新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

民主党優勢:国家戦略局、行政刷新会議新設へ

2009-08-23 15:31:33 | Weblog

こんにちは

 

先程、帰ってきました。非常に落ち着いていると言えば落ち着いているのですが、いろいろ動きのある患者さんもいます。

 

その関係もあり夕方にはまた病棟に戻りますが、まず一回帰ってきました。

 

しかし、いろいろあったせいか疲れていますね。

疲労感が残っております。

 

もしかすると、ただ本当に体調が悪いだけかもしれませんが・・・

さて、選挙の方は民主党がとても優勢・・・勢いがあるようですね。

 

自民衝撃の数字 朝・毎・読・日経に続き共同通信も民主300議席超を予想

8月23日8時1分配信 スポーツ報知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090823-00000061-sph-soci  

共同通信社は22日、衆院選(30日投開票)の情勢調査を行い、その結果、民主党が300小選挙区、全国11ブロックの比例代表(定数180)ともに圧倒し、単独過半数(241議席)を突破、300議席を超える勢いであることが分かった。議席半減の公算が出てきた自民党はこの日、麻生太郎首相(68)が豪雨災害のあった兵庫県佐用町を視察した際、「行方不明者」と言うべきところを「『遺体』が見つかるように…」と発言。残り1週間となった選挙戦で、衝撃の数字に加え、収まらない首相の不用意な発言と、目も当てられない状態になってきた。  

 

共同通信社が実施した全国の有権者約15万5100人を対象にした電話世論調査と取材を加味した上での情勢調査によれば、民主党は小選挙区と比例代表ともに300議席を超える勢いで、政権交代の可能性が強まっている。自民党は選挙前の300議席から100議席台前半に激減する公算が大きく、公明党も選挙前の31議席を大きく下回る可能性がある。  

 

共産、社民、国民新の野党3党は伸び悩んでいる。みんなの党と改革クラブ、新党日本も選挙前勢力維持の見通しは立っていない。  

民主は4年前の前回衆院選で惨敗した首都圏など大都市圏を始め、東北、北関東、北陸信越、中国など地方圏でも先行。衆院再可決が可能になる320議席に迫る情勢だ。  

 

自民は1996年衆院選以降、過去4回の小選挙区選挙で一度も負けていない「自民王国」でも軒並み苦戦を強いられており、当選圏に入っている選挙区は民主の約190に対し、わずか30余り。小選挙区の獲得議席は80に届かない見込みで、比例代表も過去最低の00年衆院選の56を下回る可能性が大きい。  

衝撃の結果に自民党内では「せめて150議席は取らないと。100議席じゃ党として成り立たない」(幹事長経験者)、「やはり『麻生降ろし』をしておけば良かった」(若手)と悲鳴や恨み節が飛び交っている。  

 

麻生首相は遊説先の兵庫県内の候補者事務所でのあいさつで「厳しい状況にあると言われるが、有権者の反応は間違いなく良くなっている」と強がって見せたが、この日午前、豪雨災害に見舞われた兵庫県佐用町の現場を視察した後、行った記者団とのぶら下がり取材で、不用意な発言が飛び出した。2人の行方不明者に触れ、「引き続き捜査、捜索に当たっている方々は、ぜひ『遺体』が見つかるよう、今後とも努力をしていただきたい」と述べた。  

被災者の前での発言ではなかったが、奇跡を信じ、不明者の帰りを待つ家族の神経を逆なでする配慮を欠いた発言に、取材終了後、秘書官を通じ「遺体」を「行方不明者」に訂正。だが、この発言が超劣勢の選挙戦に終止符を打つことになりかねない。

--------------------------------

まぁ、どうなるかはふたを開けるまでわかりませんが・・・与党が自民党から民主党に変わり、政権に関しての様々な考え方が変わることは悪いことではないと思います。

 

ただ、心配なのは社民党などとの連立で・・・意見の食い違いから空中分解(いつぞやの細川政権のように)することですが、状況によっては連立後に連立解消となるのかもしれませんね・・・。

自民党の若手の方が「麻生おろしをやっておけばよかった」と言ったようですが、それは結局責任転嫁であって…そのようなことを言う時点で国家の責任を担う国会議員の資格はありません

いずれにせよ、日本が良い方向に行くことを期待しています。

 

読売新聞にこのような記事もありましたが、僕は面白いと思っています。どうなるかはわかりませんけどね。

民主「国家戦略局」、10人程度の議員常勤 http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090822-OYT1T01090.htm  

民主党は衆院選で政権を獲得した場合、首相直属機関として新設する「国家戦略局」と「行政刷新会議」の概要を固めた。  

 

国家戦略局は中央省庁を指揮・監督する機関と位置づけ、10人程度の国会議員が常勤の局員として入る。政治主導を徹底するため、予算編成のほか、外交政策、官僚人事などすべての政府の意思決定に関与させる方針だ。  

 

国家戦略局は、「鳩山政権」の「目玉」の組織となる。当面は任意の首相直属機関とするが、全容が固まれば、国家行政組織法などを改正し、政府の正式機関とする。国会議員のほか、有識者10人程度もメンバーとする方針だ。  

教育再生懇談会のような首相の諮問機関を新政権でも設ける場合は、国家戦略局の下に配置する。首相はなるべく政策の最終決定だけにかかわり、日常的な調整は国家戦略局に任せることで、首相の負担の軽減を目指す。経済財政諮問会議は、国家戦略局と役割が重なるため、廃止する。  

