イギリスのリズ・トラス首相が辞任しました。
就任から45日ほどしかたっていないようで、
在任期間はイギリス史上最短だそうです。
彼女は
「トリクルダウン(trickle down)」
仮説を軸にして首相の座に就いたのですが、
「その説は間違っている、、」
という認識がイギリスではなされた......
とも言えるでしょうか。
「トリクルダウン仮説」とは、
大企業や高所得者がより富むような経済政策を実施すれば、
投資や消費が活発になり、
多くの人々にとっても広く恩恵が及ぶ......
とする考え方で、
となると、今回のイギリス首相の交代劇は
「トリクルダウン説なんて、
富裕層が更に裕福になるだけで、
経済格差を拡大させちゃうだけじゃん!」
なんていう民衆の声に聞こえたりもします。
「ふむふむ。
そーいうことね。
女性首相っていいなぁ、、なんて思ってたのだけど、、」
と、その男性は言いました。
東京の夜、10時ぐらい。
美味しい焼き鳥屋さんのカウンター。
店は多くの人でにぎわっていて、
男性の座っているカウンターは勿論、
5つほどあるテーブル席もいっぱい。
その男性の横には親しげな同性の友人が並んで座り、
2人とも美味しそうにビールを飲んでいました......
「わかるよ。その部分は。
女性ってさ、
DNA的に優秀な人をそのまま認めることが出来る確率も高いしね。
自分の為に優秀な人を並べることも自然に出来る。
その辺はオレも期待して見ていたけどね」
「そーか。
なるほど。。」
「男ってさ、サル山のボス猿的本能が強いからさ。
自分より優秀なヤツとか、
力や体力のあるヤツとか、
似たような力やライバル的な要素を感じる人を、基本、
蹴落としたり排除しようとするのよ。DNA的に。
山のボスになろうとするわけ。
自分の山を作ろうとするわけ。
だから本能的に優秀な奴を外したりするようなことも多いのよ。
それで、側には自分を盛り立ててくれて、
何でもハイハイ、、そーですねー、、
的な人を置いたりしちゃう」
「ふーむ。。」
「リーダーが男が多くなっていることにも
そんなわけがあるのよ。
それが高じると独裁者とかになっちゃったりもするし。
歴史的に女性の独裁者なんてほぼいないだろ?
それもそんな理由だと思うよ」
「なるほど」
「だから男ってさ、
女性の様に自分に負けず劣らず優秀な人をちゃんと認めて、
側に置くことが出来るとスゲー良い形にも出来るわけ。
逆に女性トップの場合は、
そんなことはスムーズにできるけど、
その優秀な側近に頼りすぎちゃったりなんかしがちでさ。
いつの間にか周りにペースやイニシアチブを握られて、
内実を回され出しちゃったりなんかして......
となると、とてもヤベーわけ。
止めることが苦手だったりもするし。
内実を仕切るその人が優秀な人格者だったり、
真に素晴らしい志を持っている人なら問題もないけど、
でも、優秀さと人格とは必ずしも一致しないし。
最初は素晴らしい人だったとしても、
途中で変わっちゃうこともあったりするし。
ただ、その辺もさ、
男っぽい性格を合わせ持っていると制御することも出来る。
女性のリーダーはどこか男性的な部分があった方が良い的な
ことの理由でもあるわけよ。
とね。
まぁ、男でも女でも、
それぞれに良い点、悪い点があるわけでさ。
なかなか難しいやねぇ......」
「両性を併せ持ってるとイイ感じだな」
「そだね」
「そんな人はナカナカいなそうだしなぁ......」
「男のマウント取りたい癖ってさ、例えば、
根っからの車好きとかではなさそーだなー、、、
なんて思える奴とかがさ、
あるレベルを超えた値段の車を買ってしまったりする
こととかにも表れるよね。
ユーの場合、
ソレ以上のものは車好きの趣味性とかでなく、
自己顕示欲の満たしやマウント目的の領域じゃね!?
みたいな。
他人の上に立つための助力アイテム的なものになってね!?
みたいな。
だからさ、
女性の高級ブランド好きや高級品主義的な人にしても、
そんなマウント男性的な部分を
強く持ち合わせてるタイプだとも思うしね」
「でも、まぁ、それを礼賛したり、
目標にしたりする人も結構いるしなぁ......」
「そだね。
そういう人が沢山いる限り、
そんなお金の使い方も無くならないだろうし。
良い悪いの話でもないだろーし。
難しいやね」
「お金持ちや成功者になれた人は
クールなお金の使い方をしてくれたらよいなぁ......
なんて、なんか、そんなこと思っちゃったよ」
「そーだねぇ......
俺たちのこんな話はビンボー人の遠吠え!
だろーしな。。( ̄ー ̄) ニヤリ」
「しかし、
あいかわらずココの焼き鳥は美味いよなぁ、、」
「うまいねぇ、、特に皮が好きだなぁ、、」
夜も更けて来て。
店の客もまばらになって。
カウンターでとりとめもない、
クダラナイ会話をしていた2人はお店を出ることにしました。
お店の外では空に三日月が輝いていて。
この美しさがある限り、
この美しさを感じれとれる限り、
2人はまだ未来を信じられるような気がして。
そんなふうにして、
東京の片隅に漂う夜は更けていきました。
河島英五さん。
懐かしの昭和の名曲。
もはやブルース。
「酒と泪と男と女」
♪飲んで、飲んで、飲まれて、飲んで......
