雨宮日記 2019年5月21日(火) いまは大雨
夜からずっと雨。午前7時のいまもひどく降っている。則子さんは、朝8時に娘のところに行くよていだたったが、ずらすみたい。
馬込川はかネットの「浜松市 土木防災情報システム 浜松市土木部」でリアルタイムにわかる。近くの上島7丁目の上島大橋のカメラで増水具合もリアルに見える。すこし増水してるのが見える。まだ水位2m上昇程度。危険水位は3~4m。これからかな。
雨宮日記 2019年5月21日(火) いまは大雨
夜からずっと雨。午前7時のいまもひどく降っている。則子さんは、朝8時に娘のところに行くよていだたったが、ずらすみたい。
馬込川はかネットの「浜松市 土木防災情報システム 浜松市土木部」でリアルタイムにわかる。近くの上島7丁目の上島大橋のカメラで増水具合もリアルに見える。すこし増水してるのが見える。まだ水位2m上昇程度。危険水位は3~4m。これからかな。
ことばと詩 9 闇と光② 聖書・創世記より
「旧約聖書」の「創世記」冒頭の部分に「闇と光」が出てきます。
「一 創造
イ 祭司資料の創造紀
第一章 始めに神が天地を創造された。地は混沌としていた。暗黒(やみ)が原始の海の表面にあり、神の霊風が大水の表面に吹きまくっていたが、神が「光あれよ」と言われると、光が出来た。
神は光を見てよしとされた。神は光と暗黒の混合を分け、神は光を昼と呼び、暗黒を夜と呼ばれた。こうして夕あり、また朝があった。以上が最初の一日である。」
(関根正雄訳、岩波文庫『創世記』p9)
読まれたように、暗黒=夜は天地創造に付随したもので、光はその後で神が創った。つまり光と闇は同時にできたのではなく、最初から別物ということになる。
これは意想外のことです。( 「闇と光③」へ続く)
雨宮日記 2019年5月20日(月) 原爆の紙芝居、やっと完成
ずっと何年も、則子さんと浜松市原水協で作っていた紙芝居「たーちゃんのヒロシマ」を完成させた。
原作は被爆者の大和忠雄さん。絵は2人のアマチュア美術家にご協力いただいた。絵は12枚。
こんど平和行進の交流会で初上演する予定。もう何年も停滞していて、もうできないかなと思ったものができあがって、すこく嬉しい。
☆
いま午後6時半。雨がひどくなった。昨日は屋久島で豪雨。明日まで日本列島は大雨。
今年は、まだ則子さんの花粉症がひどい。
則子「今日は鼻がひどいわ」
ボク「腐海の胞子がいっぱい飛んでるんだ」
則子「あの映画【アニメ「風の谷のナウシカ」】のころは私も花粉症じゃなかったわ」
ボク「30年で環境汚染と人体汚染がひどくなったんだよ」
ことばと詩 8 小林多喜二「闇があるから光がある」 20190519
友人から有料で譲ってもらった『小林多喜二全集(全7巻)』の「第7巻」p335に
恋人田口瀧子さん宛ての手紙がある。
1925年3月2日付けの冒頭で小林多喜二さんは、こう語りかける。
「「闇があるから光がある」
そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有難さが分るんだ。世の中は幸福ばかりで満ちているものではないんだ。不幸というのが片方にあるから、幸福ってものがある。そこを忘れないでくれ。
だから、俺たちが本当にいい生活をしようと思うなら、うんと苦89しいことを味ってみなければならない。」(p334)
「闇があるから光がある」と「」で引用しているので、何かの引用文だとは思うが、全集の編集者は非常に寡黙な方なので、何も書いていない。
小林多喜二さんは、当時22才で小樽在住、『クラルテ』という同人雑紙を出している。「クラルテ」はフランス語で「光 ひかり」という意味でアンリ・バルビュスの小説『クラルテ』は有名なので、その引用の可能性もありそうだ。
何か確かなことが判ったら書きます。
もちろん闇と光は物理学的な光と闇、昼と夜のことではありません。「世の中」の闇と光、心の闇と光のことです。
闇と光について、いくつか書けることを書こうと思います。
雨宮日記 2019年5月19日(日) 雲が東から西へ流れてる
2階のボクと則子さんの部屋から南側が見渡せます。昼閒、青い空に白い雲が浮かんで、風に乗って西から東へ流れていきます。
ところが今日は、雲が珍しく東から西へ流れています。
珍しいことなので感覚が異様に感じます。物理的にはあたりまえですが、日常感覚がついていかないってこと、あるのですね。
お昼前、にわか雨がありましたが、午後はきれいに晴れました。
雨宮日記 2019年5月18日(土) 4月の総がかり行動のビデオ作成
4月19日の浜松総がかり行動のビデオ作成し完成。「2019年 浜松総がかり行動 2019年4月19日(金) 」。9分47秒。
