東京の南の端を流れる多摩川の空は、
今日はとても良く晴れ渡っていました。
川の上に広がる青い空には
「気持ち、花でも添えましょうか!?」
......なんて思っているかのような小さな白い雲が
ポツリポツリとある程度。
川の向こうには、遠く、富士山も良く見えています。
風もなく、暖かで穏やかな春の日差しは、
川沿いの桜の木の芽を少しでも大きくしようと降り注いでいました。
午後、2時を少し回った頃。
そんな多摩川のほとりに、
小さくて可愛らしいその女性スタッフは
ワザワザ自宅から地下鉄で30分もかけて来てくれました。
何やら、
彼女は僕に話したいことがあると言います。
エンターテイメント世界の真ん中で、毎日、
日本中を忙しく飛び回っている彼女は
土曜日の今日も夜7時ぐらいから仕事があるようでした。
そんなスケジュールの中でワザワザ東京の端にある
僕の自宅迄来てお話しがしたい......ということは、
どれだけ大切で重みのある話しなのか......は、
大体想像がつきます。
そもそも、
彼女が「今」抱えているプロジェクトは元々は僕が始めて、
創って来たもの。
それを1年半前に「やむをえない理由」で
全てを彼女に委ねる事になったわけで。
彼女を取り巻く問題の大体の事は、うぬぼれでなく、
離れていても常に誰よりもよく分かります。
頑張りやで責任感の強い彼女は、
その小さな背中に僕の抱えていた分のバッグも背負いながら、
この一年半を頑張ってきたのだと思います。
きっとその大きなバッグの話し......
僕が彼女に委ねていた仕事の話し......
駅で彼女を迎えると、
カフェでひとしきりクダラナイ話しをして。
その後、二人で多摩川の広い河川敷の方にてくてく......
と土手を下って降りていきました。
川の流れの直ぐ傍に延々と敷かれた石堤に腰を掛け。
そうして、やっと、彼女はポツポツ......と、
小さな声で話しを始めました。
話しを聞いていると、
それはやっぱり彼女にとってとても辛く、厳しい話で。
彼女の小さな胸の中に、
決して人目に触れない様に仕舞い込まれていた多くの思いの話し。
それは段々、少しずつ溢れて来て、
いつしか堰を切ったように激しく......大きく流れ出て来ました。
......気がつくと、
彼女は話しながらぐしゃぐしゃに泣いていました。
涙は止めようとも止めようとも、
とめども無く溢れ出て来ます。
その辛さが伝わるので、
傍で聞いていた僕も思わず涙ぐみ、
泣きそうになってしまいます。
「本当にすいませんでした......
uzmetさんが離れてから私何も出来ませんでした......」
すいませんでした......すいませんでした......
本当にすいませんでした......」
彼女が謝る必要などいったいどこにあるのでしょうか。
彼女を荷物の多い大変な環境に追い込んでしまったのは、
むしろ僕の責任なのです。
彼女が謝る事など微塵も無いのです。
「謝る事なんてひとつもないから、
俺の方が謝らないといけないんだから、、、
本当に、本当にごめんね。
一年半も、、、俺の分まで頑張ってくれて、、
本当にありがとう。
君には本当に感謝しか無いんだ。
本当に。
ありがとう。
君にはそれしか無いんだ。
ありがとう......ありがとう......」
僕は、その時、
それしか言えませんでした。
「ありがとう......ありがとう......」
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう......
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう......
「ありがとう」という言葉では全く足りない気持ち。
そんな気持ちは一体何と言ったらいいのでしょうか?
そんな気持ちは一体何だというのでしょうか?
「ありがとう......ありがとう......ありがとう......」
泣きじゃくる彼女に、
僕はそれしか言えませんでした。
気がつくと僕は泣き続ける彼女を抱き寄せて、
頭をクシャクシャに撫でていました。
「ありがとう......ありがとう......」
それでも彼女はひとしきり泣いていて、
それから......少し笑って......
