雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

ウルトラマリンブルー

2012-08-14 19:19:53 | 感動
ウルトラマリン・ブルー。
ウルトラマン・ブルーではありません(^。^)/ハイ。


Ultramarine Blue。


「ラピスラズリ」と言う、
濃い青が深い海の様に光り輝く宝石があるのですが。
それを砕き、すりつぶして作られた顔料や
絵具の色をウルトラマリンブルーと言うそうです。
17世紀ぐらいのヨーロッパで多くの画家達に愛され、
憧れでもあった絵具の色です。
宝石をすりつぶして作る絵具ですから、そりゃ高価だったでしょうし、
とても神秘的な「光る深いブルー」で、
青というよりは「碧」という感じ。


僕はこの色が大好きで、
プラプラと乗り出す愛車の色もウルトラマリンに近い!?青色。


精神もいつまでもウルトラ青二才の甘ちゃん......(T.T)


もう一つ忘れてはいけないのは、
先出の絵具がたぷーーり!と贅沢に使われている、
オランダのフェルメールという画家さんが描いた
「真珠の耳飾りの少女」という絵。
部屋にはポストカードを飾っていますが、
この絵の前に立つといつも思わず佇んでしまい、
時間が止まってしまう様な感覚になります。
綺麗な瞳の少女が振り向いている一瞬を描いた作品ですが、
そのタイトル通り耳には真珠の飾りが描かれていて、
頭にはオリエントな雰囲気の青と黄色のターバンが巻かれています。
眉毛はほとんど描かれてなくて、
それがまた瞳の印象を強めてもいますが、
それと同じくらいターバンの青......ウルトラマリン・ブルー......と、
黄色とが、とても印象的で目を奪われます。
少女のうっすらと開いた唇は、
何かを語りかけようとしているようにも感じてしまい。
とても気になって勝手にドキドキとしてしまいます。


「何言おうとしたんだ!?んっ!?」


的な......。
その唇もよくよく見ると白い光が艶々と描かれていて、
ふくよかで魅力的。


「ちゅーっ!ってしたい(><)/」


的な......。(クレーム受付中)
つい先日、最新の修復を施されたホンモノが、
東京、上野にある「東京都美術館」に何十年ぶり?
かで来日したので、ワクワクプリンで逢いに行ってみたのですが、
今回の修復時に新たに発見され、復元もされたという、
口元の「小さな小さな」白い「光の点」が
シッカリと加わっていたりもして、それはもう


「こまけーーっ!!
けど、イイーーっつぅぅっっ!!」


っと叫んでしまったくらいの涙ものの素晴らしさでした(T.T)ぶぇ。
確信的に描かれた、
いかにも油絵的なターバンの荒めのタッチと仕上げと、
いかにも油絵らしくない、
顔の部分の繊細で滑らかな仕上げとの差も明瞭に出て来ていて。
画家の、その仕掛けやコダワリの深さに


「流石やぁ!」


と、改めて感動してしまいました。
この絵は画角が小さくてどうしても迫力には欠けるのですが、
僕には最高に魅力的な絵画の一つです。
今日もお部屋の壁からさりげなく微笑んでくれてます。(^^)ほほ


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