古代ブログ 80 東海の遺跡・古墳・地名・寺社 3 藤枝市の鬼岩寺(きがんじ) <再掲>
いまは直接探索がなかなかできないのですが、「鬼」にされたのは誰か、ということですね。「魔魅(まみ)」とは誰か。時間があるとき、考えてみたいです。
「東海の遺跡・寺社・地名 3 藤枝市の鬼岩寺(きがんじ)
2013年04月02日 05時36分53秒 | 東海の古代史
藤枝市の生涯学習センターへ会議で行きましたが、ちょっと会議前の時間があったので、すぐ横の「鬼岩寺(きがんじ)」へ寄りました。
「鬼の岩の寺」という名前が、興味深かったからです。
鬼岩寺という名前のいわれは、昔、この付近に悪鬼(説明板では「魔魅(まみ)」とも)が出現して、「史跡 鬼かき石」で里人を悩ましたそうです。
そこで、空海(くうかい)さん=弘法大師(こうぼうだいし)さん(8~9世紀の人ですね)が「真言秘密の法」という「超能力」で、鬼を石に封じ込めたということで「鬼岩寺」という名前になったそうです。
つまり、古代のSFですよね。
境内を探索しましたが、なかなか興味深い、一筋縄ではいかないお寺のようです。別途、書きます。
古い古い、「石の文明」と、どうつきあうのか。鬼を中に封じ込められて、つまり「牢獄」の役割を果たしている「石」はどう思っているのでしょうか。
鬼岩寺は南向きです。」