雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月23日(月)朝 登山家・今井道子さんのラジオでのお話を聞きました

2012年07月23日 06時01分20秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月23日(月)朝 登山家・今井道子さんのラジオでのお話を聞きました

 昨夜・深夜、NHKラジオ「深夜便」で、登山家・今井道子さんのお話を聞きました。印象に残ったのは、一つはヨーロッパで冬に異常に寒くなっているという話で、今年の5月に日本アルプスでベテランたちが凍死した遭難もベテランが対応できないくらい急激に寒波が来たのではないかと、そういう常態を今井さん自身も体験したというお話でした。

 この前、アラスカで山のベテランが雪崩で一人だけ生き残った話や、昨年から太陽の磁場が異常で、17世紀に太陽黒点がなくなって世界的な小氷期になった時代と同じになっているという報道も同じですね。

 温暖化と寒冷化の両方で、しっちゃかめっちゃかな、異常気象になりそうです。

  ☆

 今井さんは冬の中国側からのチョモランマ(エベレスト)登頂の失敗についても語っていて、自分の能力以上のことを全力でやって失敗しても、それは清々と「これで終わろう」と別れられる、と言っていました。そのとおりですね。

  ☆

 今日は「大暑」で、「大いに暑い」です。あまり暑いので、則子さんは、ボクには責任はないのですが(なんの?)、病院に行ってくると言ってました。もし、深刻な病気だったら、心配ですが…。

  ☆

 山の診療所のドラマ「サマー・レスキュー」は主人公の若い男性医師が、母の死を経験して考え直して、再び、山の診療所に戻って来て、診療所のみんなに歓迎されるシーンで第3回を終えました。よかったな。

 この番組も、テーマは「いのち」です。いのちを救いたいというのは善意だけど、科学技術でどんな命でも救えると思い込むのは、科学技術ではなくて迷信ですよね。

 いろいろ考えさせられる、いい番組です。毎週日曜日、夜9時からです。ぜひ、見てください。

 


原発を考える 7 ベントのできなかった福島第1原発2号機のドキュメントを見て

2012年07月23日 05時43分57秒 | 原発を考える2

原発を考える 7 ベントのできなかった福島第1原発2号機のドキュメントを見て

 NHKテレビで福島2号機と3号機のドキュメントをやっていたのを録画して見ました。

 ベントのための通路を開くのにエアーの圧力がななぜか無いと。つまり、エアーの配管がどこかで壊れたのではないかという推測です。

 あとで思いついたのですが、要するにベントをするのは格納容器の放射能に満ちた蒸気をぬいて圧力を下げるのが目的ですから、本来のの排出場所である高い塔まで排気を導かなくても途中でぬいても、応急措置としてはいいはずですね。

 つまり、ベントができないという問題の場所までの配管の何処かから排気させてしまえば、いいのではないですか?「そんな場所はない」と言う方がいますか?それは、当然、臨時に作ればいいんです。

 ベント箇所の前のどこかの配管に穴をあければいいわけですから。たとえば、精密に計算した少量の火薬で必用な範囲に穴をあけることは、可能ではないでしょうか。解体工事の建築屋なり、自衛隊にでも頼めば、簡単にできると思います。

 後でまた蓋ができるように必用な範囲に必用な穴を、何カ所かあければ、いいのでは?

 賛否、お待ちしています。根本的な欠陥はないと思いますが。

 もっとも、ボクがその場にいれば提案したんですが、最大の欠陥は、ボクがその場に、その時に、いないということですね。