1年後に開催予定の東京五輪ですが、仮に東京五輪が延期になっていなかったら、瀬戸は200個メ・400個メで表彰に立って居たことは間違いないでしょう(大会前には絶好調だったので或いはメインポールに日の丸も夢ではなかったかも・・・)200バタも出場すればかなり良いところまで行ったと思います。
https://www.asahi.com/articles/ASN5151XVN49UTQP016.html
ライバル萩野公介は、あのまま4月に日本選手権(五輪代表選考会)が行われても、仮に2位になっても五輪派遣記録を破る事は難しかったと思います。
五輪は4年に1度しか開催されませんので、その競技で第一人者であっても時期がずれたりすると、メダルを逃す事が良くあります。
マラソンの瀬古は全盛期の時に、モスクワ五輪マラソン代表でしたが、西側諸国がボイコットで日本は不参加、次のロサンゼルス五輪は体調不良とコンディショニング失敗の為、不本意な成績に終わっています。
1年五輪が延期された事により、改めてピーク時を設定しなければならない瀬戸(延期されたのはどの選手も同じ条件とは言え・・)の精神面がやや心配ですね。
一方の萩野はこの延期をチャンスと捉え2年連続金メダル獲得に向けて、心機一転頑張らなければいけません。並の選手なら高校3年生でロンドン五輪400個メ銅メダル、大学4年でリオ五輪金メダルで上々なのですが、これからの水泳人生を考えると、夢よもう一度 ですね。
1年延期になった事で、今季ノーマークだった新星がどこかの国で突如誕生するかも知れません。
バルセロナの岩崎恭子だって、世界は誰も知らなかったんだからね