https://pe4hama1.hamazo.tv/e8452434.html
水道ネットに「浜松ふくろうネット」名でアップした尾林弁護士の講演ビデオ「2019年2月10日「水道民営化は誰のため?」尾林弁護士 動画 ふくろうネット」<上・中・下>が視聴回数、118回・117回・87回になる。
過去現在未来のメモリーノート 61 「誰もが尊厳をもって自分らしく生きることのできる社会を」 20190517
女性差別、LGBT差別、いじめ・セクハラ問題などでいい文献が出ました。紹介します。1つひとつの問題ごとに分断されていないのがいいですね。
共産党の第6回中央委員会総会「志位委員長の幹部会報告 2019年5月12日」より「差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きることのできる社会を」だけを共産党HPから抜き出しました。
ただし文章はそのままに、行を改行しました。
これに、すべて無条件で賛成なのではありません。微細な検討はまだしておりません。だいたいよさそうかなということと、市民が読んで検討する価値があるというだけです。念のため。
以下は引用です。
< 差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きることのできる社会を >
第五は、差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きることのできる社会をつくることであります。
< 尊厳をもち自分らしく生きることを求める運動の広がり――五つの政策を掲げて >
今回の参議院選挙は、各党に候補者を男女同数とする努力義務が課された「政治分野における男女共同参画法」が施行されて初めての国政選挙となります。
#MeToo(ミートゥー)運動など性暴力やハラスメントを許さない運動、性的マイノリティへの差別をなくし尊厳をもって生きることを求める運動などが広がっていることは、日本社会にとっての大きな希望です。
私たちは次の五つの政策を掲げて参議院選挙をたたかいます。
第一に、ジェンダー平等社会(性差による差別のない社会)を推進します。
男女平等のレベルを示す世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数が、日本は149カ国中110位と低迷を続けています。
この後進性を打ち破り、男女賃金格差の是正など働く場での男女平等の確立、あらゆる分野の意思決定への女性登用の促進、選択的夫婦別姓の実現、民法・戸籍法などに残る差別一掃をすすめます。
第二に、性暴力を許さない社会をつくります。被害にあった人がいつでも相談でき、心身のケア、証拠保全、包括的な支援を行うワンストップ支援センターを抜本的に充実させます。
2017年の改正刑法の「3年後の見直し」にむけ、強制性交等罪の「暴行・脅迫要件」の撤廃と同意要件の新設をはじめ、性暴力の根絶につながる抜本的改正を行います。
第三に、社会のあらゆる場面でハラスメントに苦しむ人をなくします。日本はハラスメント対策後進国となっています。
女性活躍推進法等改定案が参議院で審議入りとなりましたが、ハラスメント禁止規定がない、顧客・取引先など第三者からのハラスメントを対象としない、独立した救済機関がないなど、きわめて不十分なものにとどまっています。
このままでは今年6月に採択される予定のILO(国際労働機関)のハラスメント禁止条約を日本は批准できません。
ILO条約を批准できる水準のハラスメント禁止法をつくります。
第四に、LGBT/SOGI(性的指向・性自認)に関する差別のない社会をつくります。
多様な性のあり方を認めあう社会ほど、社会のすべての構成員が個人の尊厳を大事にされ、暮らしやすい社会になります。
野党共同提出の「LGBT差別解消法案」の成立に力をつくします。パートナーシップ条例の推進をはじめ同性カップルの権利を保障し、同性婚を認める民法改正をめざします。
第五に、在日外国人の権利を守り、ヘイトスピーチを根絶します。入管法改定により、外国人労働者の増加が予想されます。
技能実習制度は廃止し、外国人の人権、労働者としての権利が守られる体制を早急に確立します。
ヘイトスピーチを根絶することは、日本国憲法の精神が求めるところであり、日本も批准している人種差別撤廃条約の要請でもあります。ヘイトスピーチ解消法(16年成立)も力に、ヘイトスピーチを社会から根絶していくために、政府、自治体、国民があげてとりくみます。
