「CD売場で、中島みゆきの “糸” がかかっていて、
聞いていたら泣きそうになった。(T_T)
縦の糸と横の糸で、布を作るのね。
だから、買ってしまった」
数日前ですが、
こんなメールが、
とても不思議な力を持つ!?
友達のプッチンプリリンおねーさんから来ました。
寺社と神様好きなねーさんに、神様好きな僕は、
その時にこんなことを返したのです......
「そーだよ。
縦糸は男
横糸は女
縦は陽
横は陰
天、地
人、神
科学、宗教
時間、場所
過去、現在
夢、現実......
一本、一本、丁寧に、気持ちを込めて、
色々なモノを織り込んで一枚の布は完成していくんだ。
“縄” と同じ話。
だから機織りの名手は古来より神とされていたんだよ」
古(いにしえ)の神様に
「栲幡千千姫命=たくはた ちぢひめ の みこと」
という女神様がいます。
いわゆる機織(はたおり)の女神様で、
「栲幡=たくはた」は「栲機」とも書かれ、
古来より機織や服飾産業、
絹(シルク)を生む蚕(かいこ)を育てる養蚕業の神として厚い崇敬を受けてきました。
日本神話では、別名
「萬幡豊秋津師比売命=よろづはた とよあきつしひめ の みこと」
「栲幡千千姫命=たくはたちぢひめのみこと」
「千々姫=ちぢひめ」
時に「玉依姫=たまよりひめ」と同一視されていたりもします。
七夕で有名な「織姫=オリヒメ」さんも、もしかしたら......この女神様?
か、もしくは、
この女神様の魂の系譜にいるような方かもしれません。
天孫降臨神話における天皇家の始祖神
「瓊瓊杵命=ニニギノミコト」のお母さんともされています。
要は、
「衣食住」の「衣」を司る大切な女神様。
古代王家にとっても衣服は大切なもの。
家族に衣装を作ったり、
織り上げたりする母の姿というのも勿論浮かんで来ますが。
そんな「服を作る」という役割は身近な人々のよしなしゴトにも
何かと関わる立場になってしまうようなことも......
自然と浮かんで来たりもします。
王家ともなれば、
側近の中に服飾のプロフェッショナルさんも常に控えていたでしょう。
そんなコトも想像できます。
そして、衣服は人型をしていますので、
祭事の際には神々の依り代となる様なこともあって。
時に「魂が依る姫=玉依姫」などとも呼ばれるチカラのある巫女さん達とも
同じ力を持っていたのかもしれません。
「中島みゆき」さんという稀代のシンガーソングライターは、時折、
この衣服の女神様の姿そのものに見えてしょうがない時があります。
だから「糸」なんて曲も書けるのでしょうか......
---「糸」---
from 「EAST ASIA/中島みゆき」
なぜめぐり逢うのかを 私たちはなにも知らない
いつめぐり逢うのかを 私たちはいつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は
織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない
なぜ生きてゆくのかを 迷った日の跡のささくれ
夢追いかけ走って ころんだ日の跡のささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます
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幾つかの糸は時にホツレ、こんがらがり、解けなくなって。
切るしかなくなったりもして。
でも、一枚の布となるために、衣服となるために、
人形(ひとがた)となるために、
一本一本辛抱強く織り込まれていきます。
そこには繊細さと丁寧さと根気の強さが......
とても必要なコトの様に思われます。
機織の女神様が教えてくれるのはいつもそんなコトのように僕には思えます。
折角なので次回は、もう少し、
この「機織の女神」様のお話を記しておこうかな、と。
ソレは「天岩戸神話」にまつわる独自見解!?
的なお話とも言えそうですが......
これもまた、やはり......
「青き炎」から繋がるお話となってしまうようです。
(^_^)つづく。
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打ち明けると、小学生の時、
なけなしの自分のお小遣いを貯めに貯め、
全てハタイテ買った初めての「アナログレコード」が
中島みゆきさんのアルバム「寒水魚」でした。
今でも大切に持っています。(^^)
ほぼ全編が松任谷正隆さんのアレンジで、
後藤次利さんのスラッピーなベースが効いている一枚。
その後の自分の職業にも繋がっていった忘れ得ぬ一枚。
CDでも買い直してたりして......
ヒップだ!ホップだ!ロックだ!ナドトホザイテルわりに......
地味なのでやんすね。。σ(^_^;)
聞いていたら泣きそうになった。(T_T)
縦の糸と横の糸で、布を作るのね。
だから、買ってしまった」
数日前ですが、
こんなメールが、
とても不思議な力を持つ!?
友達のプッチンプリリンおねーさんから来ました。
寺社と神様好きなねーさんに、神様好きな僕は、
その時にこんなことを返したのです......
「そーだよ。
縦糸は男
横糸は女
縦は陽
横は陰
天、地
人、神
科学、宗教
時間、場所
過去、現在
夢、現実......
