雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 213 糸井重里さん監修・ほぼ日刊糸井新聞編『言いまつがい』新潮文庫

2012年07月04日 05時53分49秒 | 本と映像の森
本と映像の森 213 糸井重里さん監修・ほぼ日刊糸井新聞編『言いまつがい』新潮文庫、新潮社、2005年(平成17年)4月1日~2011年(平成23年)4月20日第24刷、351ページ、定価514円+消費税

 次女から貸していただいた、ご本です。あだや、おろそかにしてはなりません。まったく泣けない本です。かなり笑いたくなるのを必死でがまんする本です。

 電車内・会議中・葬儀中・争議中などに読んではいけません。白い眼で見られます。

 「友達が「まことしなやかに」と言います」

 「T君が「腹を切って話そうぜ」と言いました」(痛いよ)

 「病院の新人看護婦さん「回診が始まります。患者さんはベッドになってお待ち下さい」」

 「小3の息子が「なんでぼくだけケダモノにするんだよう!」と」(たぶん「ノケモノ」です)

 「海のシャチ、山のシャチが…」(山にはシャチはいません)

 「100万ボルトの夜景」
 (感電死しそう!ほんとうは「100万ドル」ですけど、「キミの瞳は100万ボルト」と混線したんでしょうね。)

  ☆

 糸井さんの一言「人間と世界、宇宙は無限のまつがいの集積である」

 「人類史は、正しい理性と方向性に基づいた無限の進歩の集積である」と言われるより、納得できますね。

 ほんとうは、どっちなんでしょうか?

 ぼくは「上から目線」の「正義の味方」はきらいなのですが、間違いだらけの人類史を笑い飛ばす、どっちつかずの、適当な人たちと、適当に未来を決めて生きたいなと思います。

 今日は、何時に起きようかな?今日は何をしようかな?
 

原発ニュース 7月初め 福島第1原発の4号機の燃料棒冷却システム故障と建物傾いた

2012年07月04日 05時40分58秒 | 雨宮日誌
原発ニュース 7月初め 福島第1原発の4号機の燃料棒冷却システム故障と建物傾いた

 2つのことが関連アルのかどうかは不明ですが、昨年3月に3号機からの水素で爆発した4号機で、一つは燃料棒プールの冷却システムが故障して、温度が10度くらい上昇したこと。

 もう一つは4月まで、東電は「4号機建屋は傾いていない」と力説していたのに、5月になって傾きを公表、さらに最近、6月に測ったら傾きがさらに大きいところを発見しました。
 
 問題は、この傾きが、以前からの傾きなのか、最近になって急激に傾いたのか、です。東電の公式発表を信じるなら、5月から6月に急に傾いたとなるのですが…どうなのでしょうか。東電が隠していた可能性も否定できないので、なんとも困ります。

 4号機「倒壊」の結果の悲惨さはわかっているので、政府は東電にまかせずに、直ちに直接の微細観測態勢を組むべきではないでしょうか?

 この問題は注視して、何か動きがあれば報告します。

  ☆

 あきれるのは、冷却システムが停止したのは、通常のシステムと非常用のバックアップが同じ電源で使うようになっていて、その電源も停止したため、という発表です。

 バカではないか。なんのバックアップにもなっていません。