史上最低の視聴率に喘ぐ、NHK大河ドラマ「いだてん」の2部が始まりました。
主人公は、1964年東京五輪招致に尽力した田畑政治です。
一般の方は知らないでしょうね。
日本水泳連盟会長を長く勤めて、東京スイミングクラブ招待大会(略称トウスイ招待)という大会がありまして、その大会のMVPに「田畑杯」が贈られますので、私は辛うじて名前だけは知っていました。
一言で言うと「策士」だったようですね。今回も資金不足で五輪参加を躊躇う体育協会幹部を尻目に、当時の実力者、高橋是清に掛け合い大金をせしめます。
阿部サダヲは童顔なので20代の役をやらせても違和感ないですね。
落語の「火焔太鼓」と田畑が大金を持って来る掛け合いが、宮藤官九郎らしく冴えていました。
髙橋是清、犬養毅、河野一郎などの政治家、人見絹江、鶴田義行、前畑秀子などの少しは知名度もあるメダリストも出演するので、少しは関心を引くんじゃないかな?
今日の二部の第一話を見ると「あまちゃん」のようなコメディタッチでいかにも宮藤官九郎らしく期待しちゃいますね。