またひとつ、女の方が偉く思えてきた
またひとつ、男のずるさが見えてきたぁぁーー(*´Д`)θ~♪
就任から45日ほどしかたっていないようで、
在任期間はイギリス史上最短だそうです。
彼女は
「トリクルダウン(trickle down)」
仮説を軸にして首相の座に就いたのですが、
「その説は間違っている、、」
という認識がイギリスではなされた......
とも言えるでしょうか。
「トリクルダウン仮説」とは、
大企業や高所得者がより富むような経済政策を実施すれば、
投資や消費が活発になり、
多くの人々にとっても広く恩恵が及ぶ......
とする考え方で、
となると、今回のイギリス首相の交代劇は
「トリクルダウン説なんて、
富裕層が更に裕福になるだけで、
経済格差を拡大させちゃうだけじゃん!」
なんていう民衆の声に聞こえたりもします。
「ふむふむ。
そーいうことね。
女性首相っていいなぁ、、なんて思ってたのだけど、、」
と、その男性は言いました。
東京の夜、10時ぐらい。
美味しい焼き鳥屋さんのカウンター。
店は多くの人でにぎわっていて、
男性の座っているカウンターは勿論、
5つほどあるテーブル席もいっぱい。
その男性の横には親しげな同性の友人が並んで座り、
2人とも美味しそうにビールを飲んでいました......
「わかるよ。その部分は。
女性ってさ、
DNA的に優秀な人をそのまま認めることが出来る確率も高いしね。
自分の為に優秀な人を並べることも自然に出来る。
その辺はオレも期待して見ていたけどね」
「そーか。
なるほど。。」
「男ってさ、サル山のボス猿的本能が強いからさ。
自分より優秀なヤツとか、
力や体力のあるヤツとか、
似たような力やライバル的な要素を感じる人を、基本、
蹴落としたり排除しようとするのよ。DNA的に。
山のボスになろうとするわけ。
自分の山を作ろうとするわけ。
だから本能的に優秀な奴を外したりするようなことも多いのよ。
それで、側には自分を盛り立ててくれて、
何でもハイハイ、、そーですねー、、
的な人を置いたりしちゃう」
「ふーむ。。」
「リーダーが男が多くなっていることにも
そんなわけがあるのよ。
それが高じると独裁者とかになっちゃったりもするし。
歴史的に女性の独裁者なんてほぼいないだろ?
それもそんな理由だと思うよ」
「なるほど」
「だから男ってさ、
女性の様に自分に負けず劣らず優秀な人をちゃんと認めて、
側に置くことが出来るとスゲー良い形にも出来るわけ。
逆に女性トップの場合は、
そんなことはスムーズにできるけど、
その優秀な側近に頼りすぎちゃったりなんかしがちでさ。
いつの間にか周りにペースやイニシアチブを握られて、
内実を回され出しちゃったりなんかして......
となると、とてもヤベーわけ。
止めることが苦手だったりもするし。
内実を仕切るその人が優秀な人格者だったり、
真に素晴らしい志を持っている人なら問題もないけど、
でも、優秀さと人格とは必ずしも一致しないし。
最初は素晴らしい人だったとしても、
途中で変わっちゃうこともあったりするし。
ただ、その辺もさ、
男っぽい性格を合わせ持っていると制御することも出来る。
女性のリーダーはどこか男性的な部分があった方が良い的な
ことの理由でもあるわけよ。
とね。
まぁ、男でも女でも、
それぞれに良い点、悪い点があるわけでさ。
なかなか難しいやねぇ......」
「両性を併せ持ってるとイイ感じだな」
「そだね」
「そんな人はナカナカいなそうだしなぁ......」
「男のマウント取りたい癖ってさ、例えば、
根っからの車好きとかではなさそーだなー、、、
なんて思える奴とかがさ、
あるレベルを超えた値段の車を買ってしまったりする
こととかにも表れるよね。
ユーの場合、
ソレ以上のものは車好きの趣味性とかでなく、
自己顕示欲の満たしやマウント目的の領域じゃね!?
みたいな。
他人の上に立つための助力アイテム的なものになってね!?
みたいな。
だからさ、
女性の高級ブランド好きや高級品主義的な人にしても、
そんなマウント男性的な部分を
強く持ち合わせてるタイプだとも思うしね」
「でも、まぁ、それを礼賛したり、
目標にしたりする人も結構いるしなぁ......」
「そだね。
そういう人が沢山いる限り、
そんなお金の使い方も無くならないだろうし。
良い悪いの話でもないだろーし。
難しいやね」
「お金持ちや成功者になれた人は
クールなお金の使い方をしてくれたらよいなぁ......
なんて、なんか、そんなこと思っちゃったよ」
「そーだねぇ......
俺たちのこんな話はビンボー人の遠吠え!
だろーしな。。( ̄ー ̄) ニヤリ」
「しかし、
あいかわらずココの焼き鳥は美味いよなぁ、、」
「うまいねぇ、、特に皮が好きだなぁ、、」
夜も更けて来て。
店の客もまばらになって。
カウンターでとりとめもない、
クダラナイ会話をしていた2人はお店を出ることにしました。
お店の外では空に三日月が輝いていて。
この美しさがある限り、
この美しさを感じれとれる限り、
2人はまだ未来を信じられるような気がして。
そんなふうにして、
東京の片隅に漂う夜は更けていきました。
河島英五さん。
懐かしの昭和の名曲。
もはやブルース。
「酒と泪と男と女」
♪飲んで、飲んで、飲まれて、飲んで......
またひとつ、女の方が偉く思えてきた
またひとつ、男のずるさが見えてきたぁぁーー(*´Д`)θ~♪
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