民主党は、中央省庁に「100人程度の政治家を送り込む」としており、各省庁の副大臣、政務官を数人ずつ増やす方針だ。副大臣、政務官にふさわしい人材は、国家戦略局が閣僚に推薦することにしている。  

行政刷新会議は、予算の無駄排除や地方分権を進める組織とする。国会議員数人が主導、有識者や全国知事会など地方6団体の代表者らをメンバーとする予定だ。会議は各省庁の予算の点検などを通じ、政権公約(マニフェスト)を実現するための財源を見つけ出すのが最大の目的だ。国と地方の役割を見直し、中央省庁のスリム化も検討する。  

鳩山氏は22日、北海道千歳市で記者団に、「政権をとった時、国家戦略局、行政刷新会議をつくることは決めた。しかし、それ以上は選挙中なので考えないことにしている」と述べ、当面の組織内容は衆院選後に決定する考えを示した。

--------------------------------

うまく機能すれば様々な意味で、期待できると思います。

まずは選挙の結果とその後の動きを見ながら・・・考えていければと思います。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

さて、夕方に病棟に行く前に少し休憩します・・・。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HTLV-1予防の徹底を!

2009-08-22 16:48:43 | Blogを書く理由

さて、もうひとつ記事を書きます

 

先日も書きました(はむるの会:HTLV-1感染予防は国が率先してやるべきものです!)が、予防が重要な病気であり…将来、撲滅も可能な疾患です。

 

ぜひ、大々的に取り上げていただければと存じます。

 

感染性白血病が都市部で増加…予防策徹底せず

8月21日19時9分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090821-00000589-san-soci  

 

母乳を通じて母子感染し、白血病などを引き起こす危険性のあるウイルスの感染者が都市部で増加していることが21日、分かった。厚生労働省研究班が行った約20年ぶりの調査で、関東の感染者は1・4倍、中部は1・5倍に増加。従来多かった九州・沖縄では減少している局地的な感染が多く、全国的な対策が取られてこなかった。交通手段の発達で感染地域が拡大したとみられ、研究班はガイドラインの作成に乗り出した。(今泉有美子)  

 

ウイルスは「成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)」と呼ばれ、感染すると50年前後の潜伏期間を経て、3~5%の人が白血病を発症するとされる。毎年約1千人が発症しているとみられ、発症すると半分近い人が1年以内に命を落とす。前宮城県知事の浅野史郎さん(61)が6月に発症を発表し、関心を集めた。  

 

研究班は、18~19年の献血者約120万人の血液から各地の感染者数の割合を推計し、昭和63年から平成2年の前回調査と比較。国内の感染者を108万人と推計した。前回調査では120万人だった。  

 

全体における地域別の割合は、関東が前回に比べ6・5ポイント増の17・3%、中部が3・4ポイント増の8・2%、近畿が3・3ポイント増の20・3%。半分を占めた九州・沖縄は9・5ポイント減の41・4%だった。  

 

計算してみると、関東は18万7千人で前回より5万7千人増、中部は8万9千人(同3万1千人増)、近畿は22万人(同1万5千人増)で、九州・沖縄は44万7千人(同16万2千人減)になる。  

 

研究代表者の山口一成・国立感染症研究所客員研究員は、感染地域が拡大した理由を「交通の発達などによる人口の流動がある」と説明。「これまで感染者が九州などに一部地域に集中していて、全国的な対策が遅れた」と話す。  

 

感染経路は母子感染が多く、感染者の母親から母乳などで子供に感染する割合は約20%とされる。このため、抗体検査で感染が判明した妊婦は母乳を中止する予防措置が必要になる。  

 

しかし、抗体検査の実施は一部自治体に限られ、全国的に広がっていない。厚労省は「前回調査の際、学識者から『各地方で対策を取るべき』とする見解が示されたため全国的な対応が遅れたようだ。今後は感染症認知の徹底など態勢を整えたい」と説明している。  

 

患者団体は公的なバックアップを求めており、闘病中の浅野さんも自身のホームページで「一般の関心も知識も低い病気ですが、紹介されることで病気の予防策が進めば」と書く。  

研究班は今後、全国的な発症者の把握を行うとともに、感染予防ガイドラインを作成。検査の普及などを国に提案する方針という。      

◇  ■成人T細胞白血病 同名のウイルスが原因で発症する白血病。ウイルスが血液内の白血球(リンパ球)に感染すると、異常を起こした細胞の増殖が止まらなくなり、抵抗力が落ちてさまざまな合併症を併発する。治療は無菌室などで慎重に進められ、抗がん剤治療や骨髄移植などが行われるが、薬への耐性が強いため再発しやすいとされる。現在、白血病で死亡する人は国内で年間6千人以上とされるが、うち2割近くをこの病気が占める。

--------------------------------

非常に重要なことだと思います。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

先日、これに関しては記事を書きましたので新たにいろいろ書きませんが、全国的な予防対策の充実を期待したいと思います

 

では、また。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ど~でもいい話:僕と歯医者

2009-08-22 16:31:06 | ど~でもいい話

こんにちは

 

今、帰ってきました。

 

病棟のバックアップは来週ですが、初バックアップの先生のバックアップで病棟におりました。

 

現時点では病棟・・・特に移植後、移植中の患者さん・・・はそこそこ安定しております。

 

今週・・・緊入された患者さんが数名いるのですが、IVL疑い(診断が難しいのですよ・・・IVL)の患者さんが…やはり厳しい状況です。まだこれからが勝負ですし、頑張るしかありません。