< ジェンダー平等に背を向ける安倍政権の姿勢の根底には時代逆行の思想が >
これらは、日本国憲法や国際的人権保障の到達点にてらして、あたりまえの内容であります。
ところが、安倍政権は、口先では「女性の活躍」と言いながら、差別の実態には目をふさぎ、ジェンダー平等に背を向け続けています。
政権内部から、公然と女性を差別し、セクハラ加害者を擁護する発言が繰り返されています。「生産性がない」などLGBTの人たちへの公然たる差別発言を行った議員を擁護し、発言を容認しています。
ヘイトスピーチを野放しにする政治姿勢も露骨です。これらの根底には、侵略戦争と植民地支配の美化、男尊女卑、個人の尊厳の否定、個人の国家への従属という時代逆行の思想があることを厳しく指摘しなければなりません。
差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会をつくるうえでも、安倍政権を退場させることは急務となっていることを強調したいのであります。」
以上、引用おわり。
これに関連するのが、共産党の「自由と民主主義の宣言」だと思います。
最初に、こう言ってます。
「人類の社会発展の歴史は、搾取と抑圧にたいする、さまざまな民衆のたたかいにいろどられている。そのなかで、自由と権利のためのたたかいは、つねに重要な位置をしめてきた。今日においても現代社会におけるあらゆる種類の抑圧に反対して、自由と民主主義を守りひろげることは、国民の願いであり、また日本共産党の中心的課題の一つである。日本共産党は、1961年の第8回大会以来発展させてきた路線と政策の当然の結実として、ここに、「自由と民主主義の宣言」を発表する」。
1976年7月30日 第13回臨時党大会採択
1989年8月12日 第18回党大会6中総補正
1990年7月13日 第18回党大会追認
1996年7月13日 一部改訂
23年間、たぶん改訂されてこなかったのは「政策」部分の改訂なら選挙政策の改訂ですむということでしょうか。
「自由と民主主義の宣言」全体の考察は別の機会におこなうことにします。
全部を引用するわけにはいかないので「国民の自由と人権の保障」だけを引用します。以下、引用。
「国民の自由と人権の保障
日本共産党は、市民的自由を擁護し発展させることは、不可侵の基本的人権と国民主権の保障にとって不可欠のものだと考える。
(イ)
言論、出版その他表現の自由を、用紙や印刷手段の自由な利用の保障などをふくめ、擁護する。
検閲を排除し、情報公開を確立する。新聞、テレビ、ラジオなどの報道機関にも、政府批判をふくむ報道の自由が保障される。
表現手段などにめぐまれない人びとにたいしても、自己の思想や主張などを発表しうるように物質的な保障を確立する。
この物質的保障は、あくまで表現の自由の不可侵を前提としたものであり、それを検閲や統制の手段とすることは許されない。
集会、示威行進の自由、結社の自由、勤労者の団結権、ストライキ、団体交渉その他の団体行動権を全面的に擁護する。これらの権利の行使に必要な集会場その他の施設を充実する。
思想・信条の自由、個人の良心の自由を完全に保障する。国民の精神生活への公権力の介入を排除し、思想・信条の違いによる差別を一掃する。
いかなる世界観をも「国定の哲学」とせず、さまざまな思想、哲学の自由を保障する。
企業のなかでも基本的人権と自由を擁護し、政治活動、政党支持の自由を保障する。政党所属や政党支持による差別を根絶し、労働組合組織による特定政党支持の義務づけを排する。
布教、伝道の自由をふくむ信教の自由を無条件で保障する。すべての宗教的行事は国家にとって私事とみなされ、いかなる公権力の介入もうけない。
政教分離の原則を守り、国家は、どんな宗教にも特権をあたえず、かつ差別しない。宗教団体が政治権力の行使に参加することを認めず、また公権力の機関ないし国公立学校が宗教教育その他宗教的活動をすることを認めない。
特定の思想や信仰を権力で押しつけたり禁止したりする、いかなるイデオロギー的強制も認めない。
(ロ)
学問研究の自由、創造、批判、発表、鑑賞をふくむ文化、芸術活動の自由を保障する。
学問研究や芸術創造にたいする行政的規制を排除し、自由で民主的な批判、討論を尊重する。
大学の自治、教育の自主性を擁護し保障する。学校教育の場で特定政党の支持または反対の教育をおこなわない。
教職員の労働条件や教育・研究の諸条件を改善すると同時に、教師や研究者は青少年の教育ないし科学技術の発展について国民にたいして責任を負う。
スポーツ、レクリエーションについては、大衆的に利用できる公共施設を建設して、国民の権利としてのスポーツ、レクリエーションが保障されるようにする。