一本、一本、丁寧に、気持ちを込めて、
色々なモノを織り込んで一枚の布は完成していくんだ。
“縄” と同じ話。
だから機織りの名手は古来より神とされていたんだよ」
古(いにしえ)の神様に
「栲幡千千姫命=たくはた ちぢひめ の みこと」
という女神様がいます。
いわゆる機織(はたおり)の女神様で、
「栲幡=たくはた」は「栲機」とも書かれ、
古来より機織や服飾産業、
絹(シルク)を生む蚕(かいこ)を育てる養蚕業の神として厚い崇敬を受けてきました。
日本神話では、別名
「萬幡豊秋津師比売命=よろづはた とよあきつしひめ の みこと」
「栲幡千千姫命=たくはたちぢひめのみこと」
「千々姫=ちぢひめ」
時に「玉依姫=たまよりひめ」と同一視されていたりもします。
七夕で有名な「織姫=オリヒメ」さんも、もしかしたら......この女神様?
か、もしくは、
この女神様の魂の系譜にいるような方かもしれません。
天孫降臨神話における天皇家の始祖神
「瓊瓊杵命=ニニギノミコト」のお母さんともされています。
要は、
「衣食住」の「衣」を司る大切な女神様。
古代王家にとっても衣服は大切なもの。
家族に衣装を作ったり、
織り上げたりする母の姿というのも勿論浮かんで来ますが。
そんな「服を作る」という役割は身近な人々のよしなしゴトにも
何かと関わる立場になってしまうようなことも......
自然と浮かんで来たりもします。
王家ともなれば、
側近の中に服飾のプロフェッショナルさんも常に控えていたでしょう。
そんなコトも想像できます。
そして、衣服は人型をしていますので、
祭事の際には神々の依り代となる様なこともあって。
時に「魂が依る姫=玉依姫」などとも呼ばれるチカラのある巫女さん達とも
同じ力を持っていたのかもしれません。
「中島みゆき」さんという稀代のシンガーソングライターは、時折、
この衣服の女神様の姿そのものに見えてしょうがない時があります。
だから「糸」なんて曲も書けるのでしょうか......
---「糸」---
from 「EAST ASIA/中島みゆき」
なぜめぐり逢うのかを 私たちはなにも知らない
いつめぐり逢うのかを 私たちはいつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は
織りなす布は いつか誰かを暖めうるかもしれない
なぜ生きてゆくのかを 迷った日の跡のささくれ
夢追いかけ走って ころんだ日の跡のささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます
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幾つかの糸は時にホツレ、こんがらがり、解けなくなって。
切るしかなくなったりもして。
でも、一枚の布となるために、衣服となるために、
人形(ひとがた)となるために、
一本一本辛抱強く織り込まれていきます。
そこには繊細さと丁寧さと根気の強さが......
とても必要なコトの様に思われます。
機織の女神様が教えてくれるのはいつもそんなコトのように僕には思えます。
折角なので次回は、もう少し、
この「機織の女神」様のお話を記しておこうかな、と。
ソレは「天岩戸神話」にまつわる独自見解!?
的なお話とも言えそうですが......
これもまた、やはり......
「青き炎」から繋がるお話となってしまうようです。
(^_^)つづく。
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打ち明けると、小学生の時、
なけなしの自分のお小遣いを貯めに貯め、
全てハタイテ買った初めての「アナログレコード」が
中島みゆきさんのアルバム「寒水魚」でした。
今でも大切に持っています。(^^)
ほぼ全編が松任谷正隆さんのアレンジで、
後藤次利さんのスラッピーなベースが効いている一枚。
その後の自分の職業にも繋がっていった忘れ得ぬ一枚。
CDでも買い直してたりして......
ヒップだ!ホップだ!ロックだ!ナドトホザイテルわりに......
地味なのでやんすね。。σ(^_^;)
車で毎日聞かせて頂いております。
私がなんといっても一番好きなのは「地上の星」ですな(* ̄∇ ̄)ノ
たぶん昴(タイゲタ星)から来たからかも
実は、機織りの神様が守ってる人を前から知っていて、恥ずかしながら、ずーと機織りの神様 って呼んでた
今日初めて、正式な御名前知って勉強になりましたよ~ 有難うございます(^-^ゞ
さすがレベル99のエジプト神官ですなぁ(笑)
一度機織をやってみたいのですよね。ドンナだか。興味ありりん。
読み返しておりました。
中島みゆきさん、大好きです。
きっと巫女さんなのだと思います。
ちなみに私の好きな曲は、もちろん「糸」「地上の星」もですが、
「銀の龍の背に乗って」です。
わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも
明日 僕は龍の足元へ崖を登り呼ぶよ「さあ、ゆこうぜ」
と言うフレーズが大好きです。
柔らかな皮膚しかない理由は 人が人の傷みを聴くためだ
には、号泣してしまいました。
中島みゆき・・・なんて人だろうと 感動でした。
(ノД`)・゜・。
読み返す度に新しいニュアンスが見えてくる様にと、一つの記事にも複数の「意」を含ませるようにしていて、スタートからの記事全体もパズルのようにレイアウトしていたりもするので、後々の記事と合わせて見ると、その隠れていた「意」や「味」が浮き立ってくるようにも書いている部分もあります。他記事へのテキストリンクにはそんな意味もあったりして。
とてもありがたいです。ありがとうございます。
みゆきさんは千々姫のさんの分け御霊でしょうか(^^)