新しく来た後輩の血液内科医も

「患者さんがあきらめないで頑張っているうちに、私たちが音を上げてはいけない」

と言って、頑張っています。

 

昨日もMDS/MPDの人が肺炎になり緊入しました。こちらは市中肺炎のガイドラインに適応させれば「中等症」であるのですけど、血液疾患が合併しているだけで大変です。

というか、あまり受けてくれないのだろうな・・・。合併症の治療をやってくれる受け皿の病院がほしい・・・。

 

と、まぁ・・・忙しくて歯医者に行けなかったのですが、先程帰り際に歯医者に行ってきました。友人が

あそこの歯医者は腕もいいし、早ければ一日で終わらせてくれるよ

と言っていたのですけど・・・

 

 

「これは・・・ここまで虫歯も大きくなると神経を抜いてクラウンをかぶせるしかないです・・・。できるだけ短期間で・・とおっしゃいましたが、数回は必要です」

 

やはり・・・なんでも初期に受診しないとだめなのね・・・。

 

今日まで痛み止め使って粘っていたのですが・・・

 

 

 

で、今日は神経を抜いてきました。腕もよかったのでしょう。麻酔の針を刺された痛みも(NSAIDsを飲んで働いていたからかもしれませんが)感じることなく、神経を抜かれました。

 

疲れていたからかもしれませんが・・・歯科治療中に

 

うとうと・・・うとうと・・・・

口開けたまま、流れているミュージックを聞きながら半分眠って・・・・

歯科治療中に寝るな!

そう歯科医の先生に思われていそうです。

 

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

まぁ、いずれにせよ・・・神経抜く処置すら痛みを感じることなく終わってしまいました。このあと何回か受診することになるようですが、きちんと治療をして治したいと思います

 

では、また。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろありがとうございます(感情吐露して、頑張ります)

2009-08-21 01:37:05 | Blogを書く理由

こんばんは

 

昨日の記事に対して多くの方から暖かいコメントをいただきまして、ありがとうございます。

 

自分自身で何が何だかわからない・・・というようなレベルのため、感情的な記事を書いてしまいました。

 

 

ただ、今日外来を受診された多くの患者さんからも・・温かい言葉を(偶然ですが)かけていただき、また今回の多くの方からのコメントにもありがたく思っております。

 

本当のことを書くと外来の患者さんに対して

「何かあったら、どう思われるのだろうか?」

と、思ったりしました。

 

 

入院して退院された患者さんや1年以上付き合ってきた患者さんは・・・僕という人間を知ってくださっているので、多分御家族も含めてわかってくださっているのではないか・・・と思う(甘いのでしょうね)のですが、初診であまり付き合いのない人が精査中に急変したりすると、訴えられたりするのだろうか…とかですね。

 

 

本当に今日来た患者さんは・・、何か優しい言葉をかけていく人が多かったです。 もしかすると僕が発散している空気がいつもと違っていたのかもしれませんが・・・・

 

そんな暖かい心に応えるためにも…できるだけ多くの人が元気で過ごせるように・・頑張っていきたいと思います。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

人の思いは理解不能なこともあります。しかし、それはそれでそう思われてしまった僕が悪いのでしょうし、いまさら何か言っても仕方がないと思います。

 

この心と体が持つ限りは・・・走り続けられるでしょう(笑

 

明日もいろいろありますが、頑張ります。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルテ開示:もう好きにやってください

2009-08-20 00:03:32 | 医療

こんばんは

 

今日はたった一つのことが非常に医療に対するやる気をそいでくれたので、もうそれ以上やる気も起きずに帰ってきました。

 

このBlogでも今年の1月末に記事にしておりますが、多発性骨髄腫の患者さんで初発時に予後としては平均で3~4年という状況の人で・・・6年目くらいにMPもMCPも効かなくなって来ていた(僕が担当した時点で進行)ので、Vel+DEXを導入しました。

 

有害事象としてのしびれが強く出たため、患者の希望でHigh Dexのみで抑えられるか1ヶ月トライしたところ、High Dexでも抑えられず爆発的に腫瘍マーカーが上昇しました。

 

そこでサリドマイドを個人輸入してHigh DEXにかぶせましたが血小板減少などが起きたためサリドマイドをいったん中止としました(12月末)。

 

サリドマイドで起きたのか、原病の増悪かはわかりませんがサリドマイドでも神経障害が強く出ていたので、当然投与は継続できず・・・・というところです。

 

で、Dexは継続していましたが、年明けにさらに状況が悪化して血小板が2万台まで押しこまれ、「もはや難しい」と考えました。

その後外来輸血をするために来てもらったら、すでに血小板3000/μlに減少。数日だぞ?