いじめ、体罰など、こどもにたいする人権侵害を許さず、退廃や非行からこどもを守り、その健全な成長と人格形成にふさわしい環境をつくる。
青少年のすこやかな成長にたいする社会の責任と、女性の人格尊重を重視し、性の商品化、人間の動物化などから人間的尊厳を守る。
(ハ)
男女の平等、同権をあらゆる分野で擁護し、その保障を確立する。
女性の独立した人格を尊重し、社会的、法的な地位を高め、その社会的進出や積極的貢献を妨げている障害をとりのぞく。
結婚、離婚は、もちろん当事者の自由であるが、そのさい女性が不利な条件におかれることのないようとくに配慮する。
社会の各方面に残っている半封建的な残りものをなくし、いわゆる問題については国民的融合に努力する。
わが国における少数民族というべきアイヌの生活と権利を保障し、その文化を保護する。
(ニ)
国民1人ひとりの個人的自由は、最大限に守られなければならないし、私生活(プライバシー)は不当な介入から保護されなければならない。
信書、通信の秘密を厳重に保護し、盗聴・盗み撮りはどのような形態のものも禁止される。
また、旅行、移動、居住および職業選択の自由はもちろん、海外渡航や出国、国籍選択の自由も全面的に保障する。
趣味、嗜好、モード、ファッションなどが個人の選択の自由にまかされることは当然である。市民生活へのいかなる統制や干渉も排除する。
(ホ)
人身の自由を擁護し保障する。
人身売買や暴行、人道に反する待遇、処罰を排除し、虐待をくわえた者は人間尊重の名において罰せられる。
国民は、現行犯の場合を除いては令状なしに逮捕されず、法定の手続きによらなければいかなる刑罰も科せられない。
政府と異なる意見や政見等を理由に逮捕、追放されるようなことはいかなる形式においてもありえない。
刑事事件の被告人は公平で迅速な公開裁判をうける権利を保障される。」
いろいろ個別問題やら何やら言いたいこと、研究したいことはたくさんありますが、今日は、これくらいにしておきます。
新・本と映像の森 265 中脇初枝『神に守られた島』講談社、2018年
7月10日、231ページ、定価本体1400円
ジュブナイルかとも思ったが、読んでみて十分「おとなの小説」として読めると思った。
『赤旗 日曜版』で紹介されていて、読む気になって書店へ注文したら、ぴたりでした。ようするに、ボクが買うべき本、ボクが読むべき本でした。
今年前半期の大きな収穫。沖縄について興味のある人は、みんな読むべき本です。
舞台は1945年の大戦末期の沖永良部島。沖縄に近く特攻機が上空を飛んでいくこの島で生きる子どもたちが主人公。
語り手の「ぼく」はマチジョーと呼ばれる10才の少年。
方言が美しいとボクは感じる。労働やおどりで歌われる民謡も。
ウム 薯
ヤラブケー 蘇鉄の実の粥
シマ 集落
トーグラ 台所
ヒャーギ ざる
ガーク 蛙
イョー 洞窟
登場人物
カミ 「瓶」から命名された少女
ナーク カミの妹
トラグァー 友だちの少年
ヤンバル 友だちの少年。山原?
あま お母さん
あちゃ お父さん
ハナみー 兄
ユニみー 兄
あや 姉
小説を読むと「奄美は沖縄なんだ」と感じるけど、奄美の人がどう思っているか。
戦前のは電気はきていない島だった。島とこどもたちを戦争が翻弄する。
言葉には二重の意味があるようです。島は集落の意味があります。
そしてタイトルの「神に守られた島」だが、「神」はたんなる「神さま」でなく、「をない(姉妹)神」のこと、広く言えば島の女性たちのことだと思う。
狭くいえば主人公マチジョーにとっての姉やとくに少女カミのことだと思う。名前も同じ「カミ」だし(微細な発音などが同じか違うかは不勉強で知りません。)
次の『神の国のこどもたち』を読んだら、また紹介します。
雨宮日記 2019年5月15日(水)の2 「冬はしもやけ、夏は水虫」
則子さんにお風呂でボクを洗ってもらう。自分で入るのはかろうじて可能だが、左半身と背中、頭を洗うのはむずかしいので。
出てから身体を拭いて乾かすのも、むずかしい。
則子さんは右足の指のあいだを念入りに拭いてくれて「冬はしもやけ」という。
ボクが「夏は水虫」と続ける。去年はひどかったので、気をつけないと。指が動く左足はそんなことにならないけど。
自伝のための断片 6 絵① 風景
小さいころから絵を書くのは好きだった。20代の写真すきから、今のビデオワークに至る映像(右半球)好きのがはじめが絵ではなかったか。
もちろん文字(左半球)がボクの主戦場ですが。
これは「赤いスケッチブック」から、「1971年11月3日」。つまり20才のときということになる。