時刻はいつの間にか夕暮れになっていて、
川の向こうに見える、
富士山の傍に沈んで行こうとしている太陽は少し大きくなって。
オレンジの色が強くなっていって。
キラキラと川面に反射しているその日差しの中で、
また僕らは色々なことを話して.......そして、
河原を後にしました。
今日、一つ確信した事があります。
「ありがとう」という言葉でも
とても伝えきれないような大きな大きな、
とても大きな感謝の気持ちというのは、
それも「愛」なのではないのかな、ということ。
コノ理解がもし間違っていたとしても、
少なくとも今日だけは僕はそんなふうに思えたということ。
泣いて泣いて泣いて泣いて......
こんなになるまで小さな体で懸命に頑張ってくれていた彼女を、
僕は愛しています。
ありがとう。
その言葉では伝えきれないほどの「ありがとう」ですが、
ありがとう。
このブログのタイトルに嘘、偽りはありません。
いつの日か、愛する誰かが
「アイツはこんな事考えて生きていたのか。。」
と見つけてもらえたら......
そんな思いで書き記してます。
愛してます。
仕事に向かう彼女を駅まで送っていって、
その後、また一人、
川沿いの土手を歩きながら家に帰りました。
帰り道。
彼女の前ではこらえていた想いと涙が
止めども無くあふれてきました。
そして、フト、
泣きはらした情けない目で道の横に目をやると、
そこにはいつもの桜の木が佇んでいました。
桜の枝には花の莟が沢山ついていて、
いまや大きく大きく膨らんでいました。
彼女に
「今日はワザワザありがとう、、、」
というお礼のメールを打ちました。
そのメールの最後にはこう書きました。
「......桜は、これから咲くのです」
今日、彼女と歩いた土手沿の道は、
もう少したつとこんな感じになります(^^)
あっ!?
今日の記事......
コニャ(奥さん)用の言い訳を考えとかなアカンかな?......
失敗か!?(゜_゜i)タラー......
今日はとても良く晴れ渡っていました。
川の上に広がる青い空には
「気持ち、花でも添えましょうか!?」
......なんて思っているかのような小さな白い雲が
ポツリポツリとある程度。
川の向こうには、遠く、富士山も良く見えています。
風もなく、暖かで穏やかな春の日差しは、
川沿いの桜の木の芽を少しでも大きくしようと降り注いでいました。
午後、2時を少し回った頃。
そんな多摩川のほとりに、
小さくて可愛らしいその女性スタッフは
ワザワザ自宅から地下鉄で30分もかけて来てくれました。
何やら、
彼女は僕に話したいことがあると言います。
エンターテイメント世界の真ん中で、毎日、
日本中を忙しく飛び回っている彼女は
土曜日の今日も夜7時ぐらいから仕事があるようでした。
そんなスケジュールの中でワザワザ東京の端にある
僕の自宅迄来てお話しがしたい......ということは、
どれだけ大切で重みのある話しなのか......は、
大体想像がつきます。
そもそも、
彼女が「今」抱えているプロジェクトは元々は僕が始めて、
創って来たもの。
それを1年半前に「やむをえない理由」で
全てを彼女に委ねる事になったわけで。
彼女を取り巻く問題の大体の事は、うぬぼれでなく、
離れていても常に誰よりもよく分かります。
頑張りやで責任感の強い彼女は、
その小さな背中に僕の抱えていた分のバッグも背負いながら、
この一年半を頑張ってきたのだと思います。
きっとその大きなバッグの話し......
僕が彼女に委ねていた仕事の話し......
駅で彼女を迎えると、
カフェでひとしきりクダラナイ話しをして。
その後、二人で多摩川の広い河川敷の方にてくてく......