で、緊急入院。

 

この治療開始時に6年間の経過を説明した上で、もはや抗癌剤が効く骨髄腫細胞がいなくなって耐性の腫瘍だけが残っている。今のところ、サリドマイドも効かずベルケイド+デカドロンのみが有効性を発揮している。

 

家族と相談して本人のしびれがあったとしてもVel+Dexで治療を・・・ということになりました。

 

しかし、現在の腫瘍量(LDH2000・・・汗)であればベルケイドの投与によって腫瘍崩壊症候群が起きる可能性は高く、それで致死的になるかもしれない

また、感染症の危険、間質性肺炎の危険など様々なリスクがある。本人の自覚症状・リスクも含めて治療をやる方向で行くのか、それとも最終的に腫瘍死するが、症状の増悪がないようにしてモルヒネなどで緩和ケアを主体としていくか…といったところ、家族は治療を選択され、しかも本人にはできるだけ厳しい話はしないでくれと言っていました。

 

で、ベルケイド+デカドロンを投与して・・・予測した通り腫瘍崩壊症候群がおきたのですけど・・・・。

 

言われた通りのことが起きたといって、納得していたはずの家族がカルテ開示を要求してきたのが良くわからないな・・・。

 

ま、いずれにせよ・・・好きにやってください。全然、やましいところもないですから教授もすぐにOKしてくださいました

 

ただ、家族の後ろに弁護士さんか何かがいるのかもしれませんけど・・もう好きにやってほしいですね。 ただ、こういうことが起きただけでやる気もなくなります

 

あの頃のBlogを読んでいただければわかりますが、毎日午前様で対応しているんですけどね

 

こんなことで訴えられるなら、それはそれで構わないですし…もうその時点でこの国の医療なんてそんなもんだと思います。

 

受診したときに3~4年しか中央生存では生きられないのが、6年間頑張られた。そして病気が進行して亡くなられた。それは悲しいですけど、どうしようもないこと。

 

多発性骨髄腫はまだ不治の病であり、治すことはできない(現在は)のだから頑張ってよい治療ができるまでいい状態を保っていくことを目標にするしかないと思うし・・・。

 

それが結果として亡くなられたことでカルテ開示なのであれば、好きにしたらいいと思います。

 

背後にどんな弁護士の方がついているのかは知りませんが、僕のやっていたことを全面的に否定できるのであれば、それは結果論のみです。

 

だって、医者(うちの血液内科全員)が結果を見て考えても、どうしようもないと思っているのに・・・ 弁護士さんがどんなに頑張っても「無理やり」以外には何もできないはずなんですけどね。

 

結果論で物事をついていこうというのであれば、このまま医療崩壊が起きてしまえばいい・・・と思ってしまいますよね

 

あ~あ。悲しいな~。自分がそういう目にあうと、納得がいかないと思われる医師の気持ちがよくわかりますね。まったく予想していないところから、「伏兵」が来た感じですね。

 

一生懸命頑張っても、やはり今の日本の医療は「結果が悪ければ訴訟」なんですかね?

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

だったら本当に患者さんが亡くなるような診療科は勤務医なんていなくなるに決まっているじゃないか?

やってられないな~。

イライラして、悔しくて、考えがまとまらないのでこのあたりで失礼します。

 

 

明日も忙しくなりそうですが頑張ります。

 

P.S まぁ、もしかすると「そういう目的」ではないのかもしれませんが、他にどういう目的があるだろうか・・・・とも思うところです。なんか本当に疲れますね。

コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ流行?

2009-08-19 00:43:27 | Weblog

さて、洗濯が終わるまでひとつ記事を・・・。

 

新型インフル、すでに大流行の兆し

8月18日19時30分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000906-yom-soci  

新型インフルエンザの感染がほぼ流行期のように拡大し、秋以降に懸念される大流行の兆しがすでに見られることが18日、国立感染症研究所の調査で分かった。  

9日までの1週間で、全国約5000の医療機関からの報告に基づく1機関あたりの患者数は、流行指標となる「1人」に相当する0・99人。全国推計6万人とされる患者のほとんどが新型の感染者とみられる。  

 

感染研によると、夏場のインフルエンザの流行は、調査を開始した1987年以来、例がない。5000医療機関を3~9日に受診した患者数は4630人で、前週(7月27日~8月2日)の2655人(1医療機関あたり0・56人)の約1・7倍に上った。  

都道府県別にみると、流行入りしたのは6都府県で、15日に死者が出た沖縄が突出しており、1医療機関当たり20・36人。次いで奈良(1・85人)、大阪(1・80人)、東京(1・68人)、長崎(1・50人)、長野(1・44人)の順。  安井良則・感染研感染症情報センター主任研究官は「これから主な感染源となる学校が再開し始めるので、注意が必要だ」と話している。

--------------------------------

そして、こちらの記事も・・・・。

 

<新型インフル>1軍で確定2人と疑似症1人 日本ハム球団

8月18日21時3分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000086-mai-base  

プロ野球日本ハムの1軍の選手らが新型インフルエンザに感染していたことが18日、分かった。北海道旭川市が発表した。確定患者が2人いるほか疑似症患者が1人いた。プロ野球選手の感染は初めて。  

日本ハム球団によると、旭川市内で検査を受けたスレッジ外野手(32)、宮西尚生投手(24)、福良淳一ヘッドコーチ(49)の3人がインフルエンザA型と確認され、さらに検体を調べていた。また、大野奨太捕手(22)と金森敬之投手(24)がインフルエンザA型に感染した。5人とも症状は軽症で、札幌市内のチームの合宿所に隔離措置を取る。  

球団の二十数人が診察を受けたが、ほかの選手は感染していなかった。  藤井純一球団社長は「試合の中止や延期は考えていない」と話した。ただ、当面の間、ファンと選手が交流するイベントを自粛する。【安田光高】

--------------------------------

インフルエンザに関しては…弱毒菌であっても一定の死亡率はあります。そういう意味ではワクチンがまだ投与できない状況で、今までに感染したことのない人が多く、国民の大部分が感染することを考えると…注意しなくてはならないと思います。

 