鉛筆書き。たぶん浜松へ帰って、自宅のそばの松城の教会ではないかと思う。
雨宮日記 2019年5月15日(水) 190万PVに達する
今日は、190万0663PVに達しました。昨日は266人・930件、4923位、いつも読んでいただいてありがとうございます。
少なくとも今の1日に1件以上は投下、というペースは守っていきたいです。
2009年11月に始まって、「ブログ開設から3474日」、「雨宮日記」は2543件執筆、「本と映像の森」が559件、「遠州古代史」が347件です。
書きたいものは、いろいろあります。寿命がたくさんあればいいんだけど。
役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 11 ビットとバイト 20190514
パソコン用語ですが、ビット(bit、小文字のb)はコンピュータの最小情報量。つまりオンかオフか。0(ゼロ)か1か。それで2進法です。1文字について情報量は2です。
それが3文字あると、可能性は2×2×2=8種類です。欧米のアルファベットの文字を表すには7文字あれば128種類を表せるので十分ですが、誤りを調整するための1ビットを加え8ビットにします。
これを1バイト(Byte、大文字のB)といいます。この1バイトがパソコンやメモリーの記憶容量の基本単位になります。
欧米のアルファベットと違って中国や日本の漢字を表わすには2バイト必要になります。
20年前に使っていた3.5インチフロッピーでは1.2メガバイト、いまやUSBメモリーで数十ギガバイト(1ギガ=1000メガ)。ハードデスクだと1テラ(=1000ギガ)も普通になりました。
ボクも心配せずに撮影動画データ(1集会で数十ギガ)を扱えるようになりました。いいい時代だと思います。
でも大容量が平気で扱えるようになった時代とは、政府盗聴機関が平気で全国民の電話・携帯・パソコンデータをさらっていけるようになったという時代です。やれるということは、やっていると思うべきだと思います。街の監視カメラも同じです。
雨宮日記 2019年5月13日(月) 久しぶりの3/1ビデオ製作
浜松市平和委員会「青い地球 361号=5月15日号」の紙面原稿やっと完成。A4で1ページ。印刷や発行はお願いする。
ひさしぶりの3・1ビキニデービデオ製作。「2019年3・1ビキニデー集会 マーシャル諸島共和国 アバッカ・アンジャイン・マディソンさん 平和戦争 / 3・1ビキニデー / 2019年05月13日」完成。3/1の6本目。
まだ、たぶん全体の半分にもいってないと思う。
レーダーに写らないというステルス航空機F-35についての笑える新聞記事を発見し、笑いあう。「現代の矛と楯だね」「まさに矛盾」という話になる。
古代ブログ 109 地名 1 布自(ふじ)
布自(ふじ)とはいまの富士山の富士です。ただし8世紀の地名。
富士市伝法の東名富士インター南西の東平(ひがしだいら)遺跡で出土した墨書土器に「布自」と書かれていたのです。
土器は須恵器の坏(つき)の底に書かれていました。東平遺跡は郡衙と推定されています。つまり土器は「布自郡衙の備品だぞ。盗むな」という備品印でしょうか。
記事は『静岡新聞 2000年4月13日』(24)面の記事切り抜きによります。
ほんとうに「布自郡衙」といえるのかは推定というほかはありません。文字は「郡衙」以外で使っていてもおかしくはありません。
布自神社は三重県四日市などにあり、布自○○・・・神社は出雲とかにあります。富士山とのつながりはまだなんにも考えてません。だいたい四日市の布自神社で富士山は見えるんだろうか。
古代ブログ 108 おじぎ・合掌・握手・キス
『中日新聞』1面の「中日春秋」4月23日に次の文章が載っていた。
スリランカでのテロに触れての記事だった。
「日常的なあいさつにも、洋の東西では形に違いがある。日本を含む東はおじぎと合掌で、西は握手とキスである。民族学者の梅棹忠夫さんが一九五〇年代に随筆『東の文化・西の文化』で指摘している。東西の違いは、<人間文化の巨大な水脈>であるかもしれないと書いた。
アフガニスタンは握手とキスの地で、インドは合掌であるそうだ。水脈はインドの西あたりでぶつかっているようである。文化の交差点であろう」
合掌は仏教のというよりインドのあいさつだろう。おじぎはアジアのもっと古層のあいさつではないかと思う。
西洋の「握手とキス」の歴史的観察は誰かしているだろうか。
何か文献がないか、おじぎ・合掌・握手・キスの歴史をたどってみたい。
ちなみに動物にも、とくに哺乳類にはあいさつ的行動はあるようだ。