と土手を下って降りていきました。
川の流れの直ぐ傍に延々と敷かれた石堤に腰を掛け。
そうして、やっと、彼女はポツポツ......と、
小さな声で話しを始めました。
話しを聞いていると、
それはやっぱり彼女にとってとても辛く、厳しい話で。
彼女の小さな胸の中に、
決して人目に触れない様に仕舞い込まれていた多くの思いの話し。
それは段々、少しずつ溢れて来て、
いつしか堰を切ったように激しく......大きく流れ出て来ました。
......気がつくと、
彼女は話しながらぐしゃぐしゃに泣いていました。
涙は止めようとも止めようとも、
とめども無く溢れ出て来ます。
その辛さが伝わるので、
傍で聞いていた僕も思わず涙ぐみ、
泣きそうになってしまいます。
「本当にすいませんでした......
uzmetさんが離れてから私何も出来ませんでした......」
すいませんでした......すいませんでした......
本当にすいませんでした......」
彼女が謝る必要などいったいどこにあるのでしょうか。
彼女を荷物の多い大変な環境に追い込んでしまったのは、
むしろ僕の責任なのです。
彼女が謝る事など微塵も無いのです。
「謝る事なんてひとつもないから、
俺の方が謝らないといけないんだから、、、
本当に、本当にごめんね。
一年半も、、、俺の分まで頑張ってくれて、、
本当にありがとう。
君には本当に感謝しか無いんだ。
本当に。
ありがとう。
君にはそれしか無いんだ。
ありがとう......ありがとう......」
僕は、その時、
それしか言えませんでした。
「ありがとう......ありがとう......」
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう......
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう......
「ありがとう」という言葉では全く足りない気持ち。
そんな気持ちは一体何と言ったらいいのでしょうか?
そんな気持ちは一体何だというのでしょうか?
「ありがとう......ありがとう......ありがとう......」
泣きじゃくる彼女に、
僕はそれしか言えませんでした。
気がつくと僕は泣き続ける彼女を抱き寄せて、
頭をクシャクシャに撫でていました。
「ありがとう......ありがとう......」
それでも彼女はひとしきり泣いていて、
それから......少し笑って......
時刻はいつの間にか夕暮れになっていて、
川の向こうに見える、
富士山の傍に沈んで行こうとしている太陽は少し大きくなって。
オレンジの色が強くなっていって。
キラキラと川面に反射しているその日差しの中で、
また僕らは色々なことを話して.......そして、
河原を後にしました。
今日、一つ確信した事があります。
「ありがとう」という言葉でも
とても伝えきれないような大きな大きな、
とても大きな感謝の気持ちというのは、
それも「愛」なのではないのかな、ということ。
コノ理解がもし間違っていたとしても、
少なくとも今日だけは僕はそんなふうに思えたということ。
泣いて泣いて泣いて泣いて......
こんなになるまで小さな体で懸命に頑張ってくれていた彼女を、
僕は愛しています。
ありがとう。
その言葉では伝えきれないほどの「ありがとう」ですが、
ありがとう。
このブログのタイトルに嘘、偽りはありません。
いつの日か、愛する誰かが
「アイツはこんな事考えて生きていたのか。。」
と見つけてもらえたら......
そんな思いで書き記してます。
愛してます。
仕事に向かう彼女を駅まで送っていって、
その後、また一人、
川沿いの土手を歩きながら家に帰りました。
帰り道。
彼女の前ではこらえていた想いと涙が
止めども無くあふれてきました。
そして、フト、
泣きはらした情けない目で道の横に目をやると、
そこにはいつもの桜の木が佇んでいました。
桜の枝には花の莟が沢山ついていて、
いまや大きく大きく膨らんでいました。
彼女に
「今日はワザワザありがとう、、、」
というお礼のメールを打ちました。
そのメールの最後にはこう書きました。
「......桜は、これから咲くのです」
今日、彼女と歩いた土手沿の道は、
もう少したつとこんな感じになります(^^)
あっ!?
今日の記事......
コニャ(奥さん)用の言い訳を考えとかなアカンかな?......
失敗か!?(゜_゜i)タラー......
陰ながら応援しています。
ブログ見て朝から泣きました(>_<)
わざわざありがとうございます。彼女にもそのまま伝えます。。きっと、このブログもコメントも見てくれると思います(^_^)