患者さんが多かったら死亡するような重症型になる人もいますし、脳炎を発症する方もいるでしょう。例え・・・0.001%の確率だったとしても…もっと低くても患者さんの数が多ければ、いろいろな患者さんが出てくるのは仕方がないです。

 

 

それに対応できるだけの医師数・看護師数は日本にはないですから、災害医療に準じたようなTriageが必要になるかもしれないですね。

 

感染には全員が気をつけなくてはならないですが、特に僕みたいな「易感染」状態の患者ばかりを担当する医師やそう言う病棟で看護をする看護師さんが感染したら目も当てられない・・・・。

 

 

外出したら手洗い・うがいを心がける。可能であれば飛沫感染防止のために、普通のマスクをつけること(感染防止というよりは感染源にならないためにも!)が必要かなと思います

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

一人一人が気をつけて一斉に患者さんが発生しないようにしたいものですね。

 

それでは、明日も忙しいので(というか今日ですね)また。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

数年は大丈夫:けど、増税は必要だろうな・・・・

2009-08-19 00:24:16 | 医療

こんばんは。

 

今、帰ってきました。

 

本当に最近の病棟は安定しています。非常に安定しているので(急変していても初期対応で切り抜けられる・・・Septic shockも2日で切り抜けたかな・・・・)、様々な作業を進めることができます。

 

安定していると書いておりますが、もうひと押しなんとかしてくれ~と思っている患者さんも多いです・・・・。

 

先日書いたATLの患者さんについても

「今、良いライン(GVHDが出そうで出ない)のはず。GvATLL効果が出るまでおおむね2週間はかかるというが、このままでなんとか治ってくれ~

と思いながらやっております。

 

他にもNo CRで臍帯血移植をした患者さんがいますが、BU/CY/VP-16の大量投与で骨髄はペンペン草も生えない程度まで落ちたでしょうし、漸く・・・生着しそうなそぶりを見せています。

 

このまま何とか治ってしまってほしい

 

・・・そう願いながらやっています。

 

 

さて、昨日の記事は眼科医の先生に不快な思いをさせたかもしれないので、大変申し訳なく思っております。診療報酬に関してはいくつも考えることがあります。

 

高福祉を求めるためには…ある程度の医療従事者数が必要ですし、それを可能とするのは病院などで十分な給与が払える体制になっていること・・・すなわち診療報酬の増額が必要なのですが、それは患者さんの負担・・・もしくは保険料を払っている人の負担が増すということになります

 

それをきちんと説明してからでないと…ただ、高福祉を唱えるだけではおいしいところだけアピールしていることになりかねません。

まぁ、いろいろ大変ですよね。

さて、今日最初の記事はこちらから。

各党マニフェスト 社会保障対策は?(2) 医師不足など段階的に解消へ-民主

8月18日21時44分配信 医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000013-cbn-soci

 

民主党は、「医療・介護の再生」をマニフェストに掲げている(民主党本部)  民主党のマニフェストでは、「医療・介護の再生」を掲げ、医師不足の解消や新型インフルエンザ対策、介護労働者の待遇改善などの政策メニューを列挙した。これらの政策を2013年度にかけて段階的に実施する方針を打ち出し、自公政権による「社会保障費2200億円削減」は撤回するとしている。一連の政策に必要な総額16.8兆円の財源は、税金の無駄遣いや天下りの根絶などによって生み出すとしており、消費税の増税には言及していない。  

 

医療関連では、医療崩壊を食い止めるため、医師や看護師などの増員に努める医療機関の入院による診療報酬を増額する。 同時に、医師など医療従事者を増員し、質を高める。医師については、大学医学部の定員を1.5倍に増やし、人口当たり医師数をOECD平均にまで引き上げることを目指す。 

 

また、救急、産科、小児、外科などの医療提供体制を再建するため、地域医療計画の抜本見直しを行う。同時に、妊婦や患者、医師が安心して出産や治療に臨めるよう、現在は産科に限られている無過失補償制度を全分野に拡大する。  

 

後期高齢者医療制度については、「年齢で差別する制度」と批判し、「廃止」の方針を明記した。廃止に伴う国民健康保険の負担増は国が支援するとしている。さらに、被用者保険と国民健康保険を段階的に統合し、将来的に地域保険として一元運用を図る方針も示した。  

 

新型インフルエンザ対策では、危機管理・情報共有体制を再構築するため、ガイドラインや関連法制を全面的に見直すとともに、診療や相談、治療の体制の拡充を図る。ワクチン接種体制も整備する。 

 

肝炎については、患者の世帯の市町村民税課税年額に応じて月額1万円から5万円となっているインターフェロン治療の自己負担限度額の上限を一律1万円にする。同時に、治療のために休職する患者の生活や、インターフェロン以外の治療への支援も行う。 

がん対策としては、乳がんや子宮頸がんの検診受診率引き上げを目指す。子宮頸がんについては、ワクチン任意接種も促進する。このほか、化学療法専門医や放射線治療専門医、病理医などを養成する。  

 

一方、介護関連では、介護が必要な高齢者に全国どこでもサービスを提供できる体制づくりを目指す。具体的には、認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。また、政府が進めている「療養病床削減計画」を凍結し、必要な病床数を確保する。

--------------------------------

税金の無駄遣いの削減や天下りの根絶というものは非常に重要なことだと思います。しかし、同時にやってしまうと優秀な人間が官僚になるのかという危惧もありますが・・・・・

まぁ、必要なことなのでしょう。

 

優秀な人間が行政に関わるための処置が行われることを祈ります。

 

 

