦しみなんて、出産の苦しみに比べたら、どうって事ないでしょう!(経験のない男が勝手にほざいて居りますがね。)
高橋さんなんかは余りにストイック過ぎて、自分を追い込み過ぎですよ。

正直言って、赤羽選手のメダル獲得の可能性は、柔道・レスリングやマラソンの
野口さんなんかと比べると、薄いとは思いますが、コーチの夫や愛娘の優菜ちゃんと3人4脚で、悔いのない五輪にして下さいませ。



  ※男子と違い長距離の女子の高校のトップランナーは、大学には進学せずに
   実業団に入る選手が多かったですが、最近大学女子駅伝も少し認知度が
   高くなり、TV中継もしてくれるようになりました。
   高橋尚子は大阪学院大、土佐礼子は松山大、赤羽有紀子は城西大出身です。

   東洋もレスリングとフィギィアスケートだけじゃ無く、女子陸上にも力を入   れて欲しいなぁ・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする