雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

水無月の桜

2013-06-15 01:09:41 | 美味い...パワスポ寺社
「空梅雨(からつゆ)かなぁ、、」

と、今年は少し心配していましたが、
関東地方ではココ最近、
やっと梅雨らしいシトシトと雨が降る日が続いています。
梅雨にシッカリ雨が降るというのは、
この国に暮らす僕等にはトテモ大切なことではないかと思うわけです。

そんな雨の日も決して嫌いではない......という僕なのですが、
そんな気持ちとはウラハラに、イザ!
そんな日に何処かに出かけよう......ってなことになんかなると、
それでもやはり少し億劫な気持ちになったりもします。σ(^_^;)

ただ、そんな梅雨の時期にアノ花......
紫陽花(あじさい)でも見に行こうか!?
っていう時だけは、なんとなく、
ワザワザそんな梅雨らしい雨の降る日を選んで、
傘なんぞを差しながら見に行くのも良いナァーーー、、
なんて思ったりもします。

近場で紫陽花が綺麗で有名な所と言えば、
以前も記したこの「鎌倉」というエリア。
風情ある街のアチコチで、
アジサイの花がとても美しく咲き誇っています。
ココは、その鎌倉でも「紫陽花寺」と言われている
「名月院」のアジサイさんです(^^)





アジサイという花は、
僕にとってはなんだか不思議な美しさを持つ花です。
見ているとちょっとミステリアスな感じがしてしまいます。

紫陽花の「花びら」のように見える部分というのは、
実は「花びら」ではなくて、
花びらを支える下の台座の部分......「がく」といわれる部分らしく、
花はその花びらの様に見える「ガク」の中心に小さく、
まるで「豆粒」の様にひっそりと、小さく付いて咲いています。

そんなところもなんだか不思議。。

名前の由来もなんだかハッキリしていないようで、
花の色の変化も「七変化」と呼ばれるくらい、
同じ株の花なのに様々な色で咲いたり、
咲きながら色が変わって行ったりもします。
白から緑、碧から青、青から紫......などなど。

そこも不思議。。

多くの種類は最終的に「青系」と「赤系」に落ち着くようですが、
どうもその色は土壌成分によって大体が決まって来るらしく。
アルカリ性の土壌では「赤系」、
酸性の土壌では「青系」になることが多いようです。

なんとも面白いお花さんです。

チューリップやひまわり、
タンポポや朝顔などと違って、
子供の頃はあまり気になるような花では無かったのですが。
大人になるにつれてその美しさを感じられて来た......
というのが僕には本当の所で、
それは、紫陽花というのはもしかして......

「ワビサビ」のある花なのか。

「渋い」大人の花なのか。

はたまた、

大人の様に「ちょっと怖い!?」花なのか。

......とにかく、

「独特の花やなぁ。。」

と。

個人的には感じていたりなんかします。

どことなく......
満開の桜の木にも似ている感じがしたり......もしていて......
なんで?でしょうか。
そんな明月院散歩の帰りには、
近くのお茶屋「風花(かざはな)」さんによって。
名物「ウサギまんじゅう」の抹茶セット~!ヾ( ̄∇ ̄=ノ



店内のウサ子さん達~!(^^)
「名 “月” 院」なだけにウサギってワケですな。



一休みしたら、近くの北鎌倉駅からレトロな
「江ノ電=えのでん」に乗って極楽寺駅へ。



ソコから歩いて直ぐにある
「成就院=じょうじゅいん」というお寺さんの横にある坂道、
「極楽寺坂切り通し」
そこから見る色とりどりの紫陽花と、
由比ケ浜(ゆいがはま)の海さん。



下手な携帯写真なので良さがイマイチ伝わらない......か......
(T.T)ぶぇ。
でも綺麗なのです!
やはり紫陽花さんは「水無月(みなづき)」を飾れる、
貴重な花のようにも思えます。
そして、暑くても寒くても、晴れの日も、風の日も、
爽やかでもジメジメしていても、乾期でも雨期でも、
全てに風情を見いだすことの出来る日本人の感性を、
僕はとても誇らしくも思えます。(^^)かしこ。



。。おまけ。
江ノ電、鎌倉駅の車両止めの上にちょこん......と座るカエルさん。
「無事カエル」......だそうです(●´▽`)ナハハ


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