さて、医療費の増額…診療報酬増額などが書かれていますが、民主党の予想通りに数年間医療費がこれで賄えたとしても…将来的に必ず「増税」が必要になると思います。

それは誰が考えても明らかだと思いますので…もしかするとそのために発言がないのかもしれませんが、国民にきちんと説明しなくてはならないのではないだろうかと思ったりします。

 

最初から増税ではなくて、きちんと余分なところを削ってから増税を始めます。しかし、恐らく増税は必要になると思います…くらいの説明は必要ではないでしょうか。

 

医師数も看護師数も足りない(実働人数)今の日本。それだけでなく、実際に患者さんになったときに・・・これを高額医療費だとしても月に6~8万取られて・・年間に100万以上医療費として必要になると・・生活ができなくなる・・・・という疾患への補助。例えばCML・・・。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

いろいろと患者さん・・・国民のために必要な処置が多数あると思います。

 

それを成し遂げるビジョン・・・その財源が示されれば民主党に一度政権を・・という話になるかもしれないですね。

 

さて、今洗濯中なのでもう1個記事を書きます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外科医もいなくなる! 血液内科医もいなくなっています(笑

2009-08-18 00:48:36 | 医療

こんばんは

 

今日もいろいろと忙しい毎日でした。まぁ、それでも昼、夜と食事はしていますし…悪化したところからクリアして行っているのですが・・・

 

いろいろ、患者さんのことでやっているうちに22時過ぎになり、いろいろDataをまとめていたら0時を回ったので帰ってきました。

 

Dataをまとめるというのも将来的に人の役に立つ可能性があるので大切なことだと思うのですが、なかなか難しいですよね。

 

臨床も研究もやるのは面白いし、考えるのも好きなんですけど・・・まとめるのは苦手・・・というか「う~ん」、という感じです。

 

で、今帰ってきたわけですが・・・・ 蝉の声が本当に夜の方が響きますね

 

静けさや・・・夜(岩)にしみいる~

なんて、バカなことを考えていたら足元でセミの鳴き声とじたばた跳ねまわる音が・・・・

 

びっくりした。踏まなくてよかった・・・・(汗

 

とりあえず、今日はこちらの記事から

 

外科医がいなくなる? 過酷な勤務状況で若手の外科離れが進行

8月18日0時9分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00000501-san-soci  

産科や小児科の医師不足が叫ばれて久しいが、ここ数年、“花形”ともいえる外科医の減少が目立っている。長時間に及ぶ手術や当直など勤務状況が過酷であるにもかかわらず、報酬はそれに見合わないことなどを嫌い若い医師の外科離れが進んでいるという。こうした状況を懸念した医療関係者は、NPO法人「日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会」を発足させた。外科医を増やすための情報発信や待遇の改善を国に訴えていくという。(長島雅子)  

■じわじわ進行…  

厚生労働省の調査によると、平成18年までの10年で医師総数は約15%増え26万3540人。一方、外科系(外科、心血管外科、呼吸器外科、小児外科)は約8%減の2万6075人。これまで医師不足が指摘されてきた産婦人科(産科、婦人科を含む)の約6%減よりも減少幅が大きい。一方、小児科は約10%えている。産科と小児科の「医療崩壊」の影で外科医の減少がじわじわと進行していたのだ。  

 

外科医の中でも29歳以下の若手医師数をみると、16年の医師数は2184人で、8年の調査に比べて1000人以上も減少している。若手の「外科離れ」が目立っている。  

 

外科医の大多数が加入する日本外科学会の新規会員数も昭和60年以降減少傾向にあるという。平成20年の新規会員は前年に比べ78人少ない832人だった。同学会は「このままでは近い将来、深刻な外科医不足が起こることは避けられない」と危機感を強める。  

■6割が当直明け手術  

同学会が外科医1276人を対象に実施した18年の調査(複数回答)によると、外科医が考える志望者の減少理由として、「労働時間が長い」(71・9%)がトップ。これに「時間外勤務が多い」(71・8%)、「医療事故のリスクが高い」(68・2%)、「訴訟リスクが高い」(67・3%)、「賃金が少ない」(67・1%)が続く。  

 

調査を行った大阪大学の門田守人(もんでん・もりと)副学長は「医学の進歩により手術が高度化し、医師一人にかかる負担は重くなっている」と指摘する。  同学会が18年に実施した調査(1355人回答)の結果は、過酷な勤務実態をあぶり出した。  

 

「当直勤務明けに手術に参加しているか」との問いには、31%が「いつもある」と回答。「しばしばある」も28%にのぼり、約6割が当直明けに手術をこなしているのが現状だ。  

 

門田副学長によると、病院に勤務する外科医の週平均労働時間は労働基準法が定める時間を大幅に上回る69時間。一方、診療所の医師は48時間。しかし、病院に勤務する医師の収入は診療所の医師に比べ約2分の1にとどまっている。  

 

また、治療結果に不満を持った患者が訴訟を起こすケースが産科に次いで2番目に多く、リスクを伴う治療を避ける萎縮(いしゅく)医療を招いているという。  

 

■今は崩壊前夜  

7月10日に開かれた「行動する会」の発足式では同会監事で東北大病院の里見進院長が「今は40代の医師が支えているが、外科医療は崩壊前夜だ」と現状を説明した。国は21年度から医学部の定員数を増やしている。しかし、門田副学長は「外科医が一人前になるには10年以上かかる。その間、外科医不足を解消するためにするべきことは多い」と指摘する。  

