本と映像の森 216 池澤夏樹さん著『パレオマニア 大英博物館からの13の旅』集英社文庫、集英社、2008年(平成20年)8月25日第1刷~2011年9月10日第3刷、529ページ、定価857円+消費税、原著2004年単行本
大英博物館は無料です。その大英博物館にある世界の遺物から「男」が好みの13点を選んで、その遺物が現存した現地を旅する本です。
博物館と現場をいったりきたりする素敵な遺物と男、現地と博物館の「対話」の本です。
ギリシャのオトメの像、ナイルの船、イランの獅子、北米のサンダーバードの木像、ケルト人の死体、ウルの王墓の山羊象、アナトリアの銀の牝牛、新羅の優しい石仏などなど…。
お勧め本です。できたら大英博物館へ行って…。
☆
京都でおしえている美大の先生が、美術と対話する、1時間でも2時間でもじっと見て対話することを呼び掛けています。そうするとだいたい、美術館の館員がとんできて、追い出されるそうですが。
絵とは、絵の解説を読んで絵を見て「なるほど」と立ち去るものではない…と。そのとおりだと思います。
☆
なお「パレオマニア」とは「古代妄想狂」のことです「誇大妄想」に等しい?かも。
大英博物館は無料です。その大英博物館にある世界の遺物から「男」が好みの13点を選んで、その遺物が現存した現地を旅する本です。
博物館と現場をいったりきたりする素敵な遺物と男、現地と博物館の「対話」の本です。
ギリシャのオトメの像、ナイルの船、イランの獅子、北米のサンダーバードの木像、ケルト人の死体、ウルの王墓の山羊象、アナトリアの銀の牝牛、新羅の優しい石仏などなど…。
お勧め本です。できたら大英博物館へ行って…。
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京都でおしえている美大の先生が、美術と対話する、1時間でも2時間でもじっと見て対話することを呼び掛けています。そうするとだいたい、美術館の館員がとんできて、追い出されるそうですが。
絵とは、絵の解説を読んで絵を見て「なるほど」と立ち去るものではない…と。そのとおりだと思います。
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なお「パレオマニア」とは「古代妄想狂」のことです「誇大妄想」に等しい?かも。