門田副学長は解決策として、(1)勤務環境の整備(2)労働内容にみあった報酬の実現(3)医療事故が起きた場合、原因を究明する医療版事故調査委員会の早期設置-などを挙げている。

--------------------------------

実際、当たり前の話ですが・・・・15分で手術が終了する白内障の手術と、数時間かかる外科手術が診療報酬が同じくらいだったりします。

同じ医師をするならば外科医より眼科医・・・と思う若手の医師がいても不思議はないと思います。

 

 

もちろん眼科医の診療報酬が高いのではないかというわけではありません。

外科医の診療報酬が低い・・・もしくは仕事量に見合ったものではない・・・というところでしょうか。

 

 

僕たち血液内科医も時間外勤務などが多くなるなど、しんどい診療科の一つです。どれだけドタバタと働いていようと、重症の患者さんを多数見ていようと・・・診療報酬は変わりませんし、技術料も変わるわけではなく・・・・すなわち給与その他も変わらないということになります。

 

 

日常生活(僕は1年間大学にいて、一日も病棟に行かなかったのは昨日を含んで4日間だけです)も犠牲にしつつ、患者さんのために尽くす。それは素晴らしいことだと思いますので、もう少し自分の時間がとれるのであれば悪くはないと思っています。

 

 

ただ、本当に時間というものはすべての人に等しく与えられた「有限の財産」ですので、それを極限まで他人のためにつかっていく以上は、多少なりとも他の面で「待遇改善」を求めるのもある意味普通ではないかと思うのです。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

 

もしくは、時間的な意味で改善させるのか・・・・。

 

時間に関して改善と書くのは理由があります。本当に70時間程度(と言っても、週5日とすれば14時間平均ですか・・・)というのがどの程度の医師層かな・・・と思っています。

 

上の平均・・・というのに、本当の若手は入っていないでしょうし(忙しくてそんなのに答えている暇がない)、ある程度時間のある医師の方が答えている人の中に多いのではないかと思うからです。

 

まぁ、そういう場所もあるのかもしれませんが…多くは忙しく働いていると思います。

 

そういうことをこの記事を読み感じました。

 

それでは、明日もありますので失礼します

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

90分ですら難しい:国民の負託にこたえ続ける困難さは?

2009-08-16 22:27:32 | 複合記事

3か月ぶりに1日ゆっくりしています。

 

僕も睡眠時間は3時間でよいと言ってのける方(最近、きつくなってきましたw年ですかね)ですが、看護師さんが「2時間寝れればとりあえず大丈夫」と言っていたのを聞き、「とりあえず、寝れる時にゆっくり休みなさい」と言いました。

 

看護師さん不足でとんでもない勤務体制になっているような気がします。夏休みを確保するためにはどうしてもしわ寄せがくるようですね。

 

それでは、もうひとつ記事を紹介します。

この話の中にいろいろなものを垣間見たのは僕だけでしょうか・・・?

 

“フリムン党首”ゴリ監督、街頭演説で作品アピール

8月16日17時9分配信 オリコン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090814-00000022-oric-ent  

お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが監督を務める映画『南の島のフリムン』(8月29日公開)のイベントが16日、東京・新宿で行われ監督をはじめキャスト陣らが“選挙演説”形式で観覧を呼びかけた。ゴリ監督は“フリムン党首”として「16日間だけ吉本からスケジュールを貰い、5年分かけた出来栄えになった。人生の90分間だけこの映画にください!」とアピール。自身も主演としてスクリーンに登場するが「やっぱり自分の演出には甘くなっちゃうよね」と、監督・主役の両立の難しさを吐露した。  

 

マニフェストとして「笑顔になれて、心がホッコリする作品です!」と通行人に向かってアピールしたゴリは「ペットでもいいから、今は1人でも観てほしいという気持ち。(演説は)わらをも掴む思い……(街頭で)演説している人の気持ちが理解できましたね」。一方、初の監督業については「いつもは15分のコント(を作って)で笑わせているけど、90分も飽きさせない作品となると……」とその難しさを説明。また「みんなが(演出を)聞いてくるし、やっぱり(監督は)聖徳太子みたいな職業。僕はダメですね」と苦笑した。  

 

また、現場でのゴリの監督ぶりについて相方・川田広樹は「テレビに出る顔とは完全に違っていた。『用意、アクション!』ってハリウッド気取りでやたら言うのに腹が立ちましたよ」。監督から直接メイクされたというAKINAも「いつもとは、別人のようでした。(メイクされて)ドキドキしちゃいましたよ~」と話したこともあり、ゴリが慌てて「顔以外は全然触ってませんから!セクハラじゃないし!」と取り繕う一幕も。  

そのほかイベントには板尾創路、具志堅用高、エド・はるみらも参加した。

--------------------------------

この記事の中で「街頭演説する人の気持ちが理解できましたね」という部分があるが、全く同じではなくてもおそらく似たような気持では「アピール」しているのだろうな~と思います。

 

そんな中でゴリさんが思っているようなことを政治家の人が思っているのだろうか・・・と思うことがある。

 

それは「いつもは15分のコント(を作って)で笑わせているけど、90分も飽きさせない作品となると……」という部分です。

 

これは街頭演説とは関係はないですけど、15分で楽しませるものよりも90分飽きさせないことは難しい。僕もそう思います。

 

街頭演説を行うなど、選挙期間に一生懸命アピールをするわけですけど・・・政治家の人がこの期間に一生懸命話をし、自分(たち)の考えをしってもらうわけですが・・・・。

 

自分たちが国民の負託にこたえ続けていくことの難しさを、政治家の人たちはその困難さを感じているのかしら…と思うわけです。

 

国会議員になってしまえばこっちのもの・・・と思ってはいないだろうか?

選挙活動中と同じような必死さがあるだろうか?

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

時々国会の中継されているときに「クーピー」寝ている姿を見たりすると、心の底から「議員なんて辞めてしまえ!」って思ったりすることもあります。

 

まぁ、疲れているのかもしれないですけどね・・・・

 

いずれにせよ、このゴリさんの記事を読んで、そんなことを持った次第です

 

明日からまた日常業務が始まります。

 

今、同時に行っている同種移植は今のところはうまく行っています。何が起こるかわからないのが骨髄移植ですが、予測の範囲を超えないでいてくれているようです。

 

ATLの患者さんの移植は全身状態は落ち着きましたが、ATLの細胞が少しくすぶっているようで「チラチラ」でてきています。

 

GvATLL効果はかなり高いとされてきていますので、少しずつ免疫抑制剤の濃度を下げてきていますが・・・GVHDは今のところでてはいません。まだ、移植後30日くらいだからGVHDの方が怖い(死にますからね。GVHD)のですが、患者さんの家族と話をして少しずつATLLを消す努力をしています。

そうでないと、移植をした意味がない・・・。 ただ、まだくすぶっているだけならば・・・2週間くらいかけてGVL効果が出てくるのを期待して待ちたいと思います。

 

そういった「患者さんの命」を預かっているという緊張感の中で・・・さらに様々な事務仕事が加わってきます。ちなみに誰も事務仕事なんか好きな人はいないかもしれませんが、僕は大っきらいですw

 

医療は楽しいので時間も忘れて取り込みますし、勉強もしますが・・・

 

どうしても新薬の「全例調査」と言われても・・・なかなかそういったのを書けないでいたりします。 保険の書類は患者さんの不利益になるので是が非でも書きますが、薬屋さんの書類は二の次になってしまうのですよね・・・。

 

まぁ、明日からまた頑張ります。目の前に患者さんがいますので・・・。

 

では~

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田中真紀子氏、民主党入党:是非はともかく一つの選択

2009-08-16 21:35:35 | 国会議員・地方議員連盟

こんばんは

 

今日はゴールデンウイークの時以来・・・久しぶりに病棟に顔を出さずに過ごしております。

 

とりあえず「ナイトミュージアム2」を見に行き(あ~いう映画だったんですね)、軽く運動をして汗を流しました。

こんな時しか運動もできませんので。

まぁ、のんびりと過ごしています。

 

 

さて、今日は田中真紀子さんの民主党入党の話から・・・。

 

田中真紀子氏「組織にいなければ」

8月15日19時36分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090815-00000557-san-pol  

無所属で元外相の田中真紀子前衆院議員(65)=新潟5区=は15日、新潟県長岡市内のホテルで民主党の鳩山由紀夫代表とともに記者会見し、民主党への入党を発表した。夫で無所属の田中直紀参院議員(69)も民主党入りした。「真紀子人気」を選挙の追い風としたい民主党と、選挙後の影響力を確保したい真紀子氏の思惑が一致したようだ。  

 

民主党筋によると、入党は真紀子氏が持ちかけ、小沢一郎民主党代表代行らの仲介により、10日に鳩山氏と都内の事務所でひそかに会談。民主党は14日に入党と公認を決めたという。  

 

真紀子氏は記者会見で「小人数では有権者に約束したことを実現できない。(衆院選後は)確実に2大政党になるので組織にいなければならない」と入党理由を説明。渡辺喜美元行改担当相からも「みんなの党」への入党を誘われたことを明かした。  

 

一方、鳩山氏は「真紀子氏の入党は大変うれしい。メディアに対し、民主党の政策を発信してもらえる」と強調。民主党政権での真紀子氏の入閣についても「大変発信力の強い方なので大いに頑張っていただきたい」と含みを持たせた。  

真紀子氏は秘書給与疑惑により自民党から2年間の党員資格停止処分を受け、平成14年に議員辞職。15年の衆院選に無所属で当選後、衆院会派「民主党・無所属クラブ」に入った。

--------------------------------

田中真紀子さんの民主党入党の是非はともかく、現時点では「何かを成し遂げる」ために組織に入るというのは一つのやり方ですし、選択だと思います

 

 

田中真紀子さんの過去の経歴から「組織におさまる」人なのかどうかはわかりませんが、組織を使って「物事を成し遂げる」ということは重要なことだと思います。

 

一方で、組織に入れないタイプ・・・一匹狼タイプの方もいると思います。

 

そういった人の意見を吸い上げていけるかどうか・・・それも重要なことではないかと思っています。

 

まぁ、一匹狼タイプが組織に協力するという形にはならないのでしょうけど、その意見を拝聴して・・・国民のために生かす・・・というところでしょうか。

 

因みに今日、知人と少し話をしていたのですけど「現時点では民主党も自民党もない」という話になりました。

 

どちらも上辺だけで「国民をだまそうとしているのに変わりはない」という結論です

 

まぁ、騙そうとしているというよりは「相手に勝つ」ことばかり意識しているために「メリット」ばかりを強調して「デメリット」を話していない・・・ということでしょうか。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

他にもいくつか意見はありますが・・・・。

 

さて、もう1個か2個・・・記事を書きたいと思います

